香港×日本×新作ミュージカル『300歳の誕生日』、香港の影絵で魅せる 完全オリジナル・ミュージカル初演。本作は「日本劇作家協会プログラム」で、座・高円寺との提携公演。
香港と日本在住の演劇人が集う唯一の共同制作プラットフォーム 香港スケッチから、話題作『香港スケッチ』を生んだ制作チームによる新作オリジナルミュージカル。

15名の豊富な経験を有するミュージカル俳優が出演するほか、昨年第32回香港ドラマアワードで最優勝照明デザイン賞を受賞し、また紙造形作家としても活躍するサンフール・ラウ氏が企画の初期から参加して、影絵と共にストーリーテリングを行う。
香港アーチスト サンフール・ラウ略歴
サンフール・ラウ(劉銘鏗) 舞台照明家として20年以上にわたり香港を代表する数々の革新的・実験的な作品に携わる。昨年香港を代表する香港話劇団の『モスクワ・エクスプレス』で第32回香港ドラマ・アワードの最優秀照明デザイン賞を受賞。また紙造形作家として「3Dの立体的なペーパーアート」「光と影」「オリジナルな美意識」を融合させた「ポップアップブックストーリーシアター」という新ジャンルを生み出し、舞台公演を重ねる。作品は香港のみならず、シンガポール、台湾、マカオで上演されている。
香港スケッチとは
香港と日本在住の演劇人が文化の違いを超えて舞台を共同制作する唯一のプラットフォーム。今まで見たことのないミュージカルを、お客様の心に届けたいと願いながら活動中。演劇による国際文化交流を推進するために、2025年は座・高円寺による子ども向けのワークショップ「香港からこんにちは~影絵をつなごう!~」、俳優とのワークショップ、創作過程をお客様にも体験していただく『300歳の誕生日・新曲お披露目ライブ』等を実施した。


あらすじ
かざみは、海外で働くアラフォーの独身女性。キャリアを重ねながらも、心の奥には日本に残した母・多恵と祖母・美園の長年の確執が影を落としていた。ある日、美園の危篤の知らせを受けて帰国。祖母を訪ねたその瞬間、不思議な光景に包まれる。目を覚ますと、そこは海の底。人魚たちが統べる世界だった。美園の秘密、多恵の葛藤、かざみ自身が探していたもの。三世代の女性たちの人生が一つの真実に導かれてゆく―― 。

概要
ミュージカル『300歳の誕生日』
公演期間:2026年1月22日(木)~25日(日)
会場:座・高円寺1(東京都杉並区高円寺北2-1-2)
出演者
池田有希子
水谷圭見
伽藍琳
橘未佐子
半澤昇
根本玲奈
竹内晶美
脇卓史
大久保胡桃
飯山湧一郎
齋藤梨紗子
鶴田彩
小林花那
宮原遥
明羽美姫
スタッフ
作・音楽・プロデューサー 緒方桃子
演出 坂口阿紀
音楽監督 小澤時史
美術・舞台監督 岩戸堅一(株式会社アートシーン)
演出助手 鈴木彩子(イッツフォーリーズ)
ヴァイオリン 赤星鮎美
衣裳 藤村陽子
振付 明羽美姫(イッツフォーリーズ)
音響 水木さやか(株式会社アントラクト)
照明 芥川久美子(有限会社ライトシップ)
制作・票券:鈴木晴子、片桐愛
協力 株式会社オールスタッフ/ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ、株式会社オフィス・エイツー、劇団スーパー・エキセントリック・シアター、東宝芸能、ナノスクエア、株式会社HIDEKO事務所、有限会社プランニング・クレア APIA40、ほか
提携 NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺、日本劇作家協会プログラム
採択 かるふぁん
主催 香港スケッチ


