ダンス公演「机上の空論」新国立劇場バレエ団の渡邊拓朗(出演), 江﨑文武(作曲 演奏). 紡ぐ哲学的ストーリー 。8月 東京国際フォーラム

オリジナルダンス公演「机上の空論」が8月9日・10日に東京国際フォーラムにて上演。
この公演は、集団主義、個人主義が生み出す対立にまつわる物語をダンスと音楽に乗せて語り、その在り方と未来について観客に問いかけるもの。

出演は新国立劇場バレエ団所属の渡邊拓朗、ブロードウェイミュージカルなどニューヨークで活躍するChase Maxwellをはじめとする、バレエ、ジャズ、コンテンポラリーのトップダンサー。演奏家としてだけでなく、映画やドラマの音楽制作などでも近年活躍が著しい江﨑文武が全楽曲を作曲、江﨑とともに10名バンドで生演奏。舞台美術は、国際的に活躍する磯谷博史。オープンロードアソシエイツ公演。

作演出は、インターネット通信や教育、フィットネスなどの分野で様々な日本初のサービスを手掛けるオープンロードアソシエイツ代表の山本公哉、また演出補佐・振付でプレビュー公演に出演した福田圭吾(新国立劇場バレエ団)ほか、演出家・振付師として活躍する櫛田祥光、中村遥佳らが参加。

Dance Forum 2024:
<Program 1> Broadway Dance Center40周年記念Showcase「1984」
<Program 2> Dance Theater「机上の空論」
※「机上の空論」はDance Forum2024のProgram2として上演概要
会場 東京国際フォーラムホールC
日程 2024年8月9日(金) 19時 10日(土) 13時/17時
原作・脚本・演出 山本公哉(オープンロードアソシエイツ株式会社)
音楽 江﨑文武
舞台美術 磯谷博史
演出補佐・振付 中村遥佳 櫛田祥光 福田圭吾(新国立劇場バレエ団)
原振付 Chet Walker, Camden Loeser, muttan, Chisa Honma
出演
Chase Maxwell 渡邊拓朗(新国立劇場バレエ団) ChiChi YUKINO 岡本葵 小川莉伯 絹佳 木村莉桜 後藤いずみ 紫竹康太 宗田真依 竹内花野 中村遥佳 本堂環稀 ユキジ 荒川玲和 神崎舞 権田いくみ 石橋美奈 高橋奈々 松澤あおい 宮部絢奈 萌花
演奏
ピアノ 江﨑文武
ヴァイオリン 亀井友莉/ヴァイオリン・ストリングスアレンジ 常田俊太郎/ヴィオラ 三品芽生/チェロ 村岡苑子/サックス・フルート・ホーンアレンジ MELRAW/サックス・クラリネット 宮木謙介/トランペット 佐瀬悠輔/トランペット 寺久保伶矢/トロンボーン 池本茂貴/ドラム 菅野颯

あらすじ
静かな午後、図書館で哲学書を読んでいる私。いつの間にか眠ってしまい夢を見る。そこは机だけで構成された机上の世界。しかも白と黒が支配するコンフリクト・ワールドだった。モートンの熊手に翻弄され、二つのイデアの狭間を揺れ動く私は、運命の人に出会いある啓示を受ける。

CAST
渡邊拓朗(新国立劇場バレエ団ファーストアーティスト)

福島県出身 鈴木寿雄のもとでバレエを始める。新国立劇場バレエ研修所 予科、 研修生を修了。 新国立劇場バレエ団アーティスト 2023/2024 シーズンよりフ ァーストアーティスト 。 主な出演作品:クリストファーウィールドン振付「不思議の国のアリス」三人 の庭師 フレデリックアシュトン振付「シンデレラ」カヴァリエ ジョージバラ ンシン振付「テーマとヴァリエーション」ソリスト ウェインイーグリング振付 「くるみ割り人形」ネズミの王様 フレデリックアシュトン振付「真夏の夜の夢」 ディミトリアス 平山素子振付「Butterfly」

Chase Maxwell :ニューヨークを拠点に活動するパフォーマー/振付師。 ボストン音楽院にて学士号取得。幼少期にはロサンゼルスを拠点に、エミー賞・トニー賞を 受賞している女優兼ダンサー・振付師の Debbie Allen のもとでダンスを学び、Debbie Allen Academy ではティーチングも開始。ジャズダンスからコンテンポラリー、ストリート、タッ プ、声楽など、多彩なスキルを活かして、数々の舞台やテレビ番組にて活躍。ミュージカル 「Wicked」でブロードウェイデビューも果たす。 現在は、ミュージカル「コーラスライン」 のオリジナルキャストであり、マイケル・ベネットの亡き後その作品の演出を継承した Baayork Lee のアシスタントも務めている。日本ではサントリーボスの CM にも起用され、 2019 年には KEREN(大阪)にて、演出家 Baayork Lee のアシスタント/ダンスキャプテンを 務めるなど、米国内外で数々のステージ・TV 番組でキャリアを築く。

コメント 音楽  江﨑文武
舞台音楽を手がけるのは⻑年の夢でした。20代のうちに様々な形のビートミュージックに関わってきたある種の集大成、そして30代のはじまりを飾るサウンドをお届け出来ればと思います。

コメント
美術 磯谷博史
「机上の空論」では、中間的な議論が排除された、極端な二つの正しさを行き来する人物が描かれています。物事の別の側面を明らかにし、いくつもの正解という複雑さを受けとめることが芸術の役割であるならば、どれだけ正しく見えたとしても、たった一つの正解へと向かうその力学に対して抵抗する意味を感じとりました。普段、私は展示する美術作品が、鑑賞者に身体的な影響を与える、ある意味で、振り付けという要素を意識しています。今回の舞台美術へのチャレンジは、その意識がもっとも直接的に具体化される瞬間です。振り付けとしての美術が、どう機能し、どのように演出に貢献できるか私自身とても楽しみにしています。

原作・脚本・演出:山本公哉
1997年東京国際フォーラムのオープニングイベントでのダンス公演「Dance Revolution」(音楽/ナイル・ロジャース、屋敷豪太)を皮切りに、「フォーティンブラス」、「ジャック・ブレルは今日もパリに生きて歌っている」、「ガーリーボム」など演劇、ミュージカル、ダンスと幅広い分野でのプロデュースを手掛ける。
2000年には天王洲アイルにTYハーバーシアターを設立。2007年株式会社朝日ネットを代表取締役社長として東証1部上場に導く。同社の経営戦略はハーバードビジネススクールのケーススタディに採用される。また日本初となる教育機関向けのクラウド型LMS(ラーニングマネジメントシステム)事業を日米で立ち上げる。
現在は、オープンロードアソシエイツ株式会社代表取締役社長、学校法人UWC ISAK JAPAN ファウンダー。


チケット
料金 5,000円 1・2階席指定/ 4,000円 3階席指定 *未就学児は入場不可
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/bdc-40th/ Pコード:525-588 (セブン-イレブン店頭でも可)

問合:TEL 03-6279-1161 EMAIL kijo@ora.tokyo

公式サイト https://www.kijonokuron.com/