ラブ・コメディの傑作『愛の妙薬』@新国立劇場 5月上演

ベルカント・オペラを代表する作曲家ドニゼッティの人気オペラ・ブッファ(喜劇)。偽の惚れ薬”愛の妙薬”をめぐる、コミカルでちょっぴりホロリとする恋の物語で、世界中で愛される人気作。テノール屈指の名アリア「人知れぬ涙」をはじめとした色とりどりの美しいナンバーが盛り込まれています。新国立劇場のリエヴィ演出は遊び心がいっぱい。9 メートルもある本や文字、実物大の小型飛行機などがカラフルでポップな舞台上に次々登場し、丁寧な心理描写で恋物語を運びます。目にも耳にも楽しい『愛の妙薬』は、初めてのオペラにもお薦めの作品。


アディーナ役は新星ソプラノとして大注目のフランチェスカ・ピア・ヴィターレが新国立劇場初登場、ネモリーノには 22年の『椿姫』で伸びやかな声が好評を博したマッテオ・デソーレが登場。薬売りドゥルカマーラには同役やモーツァルトで大活躍中のマルコ・フィリッポ・ロマーノ、恋敵となる軍曹ベルコーレには大人気バリトンのシモーネ・アルベルギーニが出演する贅沢さ。指揮はイタリアの重鎮マルコ・ギダリーニ。

「愛の妙薬」あらすじ
純朴な農夫ネモリーノは農場主の娘アディーナに夢中。軍曹のベルコーレが彼女を口説くので、ネモリーノも勇気をふるって告白するが相手にされない。
そこへインチキ薬売りドゥルカマーラが登場、愛の妙薬と称し安物のワインを彼に売りつける。酔っぱらったネモリーノは急に強気になるが、怒ったアディーナはベルコーレと結婚することに。ネモリーノはさらに妙薬を買うお金を得るために軍隊に入隊する。心打たれたアディーナはネモリーノに愛を告白、
二人は結ばれる。

新国立劇場オペラ「愛の妙薬」ダイジェスト映像

概要
新国立劇場 2025/2026 シーズンオペラ
G.ドニゼッティ 愛の妙薬
全2幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉
日程:2026 年 5 月 16 日(土)14:00/20 日(水)19:00/23 日(土)14:00/27 日(水)14:00
会場:新国立劇場オペラパレス
※予定上演時間 約2時間30 分(休憩含む)
指揮:マルコ・ギダリーニ
演出:チェーザレ・リエヴィ
美術:ルイジ・ペーレゴ
衣裳:マリーナ・ルクサルド
照明:立田雄士
再演演出:上原真希
出演
アディーナ:フランチェスカ・ピア・ヴィターレ
ネモリーノ:マッテオ・デソーレ
ベルコーレ:シモーネ・アルベルギーニ
ドゥルカマーラ:マルコ・フィリッポ・ロマーノ
ジャンネッタ:今野沙知恵
合唱指揮:冨平恭平
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
芸術監督:大野和士

公演情報 WEB サイト: https://www.nntt.jac.go.jp/opera/lelisirdamore/

舞台写真:2013年公演