七海ひろき主演 舞台「サイボーグ009」第二弾 製作発表会レポ

石ノ森章太郎によるSF漫画「サイボーグ009」。
世界各地から集められ、戦争用兵器として改造手術を受けた9人のサイボーグ戦士がそれぞれ悩み、哀しみを背負いながらも、世界の平和のために力を合わせ悪と戦う物語。
2024年には、誕生60周年を記念して初の舞台化。2024年5月に上演された舞台「サイボーグ009」では、舞台上でサイボーグ戦士たちがブラック・ゴーストとの戦いを繰り広げ、漫画からそのまま飛び出してきたかのような再現度の高さが大きな話題に。
そして待望の第二弾となる舞台「サイボーグ009 -13番目の追跡者-」、11月14日より品川プリンスホテル ステラボールにて上演。
スタッフ陣、サイボーグ戦士、スカール、アイザック・ギルモアを演じる出演者は前作に引き続き続投。
演出は、前作に引き続き新進気鋭のクリエイター植木豪。
脚本は、2.5次元作品のファンから熱い支持を受けている亀田真二郎。

都内で製作発表会が行われた。会場には幸運な『宣伝特派員』も見守っての会見。その前にかっこいいパフォーマンス、所狭しとアクション。本番さながらの演出、迫力。出演者全員で!豪華!
それから会見、フォトセッションという流れ。

最初に演出の植木豪。パフォーマンスについては「ヒーローカーテンコール」をイメージしたものだそう。これがなんと撮影OK、SNS投稿OK、お客様参加型だそう。日程はホームページで確認して欲しいが、何かが起こる予感(笑)。そのほか、お見送りやフィトショットカーテンコールもあるので!お楽しみに。「カーテンコールでヒーローショーをやるのは初めてかも?」と笑う演出家。そして「原作漫画、アニメ大好き」と植木豪、サイボーグ戦士たちは特殊能力の持ち主。これを舞台でどう表現するのか「マッピングなどの最新技術とフィジカルをMIXして」と語ったが、パフォーマンスはそこをほんのちょっと披露。また会場は品川のステラボール。ここは相性がいいと演出家。「皆さんと一緒に世界観に没入できる、ステラボールだからこその立体感を」と意気込む。新キャストの2人、野々花ひまりと後藤大については「2人ともお芝居が素敵で、さらに熱いステージになる予感がします」また、続投メンバーについては「色々活躍されているので、演出、いろんなことができる、ディスカッションしながら作っていきたい」と語った。また脚本については「今の時代を感じてくださって舞台用に書いてくださった」とのこと。物語、ストーリー展開も楽しみ。

キャストから意気込みなど。続投キャストは再演が決まった時の感想も。

七海ひろき「引き続き009、島村ジョーを演じます。前作を同じメンバーで。皆さんの応援のおかげです。さらに熱い舞台を。新キャラクターも登場、島村ジョーとしては前作では戦いを好まない彼が『みんなを守るために戦う』と変わっていく。今作ではその気持ちの変化や成長、そこを大切に楽しみたい」

高橋駿一「この作品が大好き。続編もサイボーグ戦士、誰1人かけることなく、そして新しいキャスト、新たなる敵も増えたので。気合い入れながら…一番跳び回るキャラクターでありたいです」

音波みのり「本当に嬉しいこうして再集結、新たな感動をお届けしたい、さらに深めて!」

里中将道「また『009』の世界に戻って来れて幸せです。初演では葛藤、心の奥を…再演では、改めて新しい解釈とエネルギーを誠心誠意、パワーアップして!

桜庭大翔「1年ぶりに剃り込み入れて!始まるな、と緊張感が。このメンバーが大好きで、めちゃ嬉しい、ドキドキワクワクの稽古の毎日でした。千秋楽ではスーツがパツンパツンになって(笑)。(今回は)破いたろ!と思ったら、この新しいスーツ、ストレッチが効くんです!今回はなんでもできます!この1年の間にプロレスデビュー!始めることになりました、バンバン人を投げます!怪力を見せます!」

酒井敏也「かっこよく、素敵な舞台に!」

川原一馬「明るい未来を僕のアタマで!(一同、笑)もう少し、声を張りたいですね」

Toyotaka「うれしく思っています。前回は一生懸命頑張ってあっという間でしたが、次回はもっと噛み締めながら!全力で頑張りたい」

会見はこれで対応。客席から笑いが。

中塚皓平「サイボーグ戦士を。悪役としてみんなをぶっ倒したい!」

初参加のメンバーのお2人は

野々花ひまり「初めてでワクワクしています。スパイスを加える存在に。個人としては宝塚を辞めて初めての舞台、宝塚時代にはやったことのない役。まだ、慣れていなくって。二面性を丁寧に演じたい、『初めまして』なので、研究しながら」

後藤大「(初演を)見せていただき、感動しました!光栄です!鏡見てびっくり(笑)この見た目に負けないように!」

そしてこのカンパニーの中では大ベテランの大高洋夫。

大高洋夫「続編を作るとなると、スケジュールの関係で2年先だったりしますが、翌年にできるのは…みんな、ヒマだったんだ(笑)」

大高洋夫のコメントに対して七海ひろきは「ヒマじゃないです!!」とすかさず。そして「こんなに早くできるのは奇跡だと思います」と語った。

続投キャスト、再演のオファーがきた時の感想、異口同音に「嬉しい!」「全員集まるの?!(嬉)」「素直に嬉しい」と。また、七海ひろきは「好きなエピソードがたくさんあるので、それがどういうふうになっていくのかなっていうのが私個人としてはすごく楽しみ」とコメント。
公演は11月14日から、品川のステラボールにて。

あらすじ
望まぬ改造をされ、サイボーグ戦士として生きることとなった009・島村ジョーは、平和を求め仲間達と共に新たな道を歩み始めていた。しかしそんな彼らを抹殺しようと、死の商人“ブラック・ゴースト”は次なる刺客を送り込む。
ある日、友人に会うと言って出かけたギルモア博士が行方不明になる。
博士の捜索に動き出した00ナンバーサイボーグ達。しかしその途中で、004、005、007の三人は、怪しげな屋敷に迷い込んでしまう。一方、博士を探していたジョーは、街で不思議な少年と出会うのだが…。
ブラック・ゴーストの追跡者達と闘いながら、平和を追い求める009と仲間達の新たな物語が今、始まる。

概要
舞台「サイボーグ009 -13番目の追跡者-」
日程・会場:2025年11月14日(金)~ 11月24日(月・祝) 品川プリンスホテル ステラボール
原作:石ノ森章太郎
演出:植木 豪
脚本:亀田真二郎
出演
009/島村ジョー:七海ひろき
001/イワン・ウイスキー:天華えま(声の出演)
002/ジェット・リンク:高橋駿一
003/フランソワーズ・アルヌール:音波みのり
004/アルベルト・ハインリヒ:里中将道
005/ジェロニモ・ジュニア:桜庭大翔
006/張々湖:酒井敏也
007/グレート・ブリテン:川原一馬
008/ピュンマ:Toyotaka
スカール:中塚皓平
0012:野々花ひまり
0013:後藤 大
アイザック・ギルモア:大高洋夫
[BG SOLDIERS]
HILOMU Dolton KENTA GeN 加藤貴彦 神谷亮太 佐久本歩夢 石田 創

主催:舞台「サイボーグ009」製作委員会

舞台公式サイト:https://cyborg009-the-stage.com

公式X:https://x.com/cyborg009_stage

©石森プロ ©舞台「サイボーグ009」製作委員会
します。
※石ノ森章太郎の「ノ」の字は、約60%縮小が正式表記。