2026年1月16日(金)、両国シアターカイにて、舞台「魔女の嘘と月の心音」が開幕。
本作は、OfficeENDLESS代表であり、数多くの舞台作品に携わってきた下浦貴敬が、キャリアの中で初めて“作・演出”を手がける作品。
長年、演劇の現場に身を置き、多彩な経験を積んできた下浦が、「いま、この瞬間に挑むべき作品」として挑んだ本作。演劇が本質的に内包する“嘘”というテーマに真正面から向き合い、人の心を救い、揺さぶる物語とは何かを問いかけていく。
物語の中心を担う主演には、下浦が古くから信頼を寄せ、長年にわたり共に舞台を重ねてきた劇団の仲間が名を連ねた。
初挑戦を支えるのは、単なる座組を超えた、時間と経験を共有してきた俳優たちとの確かな関係性。その信頼が、舞台上に濃密な感情の交錯と、嘘と真実が溶け合う瞬間を生み出す。出演は、田中良子、村田洋二郎、相澤莉多、飯窪春菜。確かな実力と存在感を兼ね備えたキャスト陣。



舞台『魔女の嘘と月の心音』が開幕した。本作は山奥の診療所を舞台に、「嘘」と「真実」が人に与える温度を静かに描き出す幻想劇である。
四面舞台という構造の中で、観る位置によって人物の表情や距離感、言葉の受け取り方までもが変化し、同じ場面であっても見るたびに異なる印象を残す。


薬草を調合しながら夜を過ごす“先生”のもとに現れるのは、人の嘘を食べて生きるという魔女。言葉は人を温める火にもなれば、深い傷を残す刃にもなる。二人の対話は、慰めや希望と隣り合わせに存在する「嘘」の危うさを浮かび上がらせていく。




やがて診療所に、かつての恋人である少女を探し続ける旅人が辿り着く。
月光とともに姿を現す少女との再会は、守るためについた嘘、そして言えなかった本心を次々と露わにする。愛ゆえの嘘は果たして救いだったのか、それとも新たな痛みを生んだのか。



物語が進むにつれ、魔女の導きのもと、四人はそれぞれ自らの嘘と向き合い、それを語り、火にくべ、夜に置いていく。嘘は毒にも薬にもなり得る存在として描かれ、登場人物たちは「生き延びるための言葉」のあり方を探っていく。止まった時計、半分だけ開かれた扉、揺らめく炎と月の心音といった象徴的なモチーフが、静かな夜を揺らし、滲んだ世界はかすかに息をする。





『魔女の嘘と月の心音』は、明確な答えを提示する作品ではない。嘘と真実、希望と恐れ、そのあいだで揺れ動く人間の姿を、静かな対話と詩的な言葉で丁寧に描きながら、観客一人ひとりに異なる余韻を残していく。月の心音が響く一夜の物語は、言葉とどう向き合い、生きていくのかをそっと問いかけてくる。
見るたびに表情を変える本作品を是非何度でも劇場で味わってほしい。




概要
脚本・演出:下浦貴敬(株式会社Office ENDLESS)
日程・会場:2026年1月16日(金)〜18日(日)東京・両国 シアターχ(シアターカイ)
主催:舞台「魔女の嘘と月の心音」製作委員会
制作:Office ENDLESS
公演に関する問合せ:info@officeendless.com(平日10:00~17:00)
公式HP:https://officeendless.com/sp/majouso/
公式X(旧Twitter):@majouso2026
ハッシュタグ「#魔女嘘」
©舞台『魔女の嘘と月の心音』製作委員会

