2022年1月放送されたオリジナルTVアニメーション『リーマンズクラブ』。ライデンフィルム制作のオリジナルTVアニメで、バドミントンの実業団選手を題材とし、サラリーマンの日常及びスポーツ選手のドラマの2面を描いた作品。そして、同名を原作とする舞台『リーマンズクラブ』が、2024年9月にシアターサンモールにて上演。メインチーム【サンライトビバレッジ】では、白鳥尊役を 田淵累生 、宮澄建役 を根本正勝、佐伯蒼汰役を中尾拳也、佐伯橙也役を永島龍之介、竹田浩輝役を谷水力が演じる。
シャトルの音、歓声、それから始まる。白鳥尊（田淵累生）は強豪実業団チーム「ミツホシ銀行」でバドミントンの選手をしていたが、クビに。衝撃的な場面、落ち込む本人、だが、サンライトビバレッジから誘いがきて、所属することに。初出勤、路上で酔っ払いが。そして会社に着くと、その酔っ払いが！同じ会社、しかも仕事でもバドミントンでも”バディ”を組むことに、彼の名前は宮澄建（根本正勝）、とにかく豪快、気さくだが少々暑苦しい、声も大きい（笑）。だが、営業成績もよく、30超えだが、運動神経は抜群。バドミントン部には品質保証部に所属する佐伯蒼汰（中尾拳也）、企画部に所属する蒼汰の弟の佐伯橙也（永島龍之介）、営業部の竹田浩輝（谷水力）、なかなか個性的なメンツ。監督は大野安臣（今井孝祐）、正直カタギには見えない風貌だが、選手たちの信頼は厚い。
白鳥尊にとっては慣れない会社員としての仕事に、しかも弱小チーム。サンライトビバレッジは強豪チーム・ユニシックスとの練習試合、尊と建は、男子ダブルス世界ランキング2位の霧島隼人（千田京平）・荻野目大樹（嶋崎裕道）ペアと対戦することに。いきなりの試練。また仕事でも新商品企画コンペがあったり。尊は仕事でもバドミントンでも様々な課題にぶち当たる。しかも尊はインターハイでトラウマを抱えていて思うようにプレーができない。そんな中、全日本実業団バドミントン選手権大会が開幕。サンライトビバレッジは順調に勝ち上がっていくが、次なる相手が強豪「トマリ運輸」。その中に、高校時代の元ペア・立花梓馬（松田将希）の姿が。尊は動揺する…と言うのが今回の物語。
基本的には彼らは皆、サラリーマン、尊は二十歳手前、慣れない仕事、パソコンを人差し指だけで打つシーンはちょっと笑えるが応援したくなる。建はとにかく明るい、明るすぎて少しウザいが「いる、いる、こういう人」と共感するはず。完璧なルックス、写真集も出すことになる霧島隼人、自信に裏打ちされたプライドがちらほら見える。そして尊のトラウマの原因となった立花梓馬、高校当時は神童と呼ばれていた尊とダブルスを組むことに少々引け目も感じていたが、尊のトラウマの原因となったある”事件”、バドミントンに対しても人に対しても真摯に向き合う姿勢、彼もまた、そのことを”抱えていた”。尊と試合で対峙、そのプレーは感動。皆、熱血バドリーマン！サラリーマン、そしてバドミントン選手、どっちも全力で！！
試合の勝敗はアニメを視聴していればわかるが、勝敗よりもそこに描かれている人間模様、感情、大きく頷けるところが多い。また、試合シーンは文句なく見どころ。ラケットさばきも見応えあり、ノンストップの2時間、休憩なしで一気に見せる。
日程は 9月5日～11日の全7日間11公演、うち6公演はそれぞれ出演者を変えたアフタートークを開催。
イントロダクション
天才的な観察眼で、バドミントン選手として活躍していた 白鳥尊 。
しかし、インターハイでのトラウマが原因で、思うようなプレーができずにいた。
社会人選手として所属していた強豪チーム・ミツホシ銀行をクビになった尊。
選手としての再起をかけて、サンライトビバレッジに入社した彼を待ち受けていたのは、
慣れない会社員としての仕事に、結果の出せていない弱小バドミントン部…。
おまけで、ガサツで、声がでかくて、やたらと距離の近いおっさん… 宮澄健。
元・天才の新人社会人と、豪快おっさん ″バドリーマン″
何もかもが正反対のコンビが生まれたとき、諦めかけていた夢が、ふたたび幕を開ける。
概要
日程・会場：2024年9月5日(木)～11日(水) シアターサンモール
配役
◆サンライトビバレッジ◆
白鳥尊：田淵累生
宮澄建：根本正勝
佐伯蒼汰：中尾拳也
佐伯橙也：永島龍之介
竹田浩輝：谷水力
大野安臣：今井孝祐
◆トマリ運輸◆
立花梓馬：松田将希
外崎士龍：星璃
間柴勇歩：深澤悠斗
猿橋佑慧：桑野晃輔
郷倉虎徹：守上慶人
◆ユニシックス◆
霧島隼人：千田京平
美空綾斗…山本亮太
荻野目大樹…嶋崎裕道
八神純…高橋輝仁
夏木陵…木村優良
アンサンブル
福田拓也
遠山義弥
長田泉里
貴瀬ハルキ
桐谷直希
スタッフ
脚本・演出：久保田唱（企画演劇集団ボクラ団義）
原作：Team RMC／監督：山内愛弥／シリーズ構成：内海照子、山内愛弥／キャラクタ原案：ヤスダスズヒト／キャラクターデザイン：まじろ
美術設定：佐藤正浩（ヘッドワークス）／美術監督：甲斐政俊／美術背景：スタジオKAIMU／色彩設計：小野寺笑子／2Dワークス：渡部岳、中島俊、旭プロダクション デザイン部／3Dワークス：FelixFilm／撮影監督：長谷川奈穂／撮影：旭プロダクション／編集：長谷川舞（editz）／音楽：fox capture plan／音響監督：本山哲／音楽制作：グロービジョン／アニメーション制作：ライデンフィルム／製作：サンライトビバレッジ広報部
舞台『リーマンズクラブ』公式サイト： https://rymansclub.delight-company.com/
舞台『リーマンズクラブ』公式X（旧Twitter）：@RymansclubStage
TVアニメ『リーマンズクラブ』公式サイト： https://rymansclub.com
TVアニメ『リーマンズクラブ』公式X（旧Twitter）：@rymansclub_PR
(C)︎2024舞台「リーマンズクラブ」製作委員会 (C)Team RMC／サンライトビバレッジ広報部
