こどものためのオペラ劇場『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』出演ジュニアキャスト決定@新国立劇場

ゴールデンウィークに新国立劇場にて上演される「こどものためのオペラ劇場 2025『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』」に出演するジュニアキャスト(子役)が決まった。
エントツそうじ屋の少年サム(浅野友希/加藤 岳)、サムを助けようと奮闘する子どもたちのうちソフィー(中村彩乃/竹村麻帆)
とヒュー(本村伊吹/小安央十和)とティナ(漆畑有里菜/鶴丸ソフィー碧以)は、子どもたちが演じる。

『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』は、オペラ『小さなエントツそうじ屋さん』本編の前に、オペラの世界に誘う短い劇と、劇中で歌う合唱を客席みんなで練習する“リハーサル”が付いた作品。舞台には子どもも大人も出演。客席のみんなも一緒に劇中歌を歌って、オペラ『小さなエントツそうじ屋さん』を創り上げていく。

『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』を作曲したベンジャミン・ブリテンは、20 世紀イギリスを代表する作曲家。オペラやバレエなど、舞台のための作品も沢山作っているが、子どものための作品もライフワークとしていた。管弦楽曲『青少年のための管弦楽入門』は、世界中で音楽鑑賞教材として親しまれている名曲。そのブリテンの愛情がたっぷり詰まった『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』は、世界中で愛されている作品。

オペラ『小さなエントツそうじ屋さん』では、子どもたちの驚きや喜び、恐れ、幸福感が美しい音楽になって描かれており、曲と曲はせりふで繋がれるので、オペラが初めてという子どもたちも、展開についていけなくなってしまう心配なし、オペラデビューにはもってこい、公演はゴールデンウィークの5月5、6日。

キャスト一覧

オペラ『小さなエントツそうじ屋さん』ものがたり
小さな男の子サムは、意地のわるい男ボブとクレムのもとで、エントツそうじの仕事をさせられている。ある日エントツに入ってそうじをしていたサムは、体がはさまって出られなくなってしまう。エントツから聞こえるさけび声に気づいた、その家の子どもたち――ジュリエット、ソフィー、ゲイ、そしていとこのジョンにヒューとティナ――は、中に男の子がいるのにびっくり。みんなでサムを引っぱり出してボブとクレムに見つからないようにかくし、すすだらけの体をおふろでピカピカにあらい、食べ物を食べさせる。サムからつらい生活の話を聞いた子どもたちは、何とかしてサムをボブとクレムから助け出して家へ帰そうと、サムをにがす作戦を立て始めた……。

概要
日程・会場:2025年5月5日、6日 新国立劇場
作曲:ベンジャミン・ブリテン
台本:エリック・クロージャ―
訳詞・脚色:加藤 直
指揮:冨平恭平
上演台本・演出:澤田康子
美術:長田佳代子
公式サイト:https://www.nntt.jac.go.jp

公式URL:https://www.nntt.jac.go.jp/opera/kids-opera/