5月に開催されたカンヌ国際映画祭で、スタジオジブリが「名誉パルムドール」受賞を果たすなど、話題が尽きないスタジオジブリ。愛知の開設されている公園施設「ジブリパーク」も、この3月に「魔女の谷」が開園し、充実が図られている。
この「ジブリパーク」と「ジブリ」を紹介する展覧会「ジブリパークとジブリ展」東京会場(東京・天王洲 寺田倉庫)が6月28日から開催。開会セレモニーが開かれた。
ジブリパークの監督でもある登壇した宮崎吾朗からは「そろそろ、引退できるのかなと思った」という冗談も交えながら「ジブリパークは、ジブリが映画を作ったり展覧会を開いたりする中で、著作物をしまう倉庫がないと云う状況の中で、愛知県から倉庫を用意するのでという話から企画が始まりました。最初に考えたのが「ジブリの大倉庫」。倉庫機能を備えた施設でした。この大倉庫を中心にジブリパークを広げてゆきました。ですので、寺田倉庫さんで開催するのは、とても似合う、良い展示になっていると思います。たくさんの方がたに足を運んでいただきたい。」
宮崎吾朗監督が構想段階から全体を指揮したジブリパークと、彼の仕事、作品を振り返りつつ、舞台裏を紹介する展覧会「ジブリパークとジブリ展」東京での開催が始まる。今後、青森と岡山への巡回がある。
展示風景
概要
名称:アーヤと魔女展/日程:2024年6月28日(金)〜9月23日(月・休)9:30〜20:00(最終入場 19:00)、9月23日(月・休)は最終入場 12:30 、閉館14:00 /会場:東京・天王洲 寺田倉庫「B&C HALL/E HALL」/主催:東京新聞/日本テレビ/ローソンチケット/ディスクガレージ/第一通信社/TOKYO FM/協賛:DNP 大日本印刷/寺田倉庫/企画制作協力:スタジオジブリ/三鷹の森ジブリ美術館/ジブリパ―ク/チケット※日時指定予約制/通常チケット:大人 1,900 円、中・高校生 1,600 円、小学生 1,200 円(いずれも税込) /特典付きチケット:大人 2,900 円、中・高校生 2,600 円、小学生 2,200 円(いずれも税込)
公式サイト https://ghiblipark-exhibition.jp/
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