藤井直樹, 中村浩大,小南満佑子,大澄賢也出演 ミュージカルショー『THE GIFT』稽古場レポ

クリスマスをテーマにした誰もがハッピーな気持ちになる数々のミュージカルのヒットソングとダイナミックで華やかなダンスで構成されるミュージカルショー『THE GIFT』が、2025年11月8日(土)~21日(金)I‘M A SHOW(東京)、同月28日(金)~30日(日)サンケイホールブリーゼにて上演。


物語の舞台は、ニューヨーク。大学のミュージカル学科で学ぶ、ガーシュインやアービング・バーリンなどのクラシックな作風を好むふたりのコンビが、時には恋敵になりながも、最高のクリスマスショーを作り上げる過程が描かれる。クリスマスをテーマにした様々なミュージカルのヒットソングやダンス、とりわけ華やかで豪快なタップダンスが惜しみなく披露される。

出演は、大学のミュージカル学科に所属し理想のクリスマスミュージカルを作り上げることに情熱を燃やすルーク・バーンズ役に本作でミュージカル初出演で主演を務める藤井直樹を起用。また、ルーク・バーンズとコンビで創作活動を続けるマーク・ハーマン役には、SpeciaLのメンバーとして多彩な活躍をする中村浩大。 Broadwayでキャリアを積むハイスクール時代の同級生で、ふたりのアイドルでもあるエリエル・スチュアート役には、舞台、映像で活躍の小南満佑子。そして、ルークとマークを才能を信じるブロードウェイを知り尽くす大学の教授でプロデューサーのスティーブン・バーンスタイン教授役には、ダンス歴40年を越え、レジェンドな大澄賢也といった実力派俳優が揃う。クリスマスをテーマにした数々のミュージカルのヒットソング、華やかで豪快なタップダンスなど、クリスマスシーズンを彩る極上の最注目エンターテインメントショーが披露される。

稽古も中盤、稽古場取材会が行われた。

大澄賢也の合図で!ショーが!
楽しいナンバーでオープニング。

最初に3つのシーンが公開された。一つ目はオープニング。最初に大澄賢也の語り、そして賑やかなタップダンスで始まる。明るく楽しいナンバーで、初っ端からワクワクする。年末といえばクリスマス、文句なしに楽しい、出演者も笑みが。

小南のよく通る声が響く。

それからルークとマークがクリスマスのためのショーを作る決意、歌。

その流れでショーパートに移行。ここでスケーターによるショータイム、ダンススキルが高く、見応えあり。

ポージングが決まった!

最後はショーパートの中で披露されるルークとマークのタップシーン。相当練習を積んだ様子、披露する前にちょこちょことタップを合わせてからの披露、また、お互いのステッキを空中で交換、ステッキを落とさずに大成功!ノーミスで!

帽子とステッキ、ノスタルジック溢れるシーン。
ステッキを何気に肩に。かっこよく決める。これが案外難しい

フォトセッションの後、コメント取材が開始。
今の心境と見どころ。

藤井直樹「とてもそわそわしております。緊張もしたんですけれども、特に中村浩大くんと2人でTapやるところのステッキの交換がうまくいったのがすごく良かったなと安心して(そうだね。と隣で)、めちゃくちゃ嬉しかったです。見どころとしましてはやっぱすごくクラシカルな曲がすごく大事になってきていて。ダンスナンバーなんかもすごくれたレトロさもある。ジャズの基礎となっている動きだったりとかがすごく大事にされている部分、そういうところも大澄賢也さんに教わりながらやっているので、そこを頑張ってる姿を、見ていただければいいなと思っております」

中村浩大「めちゃくちゃ楽しかったです。僕もすごく緊張したんですけど、やっててすごい楽しいなと。本番を迎えるのが、さらに楽しみになりました。見どころとしましては、今日披露したナンバー以外のもっともっとすごい強い、わくわくするシーンがたくさんあって、新たな一面も見れたりすると思うので、ぜひお楽しみいただければと思います」

小南満佑子「今日初めてスタッフの皆さん以外の方にお披露目をするので、多分みんなちょっといつもよりも気合がちょっと入ってたんじゃないかなと思います。それがなんかまたこれから開幕に向けての底上げになったんじゃないかなと思います。これから藤井さん、中村さんを始め、素敵なキャストの皆さんとともに、クリスマスのオーナメントのように、みんなの個性がキラキラと光ったステージをお届けできるように頑張りたいと思います」

大澄賢也「ミュージカルのスタンダードナンバーやクリスマスの有名な曲を集めて、踊りのスタイルもクラシカルなスタイルから…僕も振り付けさせていただいてますが、藤林美沙さん、本間憲一さんと3人でいろいろ振り分けて作っております。それを今の若い(藤井)直樹くん(中村)浩大くんがやるということの意味、見てご覧になってわかったと思うんですけど、他の10名のアンサンブルの子たちも皆さんもみんな20代の子たちなんですけど、そういう子たちがこういうクラシカルなスタイルでやることにすごく意味があると思っております。そして、まとめてくださる菅野こうめいさんがいろいろアドバイスをしてくださって、とても素敵なショーに仕上がっておりますので、ぜひお楽しみください」

それからプロアイススケーターの二人。

小林宏一「今回こういうミュージカルに呼んでくださって心から感謝しています。自分的にも、今回初めての経験で先ほどのお披露目会より、今この場が一番緊張しています。自分としては今日披露したオープニングすごく好きで、初めて見たときも、本当心から感動と、本当に感極まって泣きそうになるぐらい最初から素晴らしすぎて、みんな笑顔が素敵すぎて、もちろんパフォーマンスも素晴らしくて。僕たちフィギュアスケートがちょっとでも力になれるように頑張っていきます」

中西樹希「キャストの皆様、スタッフの皆様が快くまず迎え入れてくださったっていうことがすごく嬉しくて、私はスケート場でしか滑ったことはないんですけれども、まさかこうして舞台の上でスケートができると思っていなかったので、ほんまに!これは新たなエンターテイメントの可能性を皆さんに作っていただいたなっていう気持ちで本当に感謝の気持ちでいっぱいです。2人でちょっとスピード感たっぷりにいろんなことができるようにお稽古頑張ろうと思います」

プロスケーターの2人。体格が…アスリート!

菅野こうめい「出演者の皆が言ってくれた通りで、僕はただ自分が好きなものをただ並べただけで。ミュージカルのその初期の40、50年代に憧れているルークとマークが作り出す物語なんですけど、実はそれは僕のことで、まさしくオールドファッションのミュージカルしたいと。そういうものを今の時代にと思って。何か楽しみがないと、ただ、ただ、ただその一心で作ってますので、あとはこの若いキャストたちが一生懸命やってくれますので、楽しみにしていただきたい。本当にわくわくするようなオープニングから始まって、皆さんの華麗なダンスを披露していただけるということで楽しいステージになるかと思います」

また、タイトルにちなんだ質問”ギフト”、プレゼントについて

藤井直樹「ACEesの那須にアドベントカレンダーを。ちょうどクリスマス辺りの時期にご飯に行こうっていう話をしていたので、そのタイミングでせっかくなので…クリスマスらしいと思って、アドベントカレンダー、紅茶が入ってるのを買って渡したんです。ところがアドベントカレンダーのルールを知らなかったらしく、『一気に飲んじゃったよ』って言って。アドベントカレンダーの意味がない、記憶に刻まれたプレゼントになりました(笑)。これでちゃんとルールが分かったんじゃないかなって(笑)」

中村浩大「僕は、今ちょうど履いてるんですけど、この靴を稽古中になんと賢也さんからいただきまして。靴の裏に”賢也”と書いてあって…すごい嬉しくてパワーもらいながら、稽古に使わせていただいてます。タップシューズは坂本(昌行)くんからもらったんです。今、着ているシャツはSnow Manの岩本(照)くんにからもらって…先輩たちありがとうございます」

小南満佑子「初めてドラマに出演したときに、ちょうどクリスマスイブの日がクランクインでロケだったんです。すごい寒い中でスタッフさんがベンチコートを貸してくださった。基本的にはずっと舞台の現場をさせていただいてたので、ベンチコートが初めてで、”ドラマの現場みたい!”と思って、すごく嬉しかったのと、ちょうどクリスマスイブだったっていうのもあり、ちょっとクリスマス気分でギフトをいただいたような気持ちで撮影しました」

中西樹希「私は小さいとき、クリスマスにすごいキラキラの衣装をお母さんにおねだりして、あのすごいキラキラが落ちるんですけど、これがいいって言って買ってもらったのが未だに家にあるんです。それを着てスケートリンクに行ってっていう思い出があります」

小林宏一「ちょっと好きな女性冬なんで唯一僕のマウント取れるフィギュアスケート(笑)、赤レンガに一緒に程度行ったんですよ。もうかっこいいところ、滑れるぜ!みたいなのを見せてご飯食べて。結果別の人とお付き合いすることなんですけど、それが一番思い出に残っています」

大澄賢也「去年、自分事なんですけどうちの母を亡くしまして。母は僕が小学校1年生ぐらいのときに仮面ライダーの変身ベルトを枕元に置いてくれた。それがプレゼントとしてものすごく印象に残っています」

最後に公演PR。
藤井直樹「とにかくクリスマスを感じる温かく華やかなショーにできるように日々、我々も頑張って、ステージ上でスケートを見る機会もなかなかないと思いますし、物語としても、ループとマークの現代を生きつつもオールドスタイルが好きっていうその部分、そこからどうやって僕たちは新しい何かを見つけていくのかというところにも注目してもらいながら、温かいクリスマスを迎えられるように、ぜひ素敵なショーにするので見に行きていただけると嬉しいです」

あらすじ
大学のミュージカル学科で学んでいたルーク・バーンズ(藤井直樹)とマーク・ハーマン(中村浩大)。
ふたりとも、ガーシュインやアービング・バーリンが好きで、「クラシックな作風」を心情として、ずっとコンビで創作活動を続けてきた。そして、卒業制作で発表したミュージカルが認められ、ホリデーシーズンのマンハッタンに招かれる。そこでは、新しいダンスミュージックに彩られたテクノクリスマスが披露されており、ふたりは自分たちの憧れた理想のクリスマスミュージカルを創ることを決意する。子供の頃からのクリスマスの想い出を語り合ったり、ハイスクール時代の同級生でBroadwayでキャリアを積むエリエル・スチュアート(小南満佑子)との出会いやBroadwayを知り尽くす大学の教授のプロデューサー・バー-スタイン(大澄賢也)からの信頼を得て、ふたりは力を合わせ、最高のクリスマスショーを作り上げていく。

概要
公演名称: ミュージカルショー『THE GIFT』
A Musical Show 『THE GIFT – Christmas City』
日程・会場:
東京
2025年11月8日(土)~11月21日(金)I’M A SHOW
大阪
2025年11月28日(金)~11月30日(日)サンケイホールブリーゼ
作・構成・演出: 菅野こうめい
音楽: 大嶋吾郎
振付: 大澄賢也 藤林美沙 本間憲一
出演: 藤井直樹
中村浩大(SpeciaL)
小南満佑子
大澄賢也
石川里奈 井上弥子 鈴木万祐子 玉井七海 堂雪絵 藤田実里
佐藤大 高瀬育海 寺岡拓海 長澤仙明
ステージ上でプロスケーターによるパフォーマンスも!
小林宏一(プリンスアイスワールド)
中西樹希(プリンスアイスワールド)

公式サイト: https://the-gift.jp/
公式X: @thegift_jp
主催・企画・製作:エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/クオーレ