本田康祐 大西桃香 宇野結也 佐倉初 etc.出演「戦国妖狐 THE STAGE 世直し姉弟編」開幕

「戦国妖狐 THE STAGE 世直し姉弟編」開幕した。
2008年から『月刊コミックブレイド』(マッグガーデン)にて原作・水上悟志により連載され、`24年1月よりTOKYO MX /ABCテレビ/メ〜テレ//S朝日にてアニメがOA。
人間好きの妖狐・たまと、人嫌いな仙道・迅火の“義姉弟”が、「精霊転化」の力で闇(かたわら)と戦う迫力満点のバトルアクション。

主役の山戸迅火役にはボーイズグループOWVのリーダー本田康祐。迅火の義姉・妖狐たま役にはAKB48を卒業したばかりの大西桃香。兵頭真介役には宇野結也、灼岩役には佐倉初。そして殺陣師も務める中村誠治郎を真介の師となる雷堂斬蔵役に、迅火たちと敵対する断怪衆四獣将として、氷岩役に元AKB48の北澤早紀、道錬役に内堀克利、烈深役に輝海、神雲役に笠原紳司と、演技とアクションを評価される俳優陣、物語の鍵を握る野禅役には、圧倒的な存在感を持つ名優・萩野崇。
脚本・演出は伊勢直弘、振付にA.B.C-Zの五関晃一。
プロローグの後、すぐにオープニング、アニメのオープニングテーマ曲「HEBANA」が流れ、登場するキャラクターが次々と。それから物語が動き出す。

時は永禄7年、西暦1564年。人の営みの傍らに闇(かたわら)と呼ばれる魑魅魍魎・妖怪変化たちが息づく戦国時代。齢200年を生きる人間好きの妖狐・たま(大西 桃香)と、縁あって義姉弟となった、人間嫌いの仙道(仙術使い)の迅火(本田康祐)、「世直し姉弟」を名乗って、人に仇なす闇・障怪(さわり)退治の旅をしていた。そんな折に二人は兵頭真介(宇野結也)と出会う。この兵頭真介、武者修行中だが…まっすぐな気性の持ち主だが、少々ヘタレ。たまは正義感が強く、人間好き。迅火は、過去に友を人間に殺されたことをきっかけに人間嫌いに。迅火の力に惹かれた真介は同行を決意する。この3人を中心にしてストーリーは動く。旅の途中で灼岩(佐倉初)に出会う。彼女は断怪衆によって作られた「霊力強化改造人間・実験体」。元は霊力の素質がある「芍薬(しゃくやく)」という名の村娘。この灼岩が加わり、4人、行動を共にするようになる。

アニメを視聴していれば、物語の展開はわかっているが、舞台化にあたっての様々な”技”をどうやって表現するのかが気になるところであろう。映像と効果音、そして難易度の高いアクション、殺陣。雷堂斬蔵(中村 誠治郎)、風を操る魔剣・荒吹を駆使、ここのシーンは目にも止まらぬ速い殺陣、アクション、そして照明、音、映像(撮影できない!)!また、呑み比べの場面はユーモアたっぷり。

そして、身重の女性・おこうを匿っている小屋、烈深( 輝海)が悪どい手段で小屋もろとも…その時、灼岩が自分の身を挺して戦うシーンは迫力、そして涙。

若手の勢いのある芝居、アクション、そして野禅演じる萩野 崇や道錬役の内堀 克利、神雲の笠原 紳司らベテランがしっかりと脇を固める。そこにいるだけでの存在感は流石。丁寧な脚本、がっちりと見せる振付、アクション、芝居。また技が繰り出されると舞台上下に技の名称が出るので、作品を知ってる観客はもちろん、作品がよくわからない観客にもわかりやすく。

怒涛の休憩なしのおよそ2時間、10月4日まで、北千住のシアター1010にて。10月3、4日は生配信あり、またDVDの発売も決まっている。

なお、公開ゲネプロの前にフォトセッション、挨拶があった。

本田 康祐(山戸迅火)「今日から初日!怪我なく!最高のエンタテインメントを北千住から届けたいと思います」

大西 桃香(たま)「決まってからアニメを見させていただきましてワクワクしました。全員で協力してみんなで作った愛の詰まった舞台です」

宇野 結也(兵頭真介)「初めての殺陣に挑戦する本田くんの成長が凄まじく、それを後押しする誠治郎さんの素敵な殺陣が付いています。原作の世界観の表現をお二人が中心となって担っています。このような役は初めてで、苦戦もしましたが、楽しくてメッセージ性のある素敵な作品になったと思います」

佐倉 初(灼岩)「各キャラクターがそれぞれの信念のもと生きていて、敵役も魅力的です。1人2役、自分としては初挑戦です。緊張してますが、灼岩として生きぬいていきたいです」

ものがたり
永禄7年、武者修行中の武芸者「兵頭真介」は、人が好きだからという理由で世直しに貢献している妖狐の「たま」と、人嫌いでたまに付き合わされているあまりやる気を感じない仙道の「迅火」に出会う。
闇(かたわら)と人間を掛け合わせた「霊力強化改造人間」の実験をしている断怪衆と、世直し姉弟たまと迅火達の戦いが始まる。

概要
公演名:戦国妖狐 THE STAGE 世直し姉弟編
会期会場:2024年9月27日(金)~10月4日(金) シアター1010
キャスト
山戸迅火 本田 康祐(OWV)
たま 大西 桃香
兵頭真介 宇野 結也
灼岩 佐倉 初
雷堂斬蔵 中村 誠治郎
氷岩 北澤 早紀
道錬 内堀 克利
烈深 輝海
神雲 笠原 紳司
千夜 小倉 愛梨
野禅 萩野 崇
スタッフ
原作:水上悟志
監修協力:マッグガーデン、戦国妖狐アニメ化事業部
キャラクターデザイン:奥田陽介
脚本・演出:伊勢直弘
振付:五関晃一(A.B.C-Z)
殺陣:中村誠治郎
音楽:濱田貴司
舞台監督:西川也寸志(箱馬研究所)
造型:平野雅史
音響:今村太志(エス・シー・アライアンス)
照明:村山寛和(マーキュリー)
映像:川崎貴司(TSUMIKI)
舞台美術(プラン):濱田真輝
舞台美術:イトウ舞台工房
ヘアメイク:松前詠美子
衣装:三田村帆乃香(藤衣裳)
演出助手:高島大輝/宮内愛実
宣伝:森太(ABCフロンティア)
web制作:岡本宏輔(BG-BASE)
宣伝美術:圓岡淳
宣伝写真:金山フヒト
制作:大森晴香(ABC&SET)/style office
会場運営:style office
キャスティング:松永琴(ジラソーレ)
制作:ABC&SET
主催:戦国妖狐 THE STAGE 製作委員会
舞台公式サイト:https://www.sengoku-youko-stage.com

© 戦国妖狐 THE STAGE 製作委員会

©水上悟志/マッグガーデン・戦国妖狐アニメ化事業部