権代敦彦 オペラ≪ZEN≫世界初演 ⟪調布国際音楽祭2026⟫発表会レポ 鈴木優人 森下唯 田中里奈 etc 深大寺で_

2013年の開始以来、調布の初夏の風物詩として親しまれてきた⟪調布国際音楽祭⟫。今年も深大寺で発表会が行われた。

最初に深大寺の住職より挨拶。深大寺の歴史は古く、東京では浅草寺に次ぐ古いお寺。「本堂は幕末江戸時代慶応元年に火災に遭ってその後大正8年、今から100年ちょっと前に再建」とコメントし、続けて「ここで洋楽の演奏をしていただく、100年前の方はまさかそうなるとは思っていなかったと思います。とても伝統的な建物の中で仏様に見守られて演奏していただいて、音楽というのは人の心を動かします。音楽は動いて常に生きているものだと思います。多くの方にその感銘を与えていただけたらと思います」と挨拶。


それから、主催する調布市文化コミュニティ振興財団常務理事の宇津木光次郎より挨拶。

宇津木「2013年からバッハの演奏、アートとの連携、次世代への継承という三つのテーマを掲げて、クラシック音楽を基本に据えた音楽祭として毎年開催をしてきております。今年で14回目を迎えます。 この音楽祭の企画から運営全体を統括していただく、エグゼクティブプロデューサーには鈴木優人、アソシエイトプロデューサーに森下唯そして監修を音楽監督の鈴木正樹氏にご依頼をしております。この3人の方々は調布にゆかりの3人で、調布が大好きな3人ということで3人の方のご尽力により国際性と地域密着この両方を兼ね備えた、音楽祭として広く定着をし、多くの方々にも評価をされている内容となっております。私どもにとっても、また市民にとっても本当に誇りに思えるような地盤の音楽祭になってきているというふうに感じております。この音楽祭の開催に当たっては、私どもと包括協定を結んでいる市内の桐朋学園大学はじめ、音楽関係者の皆様、また多くの企業の方々にもご支援ご協力をいただいております。多くの市民のボランティアの方々にこの運営を支えていただいています。地域との連携、交流、繋がりを大切にしているというのもこの音楽祭の大きな特色であるというふうに考えております。フェスティバルオーケストラでは7人の海外から留学生を招き入れて様々な交流を生み出すこともできました。また、寄付や協賛の支援の輪が広がることで、子供たち無料でコンサートに招待をし、豊かな音楽体験を提供するような、そんな場を設けることができました。今年も調布国際音楽祭らしいユニークな企画、そして質の高いプログラム、また誰もが楽しめるようなプログラムをご用意をしていただいております」

実は取材会の前に深大寺を散策、国宝なども見学。
鈴木優人「国宝物も皆さんに見ていただくことできて大変よかったです。後ほどは本堂もご覧いただけます」

森下唯「深大寺での記者会見も定番となってまいりました。鈴木(優人)さんのホスピタリティ、サービス精神が表れていると思います。音楽祭全体にもこのサービスが行き届いておりますので、本当に本公演の隅々までいろいろなサービスが込められています」

また、公演中で会見に参加できなかった鈴木雅明(音楽祭 監修)より挨拶
「調布国際音楽祭も年々中身が充実するとともに、また多彩なプログラムになってきて本当に楽しみですが、今年、毎年心のここ数年はいろいろその音楽と他の分野とのコラボレーションということが行われていまして、今年は食と音楽ということで平野レミさんの特別なプロジェクトも。どんなプロジェクトが本当に楽しみなんですが、私自身は例年のようにフェスティバルオーケストラの指揮をさせていただきます。フェスティバルオーケストラとはこの若い人たちと、それからこの都内のオーケストラの大トップメンバーたちが集まってくださり、そして指導者との共演が同時に存在する本当に素晴らしいプロジェクトです。調布国際音楽祭、これから先もますます発展していくと思います」

なお、会見前には、本堂では地元桐朋学園出身の田中里奈によるヴァイオリンの演奏も披露された。

調布国際音楽祭、今年のテーマは「おいしい音楽、めしあがれ」

今年のラインアップが発表。

オープニング・コンサート

森下唯が編曲したゲゲゲの鬼太郎の変奏曲を今回吹奏楽版にリメイク。「今回は壮大な編曲になるんじゃないかなと思っております」

深大寺 古刹に響く弦楽四重奏

お寺の空間でどう響くかが注目ポイント。

フェスオケ・オールスターが奏でる「動物の謝肉祭」とフランスの風

「今年はもう本当に特別版、『動物の謝肉祭』をみんなで演奏いたします」とのこと。

世界初演 権代敦彦 オペラ<ZEN>

「権田泰彦さんと、そして台本の堤春恵さんがもうかれこれ六、七年温めている企画」と鈴木優人。さらに「混迷の時代に非常に意義のある一石を投じる作品」

オープニングトークイベント「オペラ <ZEN>について作曲者が語る」

平野レミの即興キッチン「おいしい音楽、めしあがれ」

「2時間の予定ですが、2時間で終わるのかもわからない(笑)」コンサートホールで料理、どうなるかわからない!「バイオリンの廣津留すみれさんは逆に料理は全くできない」とのこと。

フェスティバル・オーケストラ 鈴木雅明✕フェスオケ マーラー「巨人」

村治佳織ギターリサイタル 「エターナルファンタジー」

「現代、世界に訴えるレパートリーの一つとしてゲーム音楽は大切なんじゃないかと…好意をとても強く感じたということをおっしゃっていました」とのこと。

バッハ・コレギウム・ジャパン「狩のカンタータ」

ワークショップ「新しい音楽をつくる」Vol.5

実際に指導してくださるそう。

キッズ公演 栗コーダーカルテット「ちょうふこどもスペシャル!2026」

はじめてのコンサート〜成田達輝&萩原麻未と聴く

「まさに子育て真っ最中のお二人」とのこと。『アンパンマンのマーチ』も楽しみなプログラム。

キッズ公演 たたいてあそぼう2026

Generation Curious 次世代のための音の実験場:featuring上條晴期

「Generation Curious、作曲家や演奏家のグループが場の拡張、音楽が他の日常と繋がる場を探してきた内容、今回はオーボエ奏者の上條さんを招いて共同キュレーションという形で音の実験場を行います。調布市せんがわ劇場、小劇場ですが、どんな実験もぴったりの場所、素晴らしい公演をしてくれるんじゃないかなと思います」

鈴木優人オルガンリサイタル

オープニングセレモニー

サテライトコンサート

 

公式サイト:https://chofumusicfestival.com