映画撮影所や映像関連会社が集積する街「調布」は、昭和の初めに撮影所が調布に開設されてから90年あまりとなる。この調布の街で開催される映画祭「映画のまち調布 シネマフェスティバル」が今年も開催。
この映画祭で贈賞される「映画のまち調布賞」の授賞式に併せて、2月27日より全国公開となる映画『⽊挽町のあだ討ち』先⾏特別上映及び、同作品の源孝志監督と須藤泰司プロデューサーによるトークイベントが催された。同原作は25年春に新作歌舞伎として、市川染五郎、松本幸四郎の出演により上演されたのも演劇ファンには記憶に新しい。

「スローな武士にしてくれ〜京都 撮影所ラプソディー〜」などの時代劇やそれにまつわる映画ドラマを多く手掛けて来た、源孝志監督からは、撮影は2ヶ月、時代劇でおおぜいのエキストラのシーンとなると出演者もスタッフも、スキルがある方がたくさん必要でとなると、東映の太秦でないといけない。あだ討ちを美化しないで、物語を成立させ、社会に芸で争う生きようをテーマで挑んだと伝え、映画を観終わって、気持ち、気分よくなって、鑑賞後に映画の話をしようとなる作り方をしたとも語った。

「相棒」「ハケンアニメ!」などを手掛けてきた、須藤泰司プロデューサーからは、時代劇プラスミステリーというスタイルにもトライしたいと思いからはじまり、柄本佑が演じる主人公は源監督の当て書きで、どんな人間か、つかみどころがないけれど人間的魅力があると、キャスティングと語った。また、時代劇であると同時に、まずは映画として面白いかどうかが大切。ただ面白いでなく、明るく楽しい映画を作りましたと伝え、江戸の街の再現性、江戸が活き活きと人が住んでいた、そのな処も観てほしいと思いを伝えた。

なお、トークの進行の合間には、主演の柄本佑からのビデオメッセーも上映され、新人時代での調布の撮影所への思い出なども披露された。


映画祭 WEB:https://chofucinemafestival.com/
映画祭関連ページ
映画概要
『木挽町のあだ討ち』
2026年製作/120分/G/日本
監督:源孝志
出演:柄本佑/渡辺謙/長尾謙杜/北村一輝/瀬戸康史/滝藤賢一/山口馬木也/愛希れいか/イモトアヤコ/野村周平/高橋和也/正名僕蔵/石橋蓮司/沢口靖子 ほか
配給:東映
劇場公開日:2026年2月27日


