「ジブリの立体造型物展」開幕! 伊原弘『紅の豚』サボイアS-21 実物大モデル制作で挨拶

展覧会「ジブリの立体造型物展」が5月27日、東京・天王洲の寺田倉庫B&C HALL/E HALLで始まった。

© 1988 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

初日のセレモニーには、『紅の豚』に登場するサボイアS-21の実物大!?モデルの制作をしたマーブリングファインアーツの伊原弘、俳優・小泉孝太郎そして、スタジオジブリと日本テレビの福田博之社長が登壇した。

左から、福田博之、伊原弘、小泉孝太郎

「ジブリの立体造型物展」開会セレモニー サボイアS-21制作 伊原弘さん コメント 動画

伊原弘はマーブリング・ファインアーツに所属する立体造形の大ベテラン。『ウルトラマン』などのミニチュア模型などを製作し、特撮でのビルの倒壊シーンでの新手法「伊原式」を発案したことでも知られている。

「今にも飛び立つ!?」紅の豚 サボイアS-21 実物大モデル  © 1992 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NN

福田社長は今回の展覧会について、「世界の国々にスタジオジブリ作品を愛し、作品を届けることに努力を重ねた人達がいることを紹介した展覧会。スタジオジブリ作品が世界に広がっているのは、そういった方々の尽力によるものであることを展覧会を通じて伝えたいです」と語り、
伊原さんは「木で飛行艇を作るのは初めての試みで、多くの皆様のお力添えのお陰で完成した。宮﨑駿監督が実際に見て、『美しいですね』と言ってくれて感動しました。」となどと語りました。ゲストの小泉さんは「サボイアS-21の美しいフォルム・赤色に感動し、本当に離陸するのではないかと想像力をかき立てられました。作品の前で足を止めて見入ってしまいました。」と展示の魅力を伝えました。

スタジオジブリ作品の数々を立体造型物を通して体感できる。一部を除いて撮影も可能で、この夏の思い出つくりに最適な展覧会。9月23日まで開催。詳細は公式WEB参照

立体造型物展より

「城が動く!」ハウルの動く城 © 2004 Diana Wynne Jones/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDMT
ジブリの立体造型物展_海を渡った熱風 ©Studio Ghibli
「一緒に写真が撮れる!」ジブリの立体造型物展_君たちはどう生きるか © 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
紅の豚 © 1992 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NN
「並んで座れる!」⽿をすませば © 1995 Aoi Hiiragi, Shueisha/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NH
「リアルにシーンを再現!!」天空の城ラピュタ © 1986 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

概要
日程 2025年5月27日(火)~9月23日(火・祝) 9:30~20:00(最終入場19:00)
会場 天王洲・寺田倉庫 B&C HALL/E HALL
主催 日本テレビ/博報堂/ローソンチケット/ディスクガレージ/第一通信社/TOKYO FM
協賛 寺田倉庫
協力 日本航空 月刊モデルグラフィックス
特別協力 スタジオジブリ
チケット ※日時指定予約制
通常チケット:大人 1900円、中高校生 1600円、小学生 1200円
特典付きチケット:大人 2900円、中高校生 2600円、小学生 2200円 ※共に税込

公式サイト https://rittai-ghibli.com/