ベンジャミン・ショイヤーの自伝的ミュージカル『ライオン』が来日版・日本版 2verで12月上演。出演は、日本版は成河、来日版はマックス・アレクサンダー・テイラー。1人の役者と5本のギター。実話に基づく、ひとりの人生の物語。
ミュージカル『ライオン』は、ニューヨーク・ドラマ・デスク・アワード最優秀ソロパフォーマンス賞、ロンドン・オフ・ウエストエンドの最優秀ニューミュージカル賞を受賞。米国ツアーでの上演回数は500回以上にのぼる。来日版(日本語字幕付)で主演を務めるのは、本作初のリバイバルでベン役に抜擢され、高度なギターの演奏技術と繊細な表現力で絶賛を浴びたマックス・アレクサンダー・テイラー。そして日本版では、高い演技力と豊かな歌唱力で観客を魅了する実力派 成河で、全曲ギター弾き語りのミュージカル。宮野つくりが翻訳・訳詞に初挑戦。
あたたかく美しい楽曲の数々、心が締め付けられるような独白、ギター演奏、濃密な空間。ウエストエンドの批評家が「驚異的で魅惑的な体験」と称賛したミュージカル。
STORY
はじまりの場所は、ニューヨーク。物語は、10歳のベンが家族の話をするところから始まる。 数学者の父親と、数学嫌いの彼を繋いでいたのは、一緒にギターを弾く時間。2人の絆は音楽だった。 しかし彼が14歳の時に起きたある出来事をきっかけに、彼と父親の関係は大きく変わり始める。 イギリスの男子校での寮生活、グランドセントラル駅で出会った彼女との恋、母親や弟たちとの繋がり― 移ろいゆく時間のなかで、いつも彼の近くにあったのは、音楽。
ベンはギターを片手に、波乱に満ちた人生の旅路に立ち向かう。
コメント
日本版主演 成河
シンガーソングライターのベンジャミンが作った生々しく美しい楽曲は胸に迫るものがあり、ぜひこの作品をやりたいと思い ました。難易度の高いギターを弾きながら歌う、一人芝居。そして今回は翻訳・訳詞にも挑戦しています。ハードルはとて も高いし山のようにありますが、それをいろいろな方たちと協力して超えていきたいと思います。ベンジャミンの私小説である この物語、主人公ベンに起こった出来事、苦悩、そして手に入れたもの、を純粋にお客様にお伝えしたいと思います。
皆様にとっても特別な体験になるような舞台をお届けいたしますので、劇場でご一緒していただければ幸いです。
概要
期間会場:2024年12月19日(木)‐12月23日(月) クラブeX
出演ベン役(Wキャスト):
来日版(日本語字幕付)=マックス・アレクサンダー・テイラー
日本版=成河
脚本・作曲・作詞:ベンジャミン・ショイヤー
演出:アレックス・ステンハウス、ショーン・ダニエルズ
翻訳・訳詞:宮野つくり 成河
問合: 0570-077-039 (10:00~18:00)
企画・制作・主催:梅田芸術劇場