草彅剛 主演映画『碁盤斬り』 イタリアの映画祭で最優秀長編作品賞受賞!⟪RED LINE FILM FESTIVAL⟫

草彅剛、清原果耶らが出演映画『碁盤斬り』(監督 白石和彌)が、イタリア トスカーナ州のモンタルチーノで6月11日~15日まで開催された映画祭⟪RED LINE INTERNATIONAL FILM FESTIVAL⟫コンペティション部門でオープニング作品として上映され、最優秀長編作品賞を受賞。

RED LINE INTERNATIONAL FILM FESTIVALは、国内外の最先端の映画作品が出会う場となることを目指し、映画を通して平和と連帯のメッセージを発信する手段としての理解を深めることなどを目標とする映画祭。今年の審査員長は映画『シャイン』(96年)でアカデミー主演男優賞受賞などの名優ジェフリー・ラッシュ。


受賞理由
この作品は、江戸時代の侍映画の伝統を忠実に体現しながら、主人公の心の奥底にある感情を探求しています。特に構図、セットデザイン、衣装、そして全体的な演出が丁寧に行われており、真の形式的技巧が発揮されています。細部、テンポ、そして雰囲気に細心の注意を払って制作された、類まれな歴史再現と言えるでしょう。


コメント 白石和彌 監督
映画祭の公式SNSで、上映されている様子を見ました。凄く美しい環境で上映してくださりとても感動しました。
そして、作品賞をいただけると聞いて、本当に嬉しく思っています。この作品にとっても、映画監督個人としても、 この先映画を作っていく勇気や喜びをいただきました。 本当にありがとうございます。

『碁盤斬り』は昨年にイタリアで開催されたヨーロッパ最大のアジア映画祭「ウディネ・ファーイースト映画祭」で批評家により選出されるブラック・ドラゴン賞を受賞。フランスでは3月に公開され、220スクリーンで上映されており、スペイン国内でも映画館上映が準備されている。

WEB:https://gobangiri-movie.com