勅使川原三郎 新作「音楽ノ星座」1月9日上演&26年にはヨーロッパ公演も

2026 年最初の新作「⾳楽ノ星座」。2025 年の最後の作品「空⽿」では、⾳楽を聴くことに固執。
勅使川原が編む、⾝体と⾳楽と照明と時間によるアッサンブラージュしてソロダンスを創作した勅使川原三郎。
詩的で幻想的な世界を作り出す新作ダンスへ。本作においても、⾳楽とダンスの純粋な関係を探求しつづけていく。

来年は本公演の後につづく 1 ⽉〜2 ⽉下旬のベルギー/フランスツアーにおいて、声楽アンサンブルのヴォックス・ルミニスと共に⾏う新プロダクション「Spem in alium」を⾏う他、オペラ「トリスタンとイゾルデ」を基にしたデュエットダンスのパリ公演も。
そして本拠地アパラタスのアップデイトダンスでは初めて⾳楽家を招いての公演を⾏い、いっそう⾳楽を尊重した創作に⼒を⼊れ、新たな年の活動を始めるとのこと。

作品テキスト
遠い遠くの今をへだてた星々から光よりも速い音楽
距離を超えた古代の音楽 今は遠い遠くの昔 静寂
ささやく真空 真空の叫び 真空の歌 真空の光の中
アンドロメダ銀河の音楽 250億光年のダンス

2026年予定
1,2月にはヨーロッパ公演
3,4月には新作アップデイトダンス
5月には欧州公演を予定。
・1月29日 ブルージュ公演(ベルギー)@Concertgebouw Bruges
・1月31日 ブリュッセル公演(ベルギー)@BOZAR Brussels Henry Le Boeuf Hal
・2月6,7日 パリ公演(フランス)@Sale des concerts – Cité de la musique, Philharmonie de paris

“Voice of Desert” 出演:勅使川原三郎、佐東利穂子、オフィーリア・ヤング、KARASダンサー
2024年にモンペリエダンスで初演の勅使川原の新作グループ作品。「砂漠の声」と訳される本作は、砂漠に吹く風のように現れては消え、そしてまた現れてくる命をテーマとしている。
・2月13日 シャルロワ公演(ベルギー)@Palais des Beaux-Arts de Charleroi
・5月13,14日 オタワ公演(カナダ)@Babs Asper Theatre

“トリスタンとイゾルデ” 出演:勅使川原三郎、佐東利穂子
2016年にアパラタスで初演以降、世界中で上演のつづく本作。
ワーグナー作曲の4時間以上のオペラを1時間のデュエット作品へと独自に創作した本作。
長年公演活動をつづけてきたフランス・パリの国立シャイヨー宮劇場にて、満を持して公演。
・2月18,19,20,21日 パリ公演(フランス)@Chailot – Théâtre national de la Danse

アップデイトダンスNo.118 新作公演 ゲスト:宮田まゆみ(笙)
・3月7,8日 出演:勅使川原三郎、佐東利穂子 @カラスアパラタス
演奏:宮田まゆみ(笙)

アップデイトダンスNo.119 新作公演
・3月14-23日 出演:勅使川原三郎、佐東利穂子 @カラスアパラタス

アップデイトダンスNo.120「ロミオとジュリエット」 ゲスト:庄司紗矢香(ヴァイオリン)
・4月24日-5月3日 出演:勅使川原三郎、佐東利穂子 @カラスアパラタス
演奏:庄司紗矢香(ヴァイオリン) *4/24-4/27のみ

公演概要
アップデイトダンスNo.117「音楽ノ星座」
演出・照明:勅使川原三郎
アーティスティックコラボレーター:佐東利穂子
出演:佐東利穂子
日程 2025年1月9日(金)ー1月12日(月)
1月 9日(金) 19:30開演 1月10日(土) 18:00開演
*全4回公演 / 開演30分前より受付開始、客席開場は20分前 / 1月11日(日) 16:00開演 1月12日(月) 16:00開演
全席自由席
劇場】カラス・アパラタス B2ホール
チケット:一般:5,000円 学生:3,000円
主催:有限会社カラス 企画製作:KARAS
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(公演創造活動))|独立行政法人日本芸術文化振興会
公式サイト:https://www.st-karas.com