「インターンシッププログラム2025」 7月スタート@愛知芸術劇場

舞台芸術の仕事に興味関心がある学生から、業界に就職を希望する若者までを対象とした「インターンシッププログラム 2025」の研修が7月からスタート。
この取り組みは、中部圏の舞台芸術の振興および地域における文化・芸術活動を担う若者が地方でも舞台芸術に関する知識とスキルが学べる環境を整備することを目的に、2015 年度から実施。
「舞台芸術インターンシップ」、「学生インターンシップ」、「舞台芸術お仕事ガイダンス」の 3つの研修から成る本プログラムには、これまで10年間でのべ700人以上が参加。今年度も対象者・目的別に各研修プログラムを予定。
本研修は、劇場・舞台芸術の仕事への就職を希望する大学生等 30 歳以下の方を対象にした人材養成事業。舞台芸術の基礎講座や演習を経て、プロデュース公演に関わりながら、専門性をはじめ、チームで働く力と創造力を磨くことができる。
舞台の基礎的な知識や技術を学ぶ「舞台技術コース」と公演の制作と広報を学べる「企画制作コース」の 2 種類のコースを用意。参加者は自身の興味にあわせていずれかを選択し、最長2年間受講できる。

これまでの参加者からは「公演の裏側や職種を知る機会になった」、「考え方を就職活動に活かすことができた」等の感想が寄せられている。修了後、舞台制作会社や劇場に就職した学生も多数。詳しい詳細は、インターンシップの特徴や質疑応答、具体的な活動内容は6月6日(金)のオンライン説明会にて詳細が語られる。

<学生インターンシップについて>
8月19日(火)から21日(木)まで実施、応募資格は、東海三県に在住・在学等の 16歳から25歳までの学生。初日、二日目は、施設の紹介や運営、事業企画、広報などの劇場に関するレクチャーを受講。最終日は、小学生を対象とした劇場のバックステージツアーの運営業務に携わりながら、劇場の仕事を体験。募集人数は約20名程度。申し込みは、6月29日(日)必着。

<舞台芸術お仕事ガイダンスについて>
本研修は、舞台芸術の仕事に関心のある高校生以上の方を対象とした業界ガイダンスです。中部圏で活躍する地元の劇団や舞台技術会社等のスタッフが、 普段の仕事内容に自身の体験も交えながら、舞台芸術に関する様々な仕事を紹介。少人数制で開催するため、疑問に感じたことを気軽にその場で聞ける環境が毎年人気。現場の生の声が聞ける貴重な機会、予約不要、直接会場に。本研修の開催は、2026年2月頃を予定。

[過去の登壇者(パネラー) ] (団体名 50 音順・敬称略)
金井大道具、劇団うりんこ、劇団四季、サンデーフォークプロモーション、東海テレビ放送、名古屋市文化振興事業団

愛知芸術劇場公式サイト:https://www.aac.pref.aichi.jp