第二十回声優アワード 授賞式 レポ

今年で20年目になる声優アワードが華やかに行われた。声優という職業、近年は人気職業にもなり、子供たちの夢として「声優」が上がるようになった。

また、この声優アワードが開催される直前の3月3日、オードリー・ヘプバーン、メリル・ストリープの吹き替え、『銀河鉄道999』のメーテル役などで知られる池田昌子が逝去、15秒ほどの黙祷が捧げられた。なお、2007年、第1回声優アワード功労賞を受賞している。
最初に発表されるのは新人賞。20回目の節目、第1回声優アワードの新人女優賞受賞平野綾が本年声優アワードのアンバサダーに。爽やかな白いドレスで登壇。

平野綾「私は第1回声優アワードで新人賞そして翌年第2回声優アワードで主演女優賞そして歌唱賞を受賞させていただきました。 20年経ちまして、こうしてこの場に立たせていただけるのが、ものすごく光栄です。声優という職業に出会って人生が変わりました。もう言葉では言い尽くせないほどのたくさんのかけがえのない経験をさせていただきました。第1回は特に声優業界そしてアニメ業界にも大きな変化が生まれたような年だったと思っています。 それから20年経って、日本のアニメが海外でこのように評価されているというこの現状を本当に誰が想像できたかなと思っています。今回受賞された皆様、私は新人賞の皆様をこの後ご紹介させていただきますが、この方々には、ぜひ今後の声優界を担っていただきたい。常に役柄、そしていただいた作品と真摯に向き合い、そしてキャラクター作品を愛し、一緒に作ってくださるクリエイターの皆様に常に感謝し、そして何よりも応援してくださるファンの皆様に日々感謝をお返しできるよう、たゆまない努力を続けていただけたらなと思っております。この度は本当におめでとうございます」

それから新人賞受賞者の名前が読み上げられ、登壇。
新人賞は、木村太飛、高野大河、寺澤百花、中山祥徳、菱川花菜、藤寺美徳、三川華月、村上まなつ。

木村太飛「新人声優賞をいただけて最高です。そして今日3月15日最高の日でございます。僕今日誕生日、こんな最高な日に最高な賞をいただけて最高です!!声優アワードの賞は本当に僕が子供の頃見てた先人の皆様、そして事務所にいる大好きな先輩方、本当にいろんな方々が受け継いできてくださった声優業界で、とっても大切な賞…そんなとても大切な賞をいただけること、本当に!本当に!心の底から嬉しいです。これから僕も次の世代に引き継いでいく1人としてより一層身を引き締めて頑張っていきたいと思います。そして次は主演声優賞をいただけるよう、一生懸命頑張ります!」

高野大河「新人声優賞という大変光栄な賞をいただき、本当にありがとうございます。僕は北海道の出身…以前、この声優アワードの新人発掘オーディションでご縁がありまして、上京し、この世界に入りました。新人声優賞という形で再びこの舞台に立たせていただけていることがとても嬉しく思います。ここまで支えてくださった事務所や、そしてスタッフの皆様、共演者の皆様、そして家族や友人、日頃ですね、応援してくださっているファンの皆様お1人お1人のおかげだと思っております。本当に心から感謝しております。これからも役に誠実に向き合い、役の真摯な理解者であることを大切にキャラクターの人生を丁寧にお届けできる、そんな声優でいられるよう精進してまいります」

寺澤百花「新人声優賞、とてもありがたい賞をいただきまして、心から応援の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。数年前のコロナ禍、仕事も全くない時期がありまして、とても絶望的な時期を過ごしていたこともあり、今この壇上に立ってトロフィーをいただいて、皆様の前でこうしてお話していることが本当に夢を見ているような、そんな気持ちです。サポートしてくださった事務所の皆様、そしてお仕事でお世話になりました。 制作陣の皆様、スタッフ陣の皆様、そして応援してくださっているファンの皆様、友人たちを支えてきてくれている。 そして携わってきた作品そして担当してきたキャラクターたち、本当にたくさんの方々のお力を借りて、今、私はこのトロフィーを手に入れました。本当にありがとうございます。この先どんなことがあっても、常に上を向いて、さらに上を目指してまいります」

中山祥徳「まさか自分がこの場に立たせていただけると本当に思っていなくて。昨日も明日受賞式…どこか他人事のようにも感じてしまうくらい、僕にとってこの賞って遠いものだと思います。今でも信じられない気持ちでいっぱいです。僕がこの賞をいただくことができたのもこれまで一緒に作品を作り上げてきたスタッフや共演者の皆様そして何より作品を見て応援してくださったファンの皆様のおかげだと思っております。 本当にありがとうございます。僕にはこの賞は少し重たく感じますがこれからも一つ一つの作品に真摯に向き合って面白い素晴らしい声優になれるよう精進してまいりたいと思っております」

菱川花菜「私は中学生の頃から毎年母にパソコンを借りて、この声優アワードの授賞式を見ていました。大好きな声優さんが涙をする姿を見て、私も一緒に涙していました。そして、この授賞式にもし自分が立つことができたら、どんなスピーチをするだろうと妄想するくらい、この賞が憧れであり、そして目標でした。本当にこの賞をいただけて嬉しいです、ありがとうございます。そしてこの賞をいただけたのは、家族、事務所の方々、そして応援し支えてくださり、私の人生に関わってくださる全ての方々のおかげだと思っています。そのことを一生忘れず、この先も頑張っていきたいと思いますので、見守っていただけたら幸いです」

藤寺美徳「新人声優賞という名誉ある賞をいただき、本当にありがとうございます。 とても嬉しくと思う気持ちと同時に、この賞に恥じない自分でやりたいとりが引き締まる思いです。14歳の頃にデビューをして、右も左もわからなかった私がここまで歩むことができたのは、携わらせていただいた作品やキャラクターはもちろん、支えてくださった皆様、そして応援してくださった皆様のおかげです。 本当にありがとうございます。 今この場に立てていることが、夢のようで、すごくふわふわした気持ちと緊張感の中でお話させていただいてるんですけれども、私は20歳になるまでに叶えたい100のことをノートに書いておりまして、一番最初に書いたのが、この声優アワードという場で新人声優賞を受賞するということでした。 なので、一つ夢が叶い、胸がいっぱいです。これからも人としても声優としても成長していけるようにお芝居を通してキャラクターを演じて、作品の魅力をお届けできるように精一杯精進してまいります」

三川華月「新人声優賞をいただきまして本当に嬉しいです。ここに立つのが人生で2回目になるんですけども、9年前の声優アワード新人発掘オーディションで賢プロダクションさんに見つけていただいて、そこから私の声優人生は始まりました。そのときここに立ってるときは緊張といろんな思いで見えなかったんですけど、今こうやってしっかりと皆さんを見られて、とても嬉しい気持ちです。そのときもここに必ず帰ってくるぞっていう気持ちがあったので新人声優賞、一生に一度しか取れないこの賞でまた帰ってくることができて本当に嬉しいです。声優になって、すごく毎日が楽しくて。もちろんいろいろ向き合わなきゃいけないこともあるので、そこは大変だなって思うこともあるんですけど、それ以上に本当にもうめちゃくちゃ大好きな方たちといっぱい仕事ができて、そして大好きな作品、大好きなキャラクターと本当に大好きが溢れる現場で、毎日こうやって生活をさせていただいて、この生活がずっと続けばいいなと思っております。私はまだいっぱいいろんな方から幸せをいただいてるんですけど、私からちゃんと返せてるかなって不安になることもあるんですけど、今できる精一杯を一生懸命真摯に、これからも声優という職業に向き合いたいと思います」

村上まなつ「もうここは夢の中なのかと思うくらいすごく嬉しい気持ちでいっぱいです。私が声優という職業に憧れを持ったあの頃から声優アワードは、私が目指すずっと憧れの場所でした。 身近な声優友人たちが受賞した知らせを聞くたびにすごく嬉しい気持ちもあったんですけど、同時に私はその場に行けないんだという悔しさもずっとずっと感じてきました。こうして今ここに立てていることが本当に信じられないです。これも出会えたすべてのキャラクター、そして作品、事務所の方々、そして関わってくださった全ての方々のおかげで今こうしてこの賞をいただけたと思っております。 感謝、責任感を胸に、この賞に恥じないお芝居ができるように、これからも誠心誠意お仕事と向き合っていきたいなと、思っております。 ですが、今日1日ぐらいは本当喜びをもう噛み締めて噛み締めて!いっぱい味わっていきたいなと思っております」

歌唱賞はAiScReam、代表として登壇したのは降幡愛。

降幡愛「素敵な賞をいただきまして本当に光栄です。私が演じております黒澤ルビィは3月をもってAiScReamを卒業する形となってしまいまして。ともに活動した上原歩夢役の大西亜玖璃さんそして若菜四季役の大熊和奏さん、そしてラブライブ!シリーズの制作陣の皆様、スタッフの皆様にこの賞を贈りたいなと思います。 私自身もこのAiScReamのムーブメント、楽曲がたくさんの方、世界中の方に広がっていったのを肌で感じております。 作品の力、歌の力、本当に素晴らしいなと感じております。 このラブライブ!シリーズに関わることができて幸せでございます。 私は卒業してしまいますが、新しいメンバーを迎えて新体制として、また素敵な楽曲を届けてくれると思います。皆様AiScReamを、そしてラブライブ!シリーズをよろしくお願いします」

パーソナリティ賞は日笠陽子。

日笠陽子「パーソナリティとしての責務を常に果たせているのかというと、そんなことはなく、ラジオでご飯を食べてきたので、パーソナリティ賞に選ばれたのは、相方の存在があって、彼らがいるこそ私はパーソナリティたらしめられているのかなと思っております。 今、一緒にラジオやってくれてくださっている日高里菜、佐倉綾音、井澤詩織、この3名とともにこの賞を受賞させていただければ幸いでございます。私がラジオに関わらせていただいたのは20歳のとき、初めてラジオやらせていただいたときに新人なので、毎週反省会がありました。 その反省会であれをやっちゃ駄目だ、これを言っちゃ駄目だとか、自分の中で制限をかけてがんじがらめになってしまったときがあって…。そのときに、大ベテランのディレクターさんはある日、「今、君たちは喋れなくなっているのは、この反省会で反省をしているからだと思う。リスナーが聞きたいのは、君たちが楽しんでいる姿を楽しんでいる声だよ」っておっしゃってくださいました。君達は楽しむべきだと…「そうだ。 私に楽しむために声優になったんだ」って思いました。その大切な言葉は今この胸にまだあります。皆さんは人生を楽しんでいますか?私はとっても楽しんでいます。 お喋りは人生の彩りです。 私は、雨の日も晴れの日も風の日も笑顔でいます。 皆さんに笑顔を伝えます、届けます。どうか皆様、あなたは今日も明日も明後日も笑顔でいられますように。ありがとうございました」

シナジー賞は「アイドルマスター シリーズ」 代表登壇は中村繪里子。

中村繪里子「プロデューサーさん、見てくれていますか?私達アイドルマスターシリーズが支えてくださるあなたのことをプロデューサーさんと呼び続けて20年が経ちました。そしてこのシナジー賞を今回頂戴いたしましたこの声優アワードも第20回と伺いまして、『20』という数字にとても深い縁を感じています。アイドルマスターにはまだまだ340名のライブがプロデュースを待っています。 この20年を積み重ねてきたことをこの先へ繋げていくために、これからも私達をどうぞ導くプロデュースをしてください」

ゲーム賞はFate/Grand Order。代表登壇は大久保瑠美、田中美海。

大久保瑠美「私と田中美海ちゃん、そして高橋李依ちゃんの3人で毎週金曜日『Fate/Grand Order』の良さや魅力をお伝えするための宣伝番組として『クラブカルディア』という番組を担当させていただいています。その縁もありまして、本日このような素晴らしい賞をいただく、FGOの代表として登壇をさせていただきました。 本当にピートブランドオーダー運営の皆様と、そしてマスターの皆様の応援のおかげで10周年という節目を迎え、私達担当声優は本当に作品が大好きで、ここまで歩んでこられたことをすごく嬉しく思っています。私も『Fate/Grand Order』に携わる1人としてこのような素晴らしい賞をいただけたこと本当に嬉しく思います」

田中美海「第2部終章が終わったというタイミングでこのような賞をいただけて非常に嬉しく思っております。ものすごく嬉しく思っております。 私も私達も非常に楽しく毎日を楽しませていただいているので、こうして代表として立っていることにちょっと緊張はするんですけれども、3人で楽しくラジオも毎週やっております。これからもFGOの魅力をたくさん伝えていけるように頑張りたいと思います。最高のゲームを本当にありがとうございます」

キッズファミリー賞は「リロ&スティッチ」、コメントのみ

「映画『リロ&スティッチ』日本語吹き替え版が、このような賞を頂戴しましたことを、宣伝チーム一同、心より嬉しく思っております。本作の日本語吹き替え版は、声優お一人お一人の思いと情熱、そして制作に携わった全てのスタッフの作品への深い愛情が重なり合い、映画が表現する「オハナ」、家族のように支え合う絆の力によって完成した吹き替え作品です。ディズニーが大切にしてきた物語が、日本語吹き替えという形を通して評価いただけたことを、私たちにとって大変意義深いものと感じております。スティッチやリロをはじめとする魅力あふれるキャラクターたちに、温かな命を吹き込んでくださった声優の皆様、そして本作を支えてくださったすべてのスタッフの皆様に、改めて心より感謝申し上げます。また、世代を超えて本作を愛し、応援し続けてくださっているファンの皆様にも深く御礼申し上げます」

富山敬・高橋和枝賞は神尾晋一郎、佐久間レイ。

神尾晋一郎「高いところから失礼いたします神尾晋一郎です。素晴らしい賞をいただきしかも佐久間さんと一緒に本当に嬉しく思います。最初お話を伺ったときに、正直、本当に僕でいいんでしょうかというぐらい驚きました。万博での朗読であったり、他の様々な仕事を含めて評価されたと思い、それであるならば喜び勇んで馳せ参じた次第でございます。 声優のお仕事を始めまして、本当にたくさんの方々に支えられてきました。これからも一つ一つのお仕事作品との出会いを大切に声を届けていければと思います」

佐久間レイ「アンパンマンに顔を投げ続けて37年が経ちました(会場、笑)。 こんなに長く自分がこの仕事を続けられるというのは、自分の力だけでなく多くの導きがあったので今回改めて振り返る機会になりました。声だけでももう40年、一つだけ私は最初から決めていることがなります。 役を愛すること、役の中に愛すべきところを探します。 例え悪役でも必ずどこか愛すべきところがあります。たとえちょっと間違っていてもその人の信念であったり、大切にしているものあるいは悲しみの部分、どこかを見つけます。そうすると、愛情が入ってきて、それをしっかり自分の中に落とし込んだ上で、台詞ならばひどいことも言います。でもそんなふうにすると、声に愛がこもるので届くものに毒がなくなると私は信じております。 よく言葉は人を救い、時に人を傷つけると言いますが、言葉は嘘つけます。 取り繕うこともそれからそれっぽく言うこともできてしまうんですよ。でもそれを超えて、その人そのものが出るとと私は思っております。自分をしっかりしておかなければ、届くものもとんでもないものが届いてしまう。私は必ず愛を込めて届けようと思っています。この仕事をする以上、自分の声に責任を持てるような生き方をしていきたいと、今回改めて思いましたで、私はこの道一筋というタイプではありません。最初はこんな賞をいただく資格があるのかしらとも思うのですが、それでも私なりに精一杯誠意を持って生きてきたことを少し評価していただけたのかなと。 今日だけはちょっと自分を褒め、そして90歳になる母に素敵な声をありがとうって届けようと思っております。声優という称号をやっといただけたかなと感謝しております」

功労賞は田原アルノ、よこざわけい子。

田原アルノ「20歳のときに研究生になりました。劇団は今年、ちょうど節目の60年を迎えます。そのときにこの第20回声優アワードの功労賞をいただけるのは本当に胸がいっぱいでございます。これもひとえに、本当に数えきれないほどのスタッフの方々俳優仲間が声優仲間に支えられている、もちろん、ファンの皆様もおかげだと心から感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。70、80は鼻垂れ小僧、お前はもっと90歳まで頑張れというそういう思いでこの賞をいただいたと思っております。90でなくても現役でいただけるように精進してまいりたいと思います。本日はありがとうございました」

よこざわけい子「今日はとても身に余る賞をいただきまして本当にありがとうございました。私は声優という職業に二つ目標を立てました。 一つは、『お母さんといっしょ』のキャラクターの何かを、もう一つは、藤子不二雄作品で主役をやることで、50歳ぐらいになったらその夢が果たせたらいいなと思っていたんですけど、ありがたいことに30そこそこで、その夢をゲットできました。 私が次の夢を考えたのは、役者にとって理想的なプロダクションを作ろう、そう思いまして独立をし、プロダクションを作り、養成所を作りました。まだ道半ばですけども後進の指導を38年間やってまいりました。 私が自分に功労賞をあげるとしたら、この後進の指導だと思っています。新しい社長のもと、夢を追い求め、それからこれからもこの業界に貢献できるように、後進の指導を頑張っていきたいと思います。 今日は私の分身である愛すべきキャラクターたちと一緒に乾杯をしたいと思います」

特別功労賞は多大なる功績を残されてご逝去された声優へ贈られる賞。名前が読み上げられた。
読み上げられた声優陣は以下の通り。
川辺久造、下條アトム、稲垣隆史、川浪葉子、城山堅、露口茂、石井俊郎、上條恒彦、関根明子、櫻井智、土師孝也、北村昌子、肥後マコト、西村知道、石原良。

特別賞は水野なみ

水野なみ「このような素敵な賞をいただけて非常に嬉しく光栄に思っております。『特別な活動』に関しまして、私にとっては初めてなことの連続で、すごく悩んでしまうことも多かったんですけれども、ミャクミャクさんを大切に育んでいただいているMNO(大阪・関西万博マスターライセンスオフィス))のハタナカさんを初め、スタッフの皆様と対話を重ね、一歩一歩歩みを進めてまいりました。事務所の皆さんや友人たち、また大阪にいる母など周りの方々にもたくさん助けていただきました。この場をお借りしてお礼申し上げたいです。皆さん、ありがとうございます。また、キャラクターへの応援の声をたくさん感じるに当たり、その都度、キャラクターの中に宿る確かな輝きを感じ、その輝きはどんどん大きくなって、とても大きな力となって、私を支えていました。私、結構すみません…涙腺が緩かったり心配性だったりするんですけど、ミャクミャクさんが話す普通の言葉はすごく前向きで明るいものが多くて、『毎日がワクワクの連続だよ』とか『未来は明るいよ』とか『みんな大好き』とか『お友達いっぱいできたよ』そういった明るい言葉の数々は、すごく私に勇気をくれて、明るい場所にどんどん連れて行ってくれました。 この奇跡のような巡り合わせや経験は私の中ですごく大切な宝物です。 これからも一つ一つの出会いを大切に、この宝物のような思いをずっと抱いて、感謝を忘れずに歩んでまいりたいと思います」

外国映画・ドラマ賞 受賞者は尾上松也、坂本真綾、田村睦心。

尾上松也「本当に大変光栄な賞を受賞させていただきまして、非常に嬉しく思っております。まだまだ…僕はもう、吹き替え、声優というお仕事は数作品しかさせていただいてないんですけれども、させていただければいただくほどその声だけで表現するということの難しさというのを痛感しております。本日は本当にこんなに素晴らしい声優の皆さんの中に加えていただけたこと本当に嬉しく思っておりますし、この先ほどご紹介いただいた『モアナと伝説の海』のマウイ役を通じて、本当に多くのお子さんに喜んでいただいてる声を伺うと声優、吹き替えというお仕事の尊さ、他の仕事にはない幸せを与えていただいたと思っております。 まだまだ作品数は少ないんですけれども、これからも少しでもこの仕事を続けさせていただけたら幸いだと思ってますし、今回いただいた賞に恥じぬように精進していただきたいなと思います」

坂本真綾「このような素敵な賞をいただきまして本当にありがとうございます。私が吹き替えのお仕事を初めてさせていただいたのは、小学校3年生8歳のときでした。今ではアニメとかゲームの声優だったり、舞台や音楽活動などいろいろなジャンルに挑戦している私ですが、全ての原点となっているのがこの吹き替えのお仕事でした。 今でも私の中では全部の始まりの場所だったなと思っています。演じることの楽しさも難しさもそこで教わり、そして魅了され、気が付けば40年近くも続けることができました。 本当にこんなに長く心血をそそげる夢中になれることを見つけられたということが私の人生でも本当に大きな宝だなと思っています。吹き替えの世界に私を導いてくれた当時所属していた児童劇団の恩師である先生、そして子供のときからあまり子供扱いせずに、大人と同じように厳しく指導してくださった吹替版の音響監督の皆さんに本当に改めて感謝しています。これからも吹き替えで作品を楽しみたいという方がいる限りは、私は私にできることを、ご縁の続く限り追求していきたいなとは思います。これからも励みに頑張ります。ありがとうございました」

田村睦心「本日はこのような賞をいただいて本当に嬉しいです、ありがとうございます。19年ぐらい声優をやらせていただいているんですけれども、声優アワードは20年ぐらいやられているんですよね。ずっと皆さんが受賞してるのを見るたびに『いいな受賞したいな』って思っていたので本当にすごく嬉しいです。吹き替えは何て言うんでしょうか、原音で、元々の演じられている方がいらっしゃってその人の声を聞きたいっていう方もいっぱいいらっしゃるんですけど、でも翻訳者さんだったりとか、ディレクターさんだったりとか、日本語で聞いて、日本人が聞いて、より意味が伝わりやすかったりとか、面白いなって思えるものをということで、すごく一生懸命作ってくださっていますし、私達もそういうふうに伝わるといいなと思ってお芝居させてもらっています。もしよかったら、あの言語も楽しみつつ、あの吹き替えもいっぱい楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。吹き替えも見てもらえるように精進していきたいと思います。 今日は本当にありがとうございました」

MVSは石田彰。コメントが読み上げられた。

「この度の第20回声優アワードにおいてMVSに選出していただき、誠にありがとうございます。 この賞の栄誉を賜ったのは、作品や役に恵まれた幸運があったことに加え、普段から声優の携わる分野に対して気にかけ、楽しんでいただいているファンの皆様が投票してくださったおかげだと理解しております。 これまで積み重ねられてきた声優アワードという賞の重みに恥ずかしくないよう、これからも精進していければと思います。改めて投票してくださった皆様に感謝とお礼を述べさせていただきます。 どうもありがとうございました」

助演声優賞は上田麗奈、川田紳司、田中真弓。

上田麗奈「本当に素晴らしいクリエイターの皆様とご一緒できたからこそ生み出すことができた表現がたくさんありました。先ほどご紹介いただいた川田(紳司)さんともご一緒させていただいた『タコピーの原罪』はまだ色がついていない千賀絵コンテの状態の動画からも制作陣の『届けたいものを必ず届けるんだ』という強い思いを感じ、背筋が伸びる思いで一生懸命演じさせていただきました。そうやって熱量を持って制作に携わっている。 全ての方、同じ作品に携わった全ての方へのねぎらいだったり、今後の自信や意欲に繋がるような助演声優賞だったら嬉しいなと思います」

川田紳司「この度は助演声優賞という身に余る大変光栄な賞をいただきまして自分自身ちょっと驚いております。この賞をいただけたのは、当然ではありますが、自身が出会った素晴らしい作品と魅力的なキャラクターに出会えたことだと思います。その作品を作っていただいた情熱を持った熱いスタッフの皆様、が生み出してくれた作品、そしてその作品がここに立たせてくれているんだなということをしみじみと感じています声優の業界に入ってから、先輩の背中から、たくさんのものを学ばせていただきました。私もこれからこの先この賞に恥じないように少しでも誰かに何かを学びが伝わるような背中になれるようにこれからさらに研鑽を重ねていきたいと思います。改めまして、今まで支えてくださった関係者の皆様それからスタジオで仲良くしてくださっている共演者の皆様そしてさらに応援してくださっているファンの皆様にこの場で感謝を申し上げたいと思います。そしてこれからもっとたくさんの声を届けられるように頑張っていきます。そして作品を通して1人でも多くの方にが笑顔になっていただけるように努力していきたいと思います。本日はどうもありがとうございました」

田中真弓「名実ともに『ババア』となりました。私ちょっともうだいぶいい感じにボケてまいりましてやらかすことが多いんですね。ですから「(やらかしたら)『黙れ、ババア』とか言ってくださいよって川田の方に言ったら、『いや、そんなこと言えません』って、『あんた何言ってんの?役名よ。私のことを”ババア”と言えと言ったわけじゃないのよ』って言ったんですよ(笑)。本当に私もちょうどいい頃合い加減の役をやらせていただけて幸せです。もう(野沢)雅子さんのように長くは生きられないかもしれないけれども、あと10年ぐらい頑張ります。本日は本当にありがとうございました」

主演声優賞 戸谷菊之介 若山詩音
第1回声優アワード主演女優賞受賞の朴路美がアンバサダーを務めた。まず、朴路美の挨拶。艶やかな着物姿で登壇。

朴路美「何を言おうか考えようかと思ったんですけれども、考えずにこの今回の第20回声優アワードを拝見させていただきながら心を動かしながら自分が感じたことをそのまま…今胸がいっぱいです。こんな素敵な第1回の賞を私はいただけていたんだなっていうことを今改めて感じています。
この20年は我々声優だけではなく、この声優業界を盛り上げようという、飛躍させようとしてくださったスタッフの方々1人1人の思いが、この220周年を迎えさせてくださったんだということを本当に強く強く感じました。この場を借りて改めてスタッフの方々、声優業界に貢献してくださってる皆さんに私が何かお礼を申し上げるのもなんですけれども、感謝の言葉を伝えさせてください。 本当に、本当にありがとうございます。先輩方が積み上げてきた声優業界、それが新人声優賞をいただいたフレッシュな8人の方々を見ていて、こうやって受け継がれていくんだなっていうことをつくづく感じています。声優業界、ゲーム業界でいうとちょっと特殊な業界なのかもしれません。なぜかと言うと、いろんな年代の人たちがいて、本当にすごい振れ幅ですよね。 10代じゃない、その前の世代から90代100歳ぐらいの方、様々な年代の方々がいらっしゃって、その方々が一つの役を取り合って、みんなで何て言うんでしょうか…支え合って、佐久間さんの言葉じゃないですけれども、愛を持ってこの業界を支えている、素敵な業界だと私は思っています。その中でも主演を演じるということは看板を背負うということです。 いつも看板を背負い続ける皆さんに、これからもこの業界が飛躍して世界に飛び立って、またこれからの世界がどういう情勢になっていくのかはわかりません、どうやって変化していくのかわかりません、けれども日々変化し続ける愛をもって変化し続ける業界であっていただけたらなと思っています。 これから発表させていただきます。けれども皆さん、愛を込めて、命を削って、声を届けていると思います。 その声が世界中に響き渡っていきますように、おめでとうございます」

戸谷菊之介「こんなにも素晴らしい賞をいただいて本当に光栄に思うとともに、この賞は僕だけでは絶対に取れなかった賞だと思っていて、関わってくださった皆様、制作してくださった皆様のと一緒にチームで取ったものだと思っています。皆様、本当にありがとうございます。この場をお借りしまして感謝したい方がお2人います。 1人目は僕にお芝居を教えてくださった緒方恵美さん。僕は2017年に事務所に所属してから、初めてオーディションに受かって役をいただいた2022年まで約5年間ずっとオーディションに受からない時期がありまして。入所してしばらくは何が自分に足りないのかがわからなくてずっとそれを模索し続けていた中で、緒方さんの主催している声優塾チームで、そこで緒方さんにお芝居を教えていただき、お芝居の喜び、苦しみ、そして楽しみも教えていただいて本当によかったと思っています。 緒方さんがいなかったら、僕はもちろんこの場には立っていないですし、オーディションにも受かっていなかったと思います。 お芝居を続けられていたかどうかわからないほど、本当に緒方さんには感謝しています。緒方さんありがとうございます。 そしてもう1人、感謝したい方います。 それはうちのお母さんです。 お母さんは本当にのんびりとマイペースな人間で、僕らを優しく大切に育ててくれていて、影響を受けてた僕もマイペースになんですけれども、そのマイペースさがきっとこの声優業界で生きていく上で折れない心とか、自分のを信じる道を突き進むという意味で、すごく自分の力になっているなと思っているので、そういうふうに育ててくださったお母さんには本当に感謝しています。うちのお母さんは本当に僕のことが好きなんですよね。 本当にいろんなイベントだったりとか、アニメももちろんチェックしてくれてたりとかしてくださっていて、”くださっている”っておかしいんですけれど、アニメのイベントに出るときも、きてくれたりとか、単独イベントやるよってなったときも来てくれたり地方に行くよってなったときも来てくれるぐらい、本当にすごく愛されてるなと思っていて、そんなに頑張って来なくていいよって思うときもあるんですけれども、それでお母さんが喜んでくれるなら、僕も活動し続けられていきたいし、喜ぶ顔をこれからもずっと見たいなと思うので、これからも引き続き頑張っていきます。本当にお母さん、ありがとうございます。 感謝したい方、本当にいっぱいいらっしゃいます。その方々にはこれから先、現場でたくさん感謝を伝えていきたいし、お芝居という形でも感謝を伝えていきたいと思うので、何卒これからもよろしくお願いします。 ありがとうございました」

若山詩音「感無量というか、まだいっぱいなんですけれども、それと同時に、今まで受賞されてきた方々のことに思いを馳せますと、まだ自分はまだまだ未熟なんじゃないかなと思いまして。今後はいただいた賞に恥じぬような人間になっていくために精一杯努力していこうと思います。そしてこの賞をいただけたのは、絶対に自分だけの力ではなくて、出演させていただいた作品に関わってくださった方々、そしていつも支えてくださっている方々のお力のおかげだと思っております。 本当に感謝申し上げます。この度は本当にこのような素晴らしい賞をいただきありがとうございました」

最後に選考委員の竹内選考委員長より総評。

竹内「近年声優の皆さんの技量、ほぼこれ拮抗してます。再現性、安定性、優劣つけがたいです。今年は数ヶ月にわたって選考させていただきました。今日受賞された新人声優皆さん方は、再現性安定性に追加して演技力、そして存在感、これが際立っていました。 各賞を受賞した皆さん、声優という仕事を高らかに違う文化、違う世界に広げていただきました。 その功績、そして実績、これは素晴らしいものです。助演賞は主演よりも厳しい難しい演技が要求されます。 自分が出るのではなく主演を引き立てそしてドラマを盛り上げる、そういった技術的な部分、そして個性というものがきちんと全部出て…最優秀の主演声優賞の2人はそんな中において、素晴らしい作品との出会い、そして作品を牽引する声にし、それを世界に届けた、こういった点が対象となりました。 声優アワードは今年20歳を迎えました。 人間でいえば成人です。この20年間、日本の声優という職業は、子供たちの憧れになり、日本を代表する文化となり、そして日本のコンテンツを世界に広げる新たな使命を帯びているところもあります
外国映画・ドラマ賞の方がおっしゃっていました。子供たちが初めて海外の文化に触れると、皆さんの声の力で日本語で…今はサブスクで、日本のコンテンツ、過去の作品も日本語で世界に届いています。 皆さんの声は、何年何十年何百年と世界に響き渡っていきます。これから1年、本日受賞した皆様は、日本の文化、日本の産業を世界に広げるという新たな使命を、ぜひとも頑張ってください。そして来年ここで第21回新たなる声優アワードのこの会場で皆さんとまたお会いできることを楽しみにお待ちしております」関係者の皆様、20年間本当にありがとうございました協賛いただいた皆様、そして審査員の皆様、そして今日はアンバサダーの2人、本当にありがとうございました。そして本日受賞しました皆さん、これから1年、本当に日本を代表する声優として頑張ってください。おめでとうございました」

およそ2時間にわたる授賞式、その後、フォトセッション。20年目、節目の年であった2026年。声優という職業が広く知れ渡った20年。来年は第21回!

開催概要
タイトル: 第二十回 声優アワード
主催: 声優アワード実行委員会
共催: 株式会社 KADOKAWA、株式会社 文化放送、株式会社 小学館集英社プロダクション
後援: 経済産業省、一般社団法人 日本音声製作者連盟、一般社団法人 日本動画協会、
一般社団法人 コンピュータエンターテインメント協会、一般社団法人 衛星放送協会
協力: 一般社団法人 日本声優事業社協議会、協同組合 日本俳優連合

公式サイト::https://www.seiyuawards.jp/outline/

公式X: @seiyuawards

【ツイキャスプレミア】
「第二十回 声優アワード」 アフタトーク配信
日時 2026年3月15日(日)22:00~23:00(終了予定)
※ツイキャスプレミアで配信
※配信終了後、アーカイブ配信アリ
タイトル ツイキャスプレミア presents 声優アワードアフタートークスペシャル!
出演 MC:松井佐祐里
ゲスト:平野綾 (第一回新人女優賞・第二十回声優アワードアンバサダー)
第二十回 主演声優賞・ パーソナリティ賞受賞者
コメント出演:第二十回新人声優賞受賞者
内容 第二十回授賞式後にお届けする生配信番組。
アンバサダーの平野綾に加えて、当日発表される受賞者の方が登場して、受賞の喜びや授賞式の裏話をお話しいたします。
配信概要
配信開始時間:2026年3月15日(日)22時
アーカイブの購入期限:2026年3月22日(日)23:59まで
視聴期限:購入から7日間
※3月15日までに購入された場合は、 一律で2026年3月22日(日)23時59分まで視聴が可能。
※3月16日以降に購入された場合は、ご購入時点から7日後の同時刻まで視聴が可能。
チケット購入価格:500円(税込)
※視聴にはチケットを購入された「ツイキャス」のアカウントにログイン必要。
公式ページ https://premier.twitcasting.tv/seiyuawards/shopcart/419992 

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