松下洸平 東宝ミュージカル初主演 世界初のミュージカル化「ケイン&アベル」

イギリスの国民的作家、ジェフリー・アーチャーのベストセラー小説「ケイン&アベル」を原作に、東宝とキューブの製作により、世界初のオリジナル・ミュージカルが2025年1〜2月に東急シアターオーブ、新歌舞伎座にて上演される。ウィリアム・ケイン役に松下洸平、アベル・ロスノフスキ役に松下優也。
音楽は、数多くのミュージカルを手掛けるフランク・ワイルドホーン。脚本・演出は、海外作品の日本版演出が高く評価されるダニエル・ゴールドスタイン。歌詞にネイサン・タイセン、編曲:ジェイソン・ハウランド、振付には、トニー賞に2作品でノミネートされたジェニファー・ウェーバーが手掛ける。なお、ミュージカル「レ・ミゼラブル」でマリウス役を務めた竹内將人も、リチャード・ケイン役で出演する。

ウィリアム・ケイン役 松下洸平

コメント
松下洸平
Q1:ミュージカル『ケイン&アベル』にかける意気込み
たくさんの方に愛され続けている作品のミュージカル化、さらに世界初上演作品の主演という貴重な機会をいただき、とても光栄です。
原作を大切にしながらも、作品作りの醍醐味でもある、僕らなりの僕らにしか出来ない『ケイン&アベル』を目指したいと思っています。
“世界初”という難しさもありますが、かけがえのない時間になると思います。
精一杯務めます。

Q2:東宝ミュージカル初主演となる気持ち
6年振りのミュージカル出演でこのような大役を頂き、嬉しい気持ちと不安が入り混じっています。
登場人物それぞれに大切な物語があるので、独りよがりにならず、楽しみながら素晴らしいキャストの皆さんと一緒に作っていけたらと思っています。

Q3:松下優也さんとライバル役を演じること、また、松下優也さんの演技についての印象
とても上品で、美しい歌声をお持ちの方という印象を持っています。
音楽活動もされていますし、好きな音楽カルチャーは芝居にも反映されると思っていて、色気と強さ、リッチな雰囲気の中にある寂しさを持ち合わせたアベルを演じる松下優也さんと、稽古や本番で向き合える事が今からとても楽しみです。

Q4:ワイルドホーンさんをはじめ海外のクリエイティブスタッフとの共同作業について
ワイルドホーンさんとは、2017年に『スカーレット・ピンパーネル』でご一緒させていただいた事があり、力強い旋律と壮大で美しい音楽がとても魅力的です。ワイルドホーンさんの音楽に再び触れられる事、海外のクリエイティブスタッフの皆さんと新作ミュージカルが生まれる瞬間を味わえること、とてもワクワクしています。
言葉や文化の違いを超えて、オリジナリティ溢れる熱い物語、ミュージカル『ケイン&アベル』にしたいと思っていますので、楽しみに待っていてください!

 

リチャード・ケイン役 竹内將人

ストーリー
20世紀初頭——同じ日に生まれた宿命の2人。
ボストンの名家ケイン家に生まれ、祝福される人生を歩むウィリアム・ケイン。
ポーランドでドイツ侵攻により孤児となり、何とかアメリカに辿り着いたヴワデク(後のアベル・ロスノフスキ)。
ケインは銀行頭取に、アベルはホテル王へとのし上がり、そして、二人は出逢う。
宿命的に出逢った二人は、戦い、失い、再起し、また衝突し、彼ら自身の世界を変えていく。

概要
ミュージカル「ケイン&アベル」
会期会場:
東京:2025年1・2月 東急シアターオーブ
大阪:2025年2・3月 新歌舞伎座
原作:ジェフリー・アーチャー
音楽:フランク・ワイルドホーン
歌詞:ネイサン・タイセン
編曲:ジェイソン・ハウランド
振付:ジェニファー・ウェーバー
脚本・演出:ダニエル・ゴールドスタイン
出演:
松下洸平 松下優也
咲妃みゆ、知念里奈、愛加あゆ、上川一哉
植原卓也、竹内將人、今拓哉、益岡徹
山口祐一郎

製作:東宝/キューブ

WEB:https://www.tohostage.com/KANEandABEL/