勅使川原三郎 新作ダンス公演 『 エクリプス ­月蝕』10月上演

勅使川原三郎は「月」を創作における重要なテーマの1つとして これまで長きに渡る活動を行なってきた。満月が地球の影で欠ける時にだけ起きる月蝕によって、闇に浮かび上がる情景と新たなダンスをクリエイト。ボサノバの名手・ギタリスト、ジョアン・ジルベルト(※)の歌う 『エクリプス』の音色にのせた秋の長夜の新作となる。

年内はこの後、国内アパラタスでの公演はすべて新作創作。11月は宮田佳との新作「神秘」、そして12月には元ヴッパタール舞踊団のダンサー オフィーリア ・ヤングを招いた「笑顔」を創作・発表する。

※ジョアン・ジルベルト(1931年6月10日 – 2019年7月6日)は、ブラジルの歌手、ギタリスト。作曲家のアントニオ・カルロス・ジョビンや作詞家のヴィニシウス・ヂ・モライスらとともに、ボサノヴァを創成したとされている。1964年には「イパネマの娘」が、シングルとして発売され、ボサノヴァの有名曲となった。1965年には『ゲッツ/ジルベルト』でグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞し、最優秀男性ボーカル賞にもノミネート。
『エクリプス』はアルバム『エラ・エ・カリオカ』に収録されている。

概要
アップデイトダンス No.106「エクリプス –月蝕」
演出/照明 勅使川原三郎
アーティスティックコラボレーター 佐東利穂子
出演 勅使川原三郎、佐東利穂子
会期会場: 2024年10月12日(土)–10月21日(月)  カラス アパラタス/ B2 ホール

公式サイト:https://www.st-karas.com/reservation1/