舞台「東京リベンジャーズー天竺編ー」大阪にて開幕 第5弾2025年夏上演

『週刊少年マガジン』(講談社)で連載されていた、和久井健の人気漫画を原作とする舞台『東京リベンジャーズ ―天竺編―』が8月29日(木)、大阪・森ノ宮ピロティホールにて開幕。その記者会見と公開ゲネプロが同日開催された。

同作は、どん底の人生を送る 26 歳のダメフリーター・花垣武道が、中学時代の人生唯一の彼女だった橘日向の悲劇的な運命を変えるため、2017 年から 2005 年へタイムリープし、悪党連合“東京卍會(東卍)”の一員としてさまざまな戦いに身を投じていく物語。第 4 弾となる今作では、東卍とその最大の敵・天竺の抗争、壱番隊隊長に就任した武道が立たされる苦境、東卍の総長である“マイキー“こと佐野万次郎の心が闇へと落ちていくきっかけなどが描かれている。

そんな今作の記者会見に出席したのは、花垣武道役の木津つばさ、佐野万次郎の松田 凌、東卍の壱番隊副隊長・松野千冬役の植田圭輔、東卍の副総長である“ドラケン”こと龍宮寺 堅役の陳内 将、マイキーの因縁の相手である天竺総長・黒川イザナ役の北村 諒の5名。33 名のキャストによる鬼気迫るバトルが展開するなど、さらにスケールアップした第4弾について、木津が「前回よりもキャストが多くなったこともあり、“リベステ”(舞台『東京リベンジャーズ』の略称)もどんどん進化しています。新しいキャストのみなさまによる、新しい風を感じながら稽古させていただきました」と充実した表情を浮かべると、松田も「とても洗練されてきた印象があります」と自信を口にした。また“リベステ”初出演となる北村は、「稽古では、ここまで舞台『東京リベンジャーズ』を作り上げてきたみんなの熱量や絆を感じることができました」とチームワークの素晴らしさが印象に残っていると語った。

続いて見どころについて、植田が「この物語で武道は、ジェットコースターのような感情を背負っています。余韻、余波が残る作品になっているのではないでしょうか」と武道のドラマについて挙げると、陳内は「可動式のセットなど舞台装置に力が入っています。観ていて『すごい』となるのではないでしょうか」とステージ演出もポイントであると話した。

記者会見の最後には、松田が「僕は演劇の力を信じています。自分も、舞台を観に行って夢を与えられた人間です。みなさまの目の前で俳優たちが総合芸術を演じている感動は、言葉にしがたいものがあるはず。そういう瞬間を楽しみにしてください」とメッセージをおくると、木津も「舞台上で一人一人が繋がっていく様や、汗や涙などの心の叫びは、劇場でしか体感できないはず。舞台『東京リベンジャーズ』で描かれている、登場人物たちの生き様を観て欲しい」と力を込めた。

記者会見後には、公開ゲネプロを実施。物語は、前作の舞台『東京リベンジャーズ ―聖夜決戦―』で東卍の仲間を裏切った
参番隊隊長・稀咲鉄太(結城伽寿也)が追放される場面からスタート。そんな稀咲が暗躍し、イザナを擁する天竺が次々と東卍のメンバーを襲撃。東卍は壊滅の危機へ陥っていく。
ステージ上だけではなく、客席も使って繰り広げられるアクションシーンの数々は迫力たっぷり。特に東卍を追い詰める天竺の凶暴性には、観客も身震いさせられるのではないだろうか。

加えて今作では、各登場人物の、怒り、憎しみ、悲しみ、嫉妬などの感情がより奥深くあらわされている。タイムリープをするたびに状況
が悪化してしまうことに、もがき苦しむ武道の姿。信頼しあっていたはずの東卍のメンバーたちの関係性に亀裂が走っていくところ。そして、それぞれの生き方を変えてしまう残酷な出来事。先行きが読めない衝撃的な展開の数々に目がくぎ付けになるはず。
舞台『東京リベンジャーズ ―天竺編―』は 8 月 31 日まで大阪・森ノ宮ピロティホール、
9月4日から9月16日まで東京 IMM THEATER で上演。また第5弾が2025年夏に上演されることも発表された。

『東京卍リベンジャーズ』とは
2017年、26歳のダメフリーターとして人生どん底の生活を送っていた花垣武道が、ある日ニュースで中学時代の人生唯一の彼女だった橘 日向が弟の直人とともに悪党連合“東京卍會(東卍)”の抗争に巻き込まれ死亡したことを知る。
翌日、バイト帰りの武道は電車のホームから何者かに突き飛ばされ転落してしまう。死を覚悟した武道であったが、目を開くと人生の絶頂期だった12年前の2005年にタイムリープし、中学生に戻っていた。
恋人を救うため、逃げ続けてきた自分の人生へのリベンジを開始する!

概要
舞台『東京リベンジャーズ ―天竺編―』
日程・会場
大阪:2024年8月29日(木)〜8月31日(土) 森ノ宮ピロティホール
東京:2024月9月4日(水)〜9月16日(月・祝) IMM THEATER
原作:和久井健『東京卍リベンジャーズ』(講談社「週刊少年マガジン」KC所載)
脚本・演出:伊勢直弘
キャスト
花垣武道:木津つばさ/黒川イザナ:北村諒/佐野万次郎:松田凌/
松野千冬:植田圭輔/龍宮寺 堅:陳内 将/稀咲鉄太:結城伽寿也/鶴蝶:岩城直弥/
乾青宗:西銘駿/九井一:坪倉康晴/灰谷蘭:小南光司/灰谷竜胆:高橋祐理/
武藤泰宏:兼崎健太郎/柴八戒:田中涼星/河田ナホヤ:大見拓土/河田ソウヤ:大見洋太/
橘日向:根本流風(アイオケ)/橘直人:野口準/佐野エマ:伊藤萌々香
アンサンブル:次原恭兵/瑞野史人/松山拳也/織田俊輝/田邊謙
椎野コウスケ/村上歩夢/清水優志/榮桃太郎/川合立統/杉森功明/平島由章/松岡凜/成尾征吾/森山大志
主催:舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会
制作:Office ENDLESS
問合:info@officeendless.com(平日10:00〜17:00)

公式HP:https://officeendless.com/sp/revengers_stage/

©和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会
©Ken Wakui, KODANSHA / TOKYO REVENGERS Stage Production Committee.
©KW,K/TRSP