劇団四季のディズニーミュージカル「美女と野獣」がディズニーランドのお隣りの劇場 舞浜アンフィシアターにて来年2020年10月からロングラン公演がスタート。製作発表会が12月9日午後に開催、詳細が発表された。
ディズニーランドと東京ディズニーランドホテルでは、2020年に「美女と野獣」のエリアがオープンしており、この舞浜でのロングラン公演で「美女と野獣」の世界がより満喫できるというファンには、たまらなく嬉しいことになる!初見の方には、この「美女と野獣」の世界に引き込まれるまたとない機会となる。
ディズニーミュージカル「美女と野獣」の今回の公演では、大きなリニューアルがあると発表された。大道具、衣装、新曲、演出の変更などが行われる。全体的にはスタイリッシュに軽やかにとなるが「美女と野獣」のテーマ「外見にとらわれず、人の心の中まで見通す」がこのリニューアルにより鮮明になるとのこと。そして、公演時間が30分ほど軽くなる見通しとのことだ。ベルには新曲「A Change in Me」も追加され、彼女の心情もより深く表現されているとのこと。この演出版は世界で初めて上海でのプロダクションで公演されており、それを舞浜アンフィシアターに合わせた調整がされ世界で2番目の新バージョンでの公演がスタートとなる。
上海ディズニーリゾートプロダクション舞台映像
©︎Disney
舞浜アンフィシアターは半円形の客席にせり出す形でのエプロンステージ特徴だが、劇団の説明では、エプロンステージの上手下手の客席はクリーズして、そこに仮設ステージをエプロン部分から伸ばすなどにより、舞台と観客を近付けるなど見やすくする工夫されるなど、まだまだ、これからアンフィシアターでどう見せるか演出を考えて、、、とのことだ。
いずれにせよ、「レ・ミゼラブル」「ウエストサイドストーリー」などの有名ミュージカル作品の多くが、この10数年でテンポや演出による明瞭さのUPなどのリニューアルがされており、今回も演出は、どのようなステージになるか楽しみにしたい。
発表会では「美女と野獣」の名曲の歌唱が過去公演の出演者により披露がされた。
「わが愛」ベル役 平田愛咲
「愛せぬならば」ビースト役 飯田洋輔
「美女と野獣」ミセス・ポット役 早水小夜子
『美女と野獣』上海ディズニーリゾートプロダクションより舞台写真
©︎Disney、上海ディズニーリゾートプロダクションより
ロングラン公演の会場となる
舞浜アンフィシアター
フォトセッション: 左から
劇団四季 代表取締役社長 吉田智誉樹
オリエンタルランド 代表取締役社長兼COO 吉田謙次
さて、発表が一通り進行し、質疑応答で記者から様々な質問が挙がった中からの返答で、チップ役のオーディションがあるとあった。ウエンツ瑛士や海宝直人、豊永利行などを輩出する役。ここも長〜い目で注目したい。