オルガニスト三浦はつみによるパイプオルガンの魅力を伝えるレクチャーコンサート@愛知県芸術劇場

オルガニストの三浦はつみによる「オルガン・レクチャーコンサート. ~シェフMIURAの音の色レシピ~」が3月24日に愛知県芸術劇場コンサートホールにて開催。演奏とスクリーンを使った解説でパイプオルガンの魅力を学べる企画を2019年からスタートし、今年で4回目を迎える人気シリーズだ。
今回は「パイプオルガンの音色」に焦点を当て、オルガニストが料理を振る舞う“シェフ”のように、素材となるパイプの持ち味を引き出す。コンサートの前半は、パイプの響きが特徴的なプリンシパルの音色に注目したJ.S.バッハの「協奏曲 ニ短調 BWV596 より 第1楽章」や、柔らかな温かみのあるフルートの音色を紹介するルイ-クロード・ダカンの「フルートのノエル」などを披露。後半は、出す音によって音色をより豊かなものに構成する”倍音“に注目したサン-サーンス(E.メルニコヴァ編曲)の「動物の謝肉祭」より数曲に解説を交えながら演奏される。

概要
日時会場:2023年3月24日(金)15:00 愛知県芸術劇場 コンサートホール
出演者:オルガン:三浦はつみ
曲目
ー さまざまなパイプの音色紹介 ー
★R.ワーグナー(S.カルク-エラート編曲):「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より 前奏曲
★プリンシパルについて J.S.バッハ:協奏曲 ニ短調 BWV596 より 第1楽章
★フルートについて L.C.ダカン:フルートのノエル
★ストリングスについて S.バーバー(W.ストリックランド編曲):弦楽のためのアダージョ
★リードについて 近藤岳:「きらきら星」による変奏曲 より 6.リード
ー パイプオルガンの倍音 ー
★C.サン-サーンス(E.メルニコヴァ編曲):「動物の謝肉祭」より
★カラフルな倍音 「水族館」 Aquarium 「化石」Fossiles
★低音の魅力 「亀」Tortues 「象」 L’éléphant
★さまざまな音色使って 「白鳥」Le cygne 「終曲」 Final
★J.ブレ:天使たちのワルツ

チケット:全席指定、一般 2,000円 U25 1,000円
主 催:愛知県芸術劇場

情報WEB:https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/000726.html