えびはら武司の自伝的作品『まいっちんぐマンガ道〜藤子スタジオアシスタント日記〜』の第4話が、10月9日〜13日にサンモールスタジオにて上演される。
原作は1980年に連載をスタート、その後もアニメ化や実写映画化などを続けたヒット漫画〘まいっちんぐマチコ先生〙の作者であるえびはら武司の自伝的作品〘まいっちんぐマンガ道〙。
これををシリーズ舞台化。
ファンから初めてのアシスタントになったことで『藤子不二雄の最初の弟子』といわれるえびはら青年の藤子不二雄スタジオ入所から漫画家になる決意を固めるまでを第1話。その後、第2話は藤子スタジオでの日々を中心に手塚治虫を始めとする伝説的漫画家が活躍をする中で次世代の漫画家を目指す主人公とそのライバルであり励まし合う同志でもあるアシスタント仲間たちとの青春の物語。
第3話は普及の名作ドラえもんの世界的な大ヒットへの道とその胎動に立ち会った主人公が藤子スタジオを飛び立つまでの物語。
今回の第4話はえびはら武司の漫画家人生の総決算として、師である藤子不二雄への、そして人生を捧げたマンガ道への感謝を込めたシリーズ完結編。
脚本&演出を鳳恵弥が継承、IKKANは監修となる。
主人公えびはら武司は1話からの亀吉、藤子F不二雄こと藤本弘はJAEの横山一敏。
横山一敏はスーツアクターとして戦隊物では何作もレッドを担い、レッド役の俳優からも尊敬を集める伝説のスーツアクター。
鳳もドラえもんのモデルになったと言われるある作品に登場する猫をモデルにし、シリーズの人気キャラクターとなっているピート君として出演もする。
オリジナル主題歌は現在目下ヨーロッパツアー中のFLOWのTAKEが担当。
原作のえびはら自身もチラシも完全描き下ろし、これまで仮名で行ってきたところも全て原作と揃えて実名で行うという力の入れよう。
また、世界中の子どもたちに夢と笑顔を届けた藤子不二雄と藤子スタジオの皆さんに敬意を表し、中学生以下は無料招待。
あらすじ
〘まいっちんぐマチコ先生〙というヒット作を生み出し、単行本累計300万部、アニメ化、実写映画化と漫画家として大成功を収めたえびはら武司。
今日もファンのみんなと楽しい宴を開いていた武司に1本の電話が入る、それは学生時代より武司に弟子入りし、その後自身も漫画家としてデビューし成功を収めていた御茶漬海苔だった。
そんな弟子の電話から少年時代より漫画家に憧れ、尊敬する藤子不二雄に弟子入りをした自身の藤子スタジオアシスタント時代を思い出す。
画業50年を迎えた漫画家えびはら武司が自身の漫画家人生を振り返る中で、恩師藤子不二雄への感謝と共に、寝食をも忘れてガムシャラに夢を追いかけることの大切さを今の若者たちに伝える青春マンガ道。
概要
舞台
『まいっちんぐマンガ道〜明日への扉』
※中学生以下無料招待公演
日程・会場:2024年10月9日~13日 8公演 サンモールスタジオ
原作:えびはら武司(藤子スタジオアシスタント日記~まいっちんぐマンガ道~)
演出&脚本:鳳 恵弥
主題歌/劇中音楽:TAKE(FLOW)
出演
亀吉
ましろ悠(F)/渋木美沙(A)/
久保沙由李/小島里奈/東大源/
ランディ井上/熊本あかり/若宮恭平/
鳳恵弥/
横山一敏