
「Ballet Muses-バレエの美神 2025-」が10月31日~11月5日に東京・大阪・名古屋で開催される。世界の名門バレエカンパニーより、旬を極めるダンサー達が集結する公演。注目を集めるのが、バレエの殿堂、ボリショイ・バレエとマリインスキー・バレエから登場する二人の若きプリンシパル。
ボリショイ最年少プリンシパル エリザヴェータ・ココレワは、今回が初来日。身体能力が高く、観客を圧倒させてきている。もうひとり、マリインスキー・バレエのマリア・イリューシキナは先日プリンシパルへの昇格が発表されたばかり。クラシック・バレエの理想的なラインを備え、正統派の美しさを体現するダンサー。お2人の幼少期か。ら、バレエ団で活躍するまでの道のりについて公式インタビューの一部が届いた。
ココレワはインタビュー内で、本公演への意気込みについて「様々な演目を通して、色々な感情をお伝えできればと思います。心から踊るところ、音楽的な側面をお見せできればと思います。大変な時に思い起こして励みにしていただけるような、記憶に残る公演になれば嬉しいです」と話す。また、パートナーのダニール・ポタプツェフについては「パ・ド・ドゥが最大限美しく完成するようにたくさんの注意と時間を割いてくれます。動きの中に才能が光る、ダンサーという職業への態度が見える、そんなダンサーです」と語ってくれました。 インタビュー全文:https://www.koransha.com/contents/7404/
「物静かなバレリーナ」というイメージを持たれることの多いイリューシキナ。自身の内向的な側面と舞台上での感情表現は、どんなふうに両立されていますか?という質問に対して、「舞台上で感情的になることは、実生活で感情を露にするよりはるかに簡単なんです。私の人生ではないし、ヒロインたちはより自由だからかもしれません。ドラマティックな役は、舞台からはけるとき、力を出し切って自由になったのを感じます。「言葉では言い表せないような何か」を経験したような気持ちになるんです。ダンサーはそのために踊っていると言っても過言ではありません」と語ってくれました。正統派の美しさに、さらにドラマティックさが増した彼女の踊りをお楽しみに。 インタビュー全文:https://www.koransha.com/contents/7392/
概要
「Ballet Muses -バレエの美神 2025-」
会期会場:
東京:10⽉31⽇(金)19:00 Aプロ 11月1日(土)13:00/17:00 / Bプロ 東京国際フォーラムC
大阪:11月3日(月・祝)14:00東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール Bプロ
名古屋:11月5日(水)19:00愛知県芸術劇場 大ホール Aプロ
出演者
A.コワリョーワ、E.ココレワ、E.ゲラシェンコ、D.ポタプツェフ、M.ミハルキン(ボリショイ・バレエ)
T.アスケロフ、M.イリューシキナ、M.ホーレワ(マリインスキー・バレエ)
佐々晴香、D.ソアレス(ベルリン国立バレエ)
V.レベデフ、J.ルキアネンコ(ミハイロフスキー劇場バレエ)
演⽬
「ドン・キホーテ」より、「ジュエルズ」より、「白鳥の湖」より、「カルメン組曲」より、「ノクターン」「愛の伝説」より、「ウィズアウト・ワーズ」より、「ジゼル」より、「海賊」より、ほか A・B プロ演⽬が異なる
チケット:S席22,000円〜C席8,000円
問合:050-3776-6184 (12:00~15:00/土日祝休み)