藤原竜也主演舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」が10日より開幕する。
原作は日本を代表する世界的作家・村上春樹が36歳の時に発表され、海外でも人気の高い長編小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」、この初舞台化、フィリップ・ドゥクフレ演出・振付、藤原竜也主演、共演は森田望智、宮尾俊太郎、富田望生、池田成志、駒木根葵汰、島村龍乃介、藤田ハル、松田慎也。
開幕に先駆けて取材会が行われた。取材会に登壇したのは藤原竜也、森田望智。

まずは挨拶と心境を。
藤原竜也「1ヶ月半ぐらい稽古しました。ちょっと日数が多いんじゃないのかなというぐらいで十分に稽古しました。ダンス、ダンサー兼演出家ということで、この村上戯曲ワールドとプラスダンスが加わり、非常により幻想的な作品に仕上げられたと思ってます。すごいプレッシャーですが、みんな同じ気持ちで非常に楽しみですけれども、良い緊張感を持って初日を届けられると思ってます」
森田望智「本当に初めてのことが多く、キャストの先輩方に私はすごくお世話になりました。細かい部分、お芝居の、もうちょっとこうしたらいいんじゃないかとか、こういう要素を今度試してみたらと…何よりお稽古場がごい本気で皆さんが試行錯誤して試していらっしゃってて、役を追求してる姿をこんなにも間近で見られてすごく刺激になりました。頑張らなくてはいけない、まだまだだなと思い知らされました。個人的にはダンスもしていたので、私はダンサーさんの皆さんのダンスがすごく好きで、お芝居との融合やフィリップさんならではの村上春樹さんを原作にしたときのちょっと抽象的な、少しファンタジー要素のある、そういう世界観にうまく自分が溶け込めたらいいなと思っております」

また、藤原竜也にとって村上春樹原作舞台は初めてとのこと。「全く違う演劇のやり方」とコメント。また、森田望智は「本当に、非常に難しいなって思うのが今の率直な感想です。ごまかせない、舞台は全部丸出しでさらけ出す、失敗も含めてのお芝居、一発の本番にかけるその覚悟みたいなもの、自分がそれに負けないように、結構自分との戦いですね」
また、互いの印象について藤原竜也は「精一杯必死についてきてくれる印象ですね」、森田望智は「瞬発力がすごくて、普通に喋ってて次のときにはもう役に入ってるんでその切り替え、集中力みたいなすごいパワーをいただけるので、ついていかなくては…本当はそれをもう打ち負かす気持ちでやらなくちゃいけないなっていうぐらいのパワーをいつも感じます」
稽古中のエピソードについて
藤原竜也「二つの世界が同時進行してて、失ったものを追い求めていく話ですが、その世界観の見せ方ですね。村上ワールドという難解な戯曲に挑むことが難しかったです」

森田望智「どうやったら自分の役を大きくできるのか……皆さんにすごく助けていただきながら稽古をしていただいたりとか…池田成志さんに少しアドバイスいただいたりだとか、重複してしまうんですけれども、皆さんの1回1回にかける思いに必死に付いていかなきゃみたいな稽古の日々だったのですごくできたぞっていう気持ちではなくて…ゲネプロで頑張りたいなと思ってます」
最後に公演PR。
森田望智「司書と彼女の二役をやらせていただきますが、(藤原)竜也さんの役もそうですし、ピンクちゃんもそうなんですけど、過去に失ったものがある。それを抱えたままどう生きていくのかっていうことをこの1ヶ月、2ヶ月、向き合ってきたのでどんなふうに抱えたまま生きていくのかは人それぞれ、キャラクターによって違うんですけれども、そこを注目していただけたら嬉しいなと思います」
藤原竜也「とにかく精一杯頑張って、いいものを届けられるように我々も楽しみながら頑張っていけたらいいなと思います。ぜひ皆さん劇場に来てください」
<舞台写真(1幕より)>






あらすじ
“世界の終り”と“ハードボイルド・ワンダーランド”という二つの世界が同時進行で描かれる。
二つの物語が織りなす、思いもよらない結末とは――。
・ハードボイルド・ワンダーランド
“組織”に雇われる計算士である“私”(藤原竜也)は、依頼された情報を暗号化する「シャフリング」という技術を使いこなす。ある日私は謎の博士(池田成志)に呼び出され、博士の孫娘(富田望生)の案内で地下にある彼の秘密の研究所に向かい、「シャフリング」を依頼される。博士に渡された贈り物を開けると、そこには一角獣の頭骨が入っていた。私は頭骨のことを調べに行った図書館で、心魅かれる女性司書(森田望智)と出会う。だが博士は研究のために、私の意識の核に思考回路を埋め込んでいた。世界が終るまでの残された時間が迫るなか、私は地下世界から脱出し、どこへ向かうのか。
・世界の終り
周囲が高い壁に囲まれた街に“僕”(駒木根葵汰/島村龍乃介)はやって来た。街の人々は一見平穏な日々を過ごしている。僕は街に入る際に門番(松田慎也)によって影を切り離され、いずれ“影”(宮尾俊太郎)が死ぬと同時に心を失うと知らされる。僕は古い図書館で美しい少女(森田望智)に助けられながら一角獣の頭骨に収められた夢を読む仕事を与えられていたが、“影”から街の地図を作成するよう頼まれる。影は街から脱出する方法を模索していたのだ。僕は地図を完成させるために、図書館の彼女や大佐、発電所の青年(藤田ハル)から話を聞き、街の正体を探るのだった。
概要
舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
日程・会場
東京
2026年1月10日(土)〜2月1日(日)東京芸術劇場 プレイハウス
宮城
2026年2月6日(金)〜8日(日)仙台銀行ホール イズミティ21
愛知
2026年2月13日(金)〜15日(日)名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)大ホール
兵庫
2026年2月19日(木)〜23日(月・祝)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
福岡
2026年2月28日(土)・3月1日(日) J:COM北九州芸術劇場 大ホール
スタッフ
原作:村上春樹
脚本:高橋亜子
演出・振付:フィリップ・ドゥクフレ
出演
“ハードボイルド・ワンダーランド”の私:藤原竜也
“ハードボイルド・ワンダーランド”の司書、“世界の終り”の彼女:森田望智
“世界の終り”の影:宮尾俊太郎
“ハードボイルド・ワンダーランド”のピンクの女:富田望生
“世界の終り”の僕:駒木根葵汰(Wキャスト) / 島村龍乃介(Wキャスト)
“ハードボイルド・ワンダーランド”の小男、“世界の終り”の管理人:藤田ハル
“ハードボイルド・ワンダーランド”の大男、“世界の終り”の門番:松田慎也
“ハードボイルド・ワンダーランド”の博士、“世界の終り”の大佐:池田成志
上松萌子 / 岡本優香 / 冨岡瑞希 / 浜田純平 / 原衣梨佳 / 古澤美樹 / 堀川七菜 / 山田怜央 / 吉﨑裕哉 / Rikubouz (50音順)
協力:新潮社・村上春樹事務所
主催・企画制作:ホリプロ
公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/sekainoowari2026/
公式Instagram=https://www.instagram.com/sekainoowari_stage/
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