
日本発ゲーム音楽の魅力を世界に発信してきた第一人者である、ベンヤミン・ヌスと森下唯が、浜渦正志、光田康典、植松伸夫、野村渉悟、菅野よう子による楽曲を“日本の新たなるクラシック”日本の新たなるクラシック)としてのコンサート、“日本の新たなるクラシック”ベンヤミン・ヌス × 森下唯 Duo Piano“Die Neue Klassik Japans”が「調布国際音楽祭2025」スペシャル企画として6月29日に開演される。

「ファイナルファンタジー」「クロノ・クロス」「アクエリオンEVOL」など、世界中に愛される日本発の名作音楽を、2台ピアノによる独自のアレンジで再構築。ドイツ語タイトル “Die Neue Klassik Japans”(日本の新たなる「クラシック」)が示すとおり、ゲーム音楽が現代のクラシックへと昇華する瞬間を体感できるステージとなる。


今回のプログラムでは、浜渦正志、菅野よう子、下村陽子といった、ゲーム・アニメ音楽の世界で活躍する作曲家たちによるオリジナル作品にも焦点を当てる。日本のポップカルチャーが育んだ豊かな創造性をクラシックの音楽祭で紹介するユニークな試みとなる。
音楽祭 アソシエイト・プロデューサー 森下唯 コメント
今年2月19日に開かれたこの音楽祭の記者会見では、同音楽祭のアソシエイト・プロデューサーであり、出演する森下唯からは、「このコンサートは、昨年、私が企画したコンサートから発展したもので、共演するベンヤミンさんはグラモフォンからのCDデビュー際も、「ファイナルファンタジー」の曲を入れるなど、積極的にゲーム音楽を紹介をしているピアニストです。特に作曲家の浜渦正志さんの作品をベンヤミンさんと僕が、とても好きなので、浜渦さんの曲も入れたプログラムを用意しました。委嘱しました新曲など、再演したくなる譜面がたくさんありましたので、この調布の音楽祭の中で、披露したいと思いました。純クラシックとは言えないかも知れませんが、ベンヤミンさんとふたりでのプログラムは、きっと幅広い方々に楽しんでいただけると思っています。」と、この企画に掛ける思いが語られた。
調布国際音楽祭、今年のテーマは「Journey Through Music! 音楽の旅へ!」、多様な音色とともに世界中のアーティストたちが調布に集結する。
調布の街は、東京の郊外都市で新宿から京王電鉄で15分の人口24万人のベットタウンであるが、日本有数の音楽大学、桐朋学園音楽学部を有し演奏家人口も多く、また、「角川大映撮影所」「日活撮影所」、「ゴジラ-0.1」のSFXスタジオ「白組」などの映画映像産業企業が集積することの両面から、アート都市でもある。
概要
タイトル:BlueMeme Presents ベンヤミン・ヌス×森下唯 Duo Piano ”Die Neue Klassik Japans” 日本の新たなる「クラシック」
6月29日(日)13:00 調布市文化会館たづくり くすのきホール(全席指定)
料金(税込み):5,000円(U29:30%割引)
出演:ベンヤミン・ヌス(ピアノ)、森下唯(ピアノ)
曲目:
作曲:浜渦正志(編:森下唯):願い(ファイナルファンタジーXIII-2より)
作曲:光田康典(編:森下唯):時の傷痕(クロノ・クロスより)
作曲:植松伸夫(編:榎政則):ファイナルファンタジーVII
作曲:野村渉悟:Spellbound Skies
作曲:浜渦正志:東京
作曲:菅野よう子(編:森下唯):神話的組曲『アクエリオンEVOL』
作曲:下村陽子(編:森下唯):Vector to the Heavens
※今後の追加される曲目も予定
情報ページ:https://chofumusicfestival.com/JP/Program/JBI-jDuf
音楽祭 概要
調布国際音楽祭2025 Journey Through Music! 音楽の旅へ!
開催期間:2025年6月21日(土)~6月29日(日)
会場:調布市グリーンホール、調布市文化会館たづくり、調布市せんがわ劇場、深大寺、布多天神社 ほか
エグゼクティブ・プロデューサー:鈴木優人
アソシエイト・プロデューサー:森下唯
監修:鈴木雅明
コミュニケーション・アドバイザー:平野敬子
主催:公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団、調布市
特別協賛:アフラック生命保険株式会社
協力:京王電鉄株式会社、桐朋学園大学