多摩フィルハルモニア協会 歌劇『ラ・ボエーム』上演

多摩フィルハルモニア協会創立20周年記念「プッチーニ没後100年記念 歌劇『ラ・ボエーム』」2月23日に、たましんRISURUホールにて開催。指揮はプッチーニのオペラ上演で評価の高い音楽監督の今村能。プッチーニ没後100年、協会20周年に満を持して「ラ・ボエーム」に取り組む。

団体概要
音楽監督の今村能は 23歳でベルリン・フィルを指揮、カラヤンに師事し、マエストロからは「日本のムーティ」と呼ばれた。26歳の時ミラノ・スカラ座でスカラ座フィルを指揮。近年もスカラ座首席奏者と共演し、トスカーナの音楽祭で開幕コンサートを指揮し、スカラ座メンバーからも称賛されるなど、イタリアでの評価も高い。
多摩フィルハルモニア協会は2004年、「イタリア・オペラ・ガラ・コンサート」で第1回定期演奏会を財団法人立川市地域文化振興財団の共催を得て、立川市市民会館で開催。当時ポーランド国立歌劇場常任指揮者であった今村能が音楽監督・常任指揮者に就任、独唱に牧野正人を迎え、国立音楽大学、国立音楽大学オペラ研究会の協力と立川市、立川市教育委員会の後援や多摩都市モノレール等多くの企業の協賛、協力を得てスタート。立川市民も合唱に参加。後にコンサートマスターとして、バイエルン国立歌劇場、エッシェンバッハ音楽監督を務めるドイツのオーケストラ、東京交響楽団コンマスを務めた西田博が就任。
第2回の定期演奏会でもオペラを取り上げ、2012年にはヴェルディの歌劇「ナブッコ」演奏会形式上演。藤原歌劇団や東京二期会の名歌手達との共演で好評を得る。更に日本・ポーランド国交樹立100周年記念の2019年には、ポーランド・オペラの父・モニューシュコの歌劇「幽霊屋敷」を演奏会形式で上演。原語ポーランド語日本初演を行い、「100年単位で語られるべき快挙」との評価を得る。合唱の多摩フィルハルモニア合唱団と東大和少年少女合唱団は、行脚合唱団・岡本敏明先生の弟子達が運営を支えている。管弦楽団 フィルハルモニア多摩から育った多くの奏者達は、日本を代表する全国のプロオケでも活躍している。

概要
多摩フィルハルモニア協会創立20周年記念(演奏会形式上演)
「プッチーニ没後100年記念 歌劇『ラ・ボエーム』」
日時会場:2024年2月23日(金・祝) 14:00 たましんRISURUホール大ホール (立川)
出演者・スタッフ
音楽監督・指揮:今村 能
ミミ:田島秀美
ロドルフォ:松原 陸
ムゼッタ:田井友香
マルチェッロ:西 励央
ショナール:森川知也
コッリーネ:安藤善克
ベノア:鹿野由之
アルチンドロ:鈴木淑博
パルピニョール:石福敏伸
管弦楽:フィルハルモニア多摩
合唱:多摩フィルハルモニア合唱団/東大和少年少女合唱団
合唱指揮:湯田佳寿美、鈴木 睦
ピアノ伴奏:岩上恵理加、熊谷冬美、小松 桃、湯田亜希、川端夢衣、廣田真理子
発声指導:小谷悠実、石福敏伸、湯田佳寿美
チケット料金:一般:5,000円 学生:1,000 円(全席指定・税込)

公式サイト:http://tama-filharmonia.music.coocan.jp/