三浦涼介 主演 Reading Musical「BEASTARS」episode 1 開幕会見レポ

三浦涼介 主演 Reading Musical「BEASTARS」episode 1が開幕した。
板垣巴留による漫画『BEASTARS』(連載:『週刊少年チャンピオン』2016年〜20年)の擬人化された動物たちが生活する世界を舞台にした群像劇で、全世界累計発行部数1000万部を超える人気作。24年に「Reading Musical『BEASTARS』」として舞台化された本作は、新たなキャストを迎えて「Reading Musical「BEASTARS」episode1」に。
なお、9月30日の公演のマチネ公演/ソワレ公演にて、全景orスイッチング映像を選べる「生配信」実施。詳細は公式サイトを。
初日に先駆けてゲネプロと会見が行われた。
会見に応じたのは、三浦涼介、崎山つばさ、風間由次郎、梅田彩佳、真山りか、美弥るりか、村田 充、速川大弥、竹井未来望、MITSUKI、髙澤礁太、松岡歩武。

三浦涼介:いよいよ初日の幕が上がります。お稽古でパフォーマーの皆さんと合わせた時の一体感や感動、ワクワクをお客様にきちんとお届けできるように精一杯努めたいと思います。『BEASTARS』が大切で大好きな作品になりました。その思いも込めてお届けできたらと思います。リーディング作品には何度か携わらせていただいていますが、すごく難しいと感じます。でもそこにきちんと心があればお客様に伝わるはず。パフォーマーの皆さんや音楽の力も借りて我々が表現できることを、心を込めて精一杯演じていきたいと思います。

村田 充:読み手の皆さんの声と素晴らしい楽曲、音に寄り添って、丁寧に舞台に立ちたいと思います。パフォーマーの役作りについては、振り付けの塩野(拓也)さんから、我々は読み手の皆さんの影のようなテーマだと伺いました。なるべく直線的な動きを意識したり、引き算を大切にしたり。自分の欲を抑え込み、原作に感謝しながら丁寧にやってきました。

速川大弥:僕は二回目の出演ですが、俳優である自分がルイのパフォーマーを演じる意味を考え、もう一段階進化した姿を見せられたらと思って稽古してきました。読み手とパフォーマーと演奏者の共存と共栄を感じていただけたら嬉しいです。

竹井未来望:今回初めての出演で、身体表現だけで役を演じるのも初めてです。空気を感じながらフィーリングでできている感じが楽しいですし、挑戦的でもあって、毎回新鮮です。

MITSHUKI:舞台自体も経験したことがなかったんですが、それを感じさせないくらいのパフォーマンスをして皆さんを驚かせたいです。ハルちゃんは読み手が二人で演じているので、日によってそれぞれのハルちゃんを届けられたらいいなと思っています。

髙澤礁太:今回はダンサーではなくストーリーアティストと表記されているので、その意味や新たなメンバーと一緒にやっていることなどを考え、また違う物語への入り込み方をしています。本番でも新たな発見が出てくるんだろうなと思っています。

松岡歩武:読み手とパフォーマーのレイヤーが分かれているのは特殊な空間で新鮮でした。読み手さんと合わせた時に、違う道だけど調和する瞬間もあった。その和を大切にお届けしたいです。

真山りか:リーディングミュージカル初挑戦で、ハルちゃんのように1匹ウサギになってしまったらどうしようと不安に思っていました。でも、皆さんがすごく気さくに話しかけてくださって、安心したと同時に足を引っ張らないように頑張らなくちゃという気持ちで走ってきました。面白い部分をたくさん勉強して初日を迎えたいです!

梅田彩佳:印象的だったのは、稽古の最終日に元吉さんから“ちゃんと共存して、孤独にならないようにしてください”と言われたこと。『BEASTARS』の世界でも、私自身も共存しようと思って、皆さんのことがより好きになりました。毎公演大切に演じていきたいと思います。

風間由次郎:僕の役が一番お客様目線でいられると思うので、そこを意識しています。また、元吉さんから最初に言われた“本を読む意味”、“読み聞かせていること”を大切にしています。日々の違いみたいなものを感じながら、何があってもこの物語を読み聞かせるということを意識していますね。あと、タイトルに「episode 1」とついた意味についても、語り継いでいってほしいという思いなどを届けられたら。

崎山つばさ:無事に初日が幕を開けられそうなことをすごく嬉しく思います。それぞれが役割や想いを抱きながら、色々な方に見ていただきたいという欲望をむき出しにして頑張っていきたいです。

美弥るりか:一人での歌稽古を経て、読み手の皆さんと合わせて、パフォーマーの皆さんと合流してからはすごく濃い時間でした。皆さんからいただくインスピレーションがすごく多くて、共存しつつ、皆さんに影響を受けて変わっていくんだなと。短い時間でも作品の進化を感じられました。新しい形のリーディングだと思うので、お客様が入ってからの空気を味わうのが楽しみです。

<三浦涼介インタビュー記事>

三浦涼介 インタビュー Reading Musical「BEASTARS」episode 1 「レゴシは共感できる部分が多いキャラクター」

あらすじ
「俺、もっと強くなるよ。この社会にも、本能にも負けないために」
肉食獣である自分自身を受け入れ、ハルとの恋に向かって一歩踏み出したレゴシ。
しかし、平穏な学園生活を取り戻したかに思えたレゴシに、新たな危機が忍び寄る。
それは未解決の『食殺事件』の犯人の影だった…!
さらに裏市では、倒したはずのシシ組の残党が、『新生シシ組』として再び力をつけ始めており…
新たに訪れた強大な試練を前に、レゴシは『本当に大事なもの』を守り抜くことができるのか?
食欲、性欲、承認欲求。様々な欲望に翻弄される、若き動物たちの青春はまだまだ終わらない…!

概要
公演タイトル:Reading Musical「BEASTARS」episode 1
会期会場:
東京:2025年9月28日(日)~10月2日(木) シアター1010
大阪2025年10月11日(土)~13日(月・祝) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
原作:板垣巴留『BEASTARS』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)
脚本: 西森英行
演出: 元吉庸泰
作曲・音楽監督:和田俊輔
歌唱指導:山野靖博・塚本 直
振付・ステージング:塩野拓矢(梅棒)
出演
<歌い手・読み手>
三浦涼介/崎山つばさ/風間由次郎
梅田彩佳・真山りか[私立恵比寿中学] *Wキャスト
美弥るりか
<パフォーマー>
村田 充/速川大弥/竹井未来望/MITSUKI[ミームトーキョー]
<Story Artist>
髙澤礁太/松岡歩武
<演奏>
ヤマザキタケル ほか
<スイング>
伊藤里紗<歌い手・読み手>、渡邊 気<歌い手・読み手>
料金:全席指定10,200円(税込) (東京・大阪)
※全席指定/前売り&当日共<未就学児入場不可>
主催:Reading Musical「BEASTARS」2025製作委員会

公式HP: rm-beastars.com
#Bミュ

©板垣巴留(秋田書店)/ Reading Musical「BEASTARS」2025製作委員会