「オルガン・アワー~音のシャワーで心リフレッシュ~」10月30日に愛知県芸術劇場コンサートホールで開催。
本シリーズは、 名曲をとおしてパイプオルガンの魅力に触れていただける約1時間のコンサートシリーズ。
「オルガン・アワー」は21年からスタート、オルガン初級者やファンの方に好評を博す。公演時のアンケートでは「1時間 1,000 円の気軽さが良かった」や「仕事の疲れが癒されました」などの感想が寄せられている。
今回はミューザ川崎シンフォニーホール・ホールオルガニストで、オルガンで参加した楽曲が、第 58 回レコード・アカデミー賞(音楽之友社の月刊誌レコード芸術 主催)で録音部門を受賞した大木麻理が出演。
曲目は、J.S.バッハの「G 線上のアリア」をはじめ、エルガーの「カリヨン」、リストの「バッハの名による幻想曲とフーガ」などヨーロッパの名曲 5 つを厳選。
大木麻理より
カリヨン(鐘)の音色に導かれ、お客さまが劇場に集まってくる…そんな雰囲気でスタートする今回のコンサート。パイプの総本数が6,883 本という、世界的にみても最大級のパイプオルガンの可能性を活かし尽くしたい!!というコンセプトでプログラムを作りました。
バッハ、リストのオルガンの名曲は私がこの楽器を始めるきっかけにもなった、最もお付き合いの長い2曲です。どちらも王道の作品ですが、特に愛知県芸術劇場のオルガンとの相性がとても良いのではないかと思い選曲しました。どのような響きが生まれるのか、今から音色作り(レジストレーション)がとても楽しみです。
また聴き馴染みのある管弦楽作品や、歌曲などの古今東西の美しい旋律をオルガンで奏でると、その作品の違った魅力に出会って頂けることでしょう。オルガンの甘美な歌に癒され、心も身体もリフレッシュする1時間となりますように!!
演奏曲目
エルガー(H.ブレア編): カリヨン
J.S.バッハ(S.カルク=エラート編): G 線上のアリア
J.S.バッハ: 幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
ラフマニノフ(P.バード編): ヴォカリーズ
リスト: バッハの名による幻想曲とフーガ
概要
公演名|オルガン・アワー ~音のシャワーで心リフレッシュ~
日時|2024 年 10 月 30 日(水)15:00 開演(14:15 開場)/19:30 開演(18:45 開場)
会場|愛知県芸術劇場 コンサートホール
出演|オルガン:大木麻理(ミューザ川崎シンフォニーホール・ホールオルガニスト)
主催|愛知県芸術劇場
助成|文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業
(地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業)) 独立行政法人日本芸術文化振興会