劇団初の多ジャンル複合イベント開催、公演は12月26日より3日間、遊空間がざびぃにて。本企画は演劇作品のオムニバス公演をはじめ、多様な舞台作品、物販による文芸作品やアート作品の販売を3日間に詰め込んだ複合イベント。何が入っているのかわからない闇鍋のような、足を運んでみないとわからないアングラ空間。
公演/企画紹介
演劇
・演劇企画もじゃもじゃ『ゲーセン』
ある日無限を手に入れた青年が 2001 年のゲームセンターを舞台に展開するコメディ。
失われた時間と空間についての物語。
・平成レトロ『A とB と一人の女』
別役実の処女作の上演。人の他者に対する眼差しについて。
・劇団ヨーン『＞＞芝浜』
落語の名作「芝浜」を題材にしたオリジナルの演劇作品。「あんかしばはま」と読む。
ダンス
・マリアッチ『マリアッチと踊ろう』
マリアッチの振り付けを踊ってみる企画。初心者大歓迎。踊ってみたいな〜っていう方、久々に踊ろう
かな〜っていう方、ちょっと身体動かしたいな〜っていう方向け。
・このめ『抹茶ラテを飲みながら』
いろんな国の都市で抹茶ラテを見かけたことや、海外のインフルエンサーが「毎朝、抹茶を飲むの」と
発信しているのを見て作ったダンス作品。観客には抹茶ラテを飲みながら観ていただきたい。
※付帯企画「自分の身体を観察してみる時間」も実施。
映画
・山河図『ラブ・レボリューションズ』
夜な夜な集まっては何をするでもなく酒を呑み怪談を語る幼なじみの福村、佐東、楓。新入りとして加
わった杜戸を含めた四人の男は繰り返され続ける退屈な日常への革命として、闇鍋パーティーの開催
を思い立つ。各々がすてきな女の子をナンパ招待した上で！
すべての恋を応援する、トキメキ度500 パーセント音春群像劇！
音楽
・ジョルジョデコヤツ『音楽ライブ』
ジョルジョデコヤツを中心に編成されたアコースティックバンドの生演奏会。
映像を使った作品も公開予定。
お笑い
・小虎りょう(吉本興業)×中山美里『お笑いライブ』
一夜限りのコンビ結成。ニューヨークチャンネルでお馴染み小虎りょうの大学時代をいじり倒す。
トーク
・リサーチ会『美味しかったごはんの話からお金やライフステージの話まで、色々と話す会』
メンバーの興味を元に不定期で集まり、期間や場所を定めることなくお互いの感じていることや意見
を話す会として作られたリサーチ会。今回もその趣旨に則った、出張リサーチ会を開催。
・演劇企画もじゃもじゃ『もじゃ次回作公演会議 冒頭書けたんすけど、どうっすか？』
もじゃもじゃ次回公演に向けて戯曲の冒頭をみんなで読み合わせてみよう。テーマは「アイドル」。
文芸 / 創作物販売
・こえる荘
相模原にある古本屋カフェ・サニーデイリングの店長と常連たちによって発足された文芸部。
月に一度、同じテーマで創作した作品を持ち寄った部誌『LURUS』（ルルス）を３ヶ月ごとにまとめた
書籍を販売する。
※以下詳細省略
・秋田演劇界隈出張販売
・ゆうさくでげす
他
演劇企画もじゃもじゃとは
桜美林大学芸術文化学群演劇専修卒業メンバーで構成される、在学時に立ち上げられた団体である。2016年、桜美林大学在学中に結成。以来9 年間、東京を拠点に活動している。作品はそのほとんどが代表の中山美里の脚本・演出によるものである。SNS を初めとするネット社会と現実の人間との関係性の違いや、閉鎖空間のような現代社会で働くことへの鬱憤、また近くにいるのに希薄になってしまった人間同士のすれ違いによる悲劇など、一度は誰しも感じたことがあるが声に出さないような小さな叫びを見逃さず、そういった社会に起きている蟠りを「もじゃもじゃ」という言葉に置き換え、それをまっすぐに描写する団体である。また、性別によるコンプレックスや課題を取り上げることも多い。そこには中山の「女性視点」ならぬ「腐女子視点」という切り口からの考察が入り込む。今後も、「このもじゃもじゃを抱えているのはあなただけではない」というメッセージを発信していくことを目的とする。
概要
日程・会場：12月26日〜28日 遊空間がざびぃ
出演
出演
『ゲーセン』上沢一矢/安藤いずみ/松本知道/鳥飼健太郎
『AとB と一人の女』村上佳(文学座)/稲岡良純(文学座)
『＞＞芝浜』井上哲(マミアナ)/鵜飼彩郁(劇団ヨーン)
『マリアッチと踊ろう』数澪里(振付)/扇谷紗帆/チャンズノ
『抹茶ラテを飲みながら』まつなみなる奈
『ラブ・レボリューションズ』
二村仁弥/星野慶太/坂本恕/長田真英/木村美月/両羽ももか/亀田梨紗/土橋銘菓
『音楽ライブ』ジョルジョデコヤツ/他
『お笑いライブ』小虎りょう/中山美里/数澪里
『美味しかったごはんの話からお金やライフステージの話まで、色々と話す会』
上沢一矢/大野創/小又旭/数澪里
『もじゃ次回公演会議 冒頭書けたんすけど、どうっすか』石津雄司/中山美里
スタッフ
舞台監督：宅間脩起
照明：熊谷ひろたか
音響：中山美里
企画補佐：夏七美
制作：演劇企画もじゃもじゃ
