赤澤燈, 陳内将 etc.出演 ワーキング・ステージ「ビジネスライクプレイ2」開幕!負けっぱなしだけど、やったるで!起死回生!

負けっぱなしの大人たちが巻き起こす、奇跡のビジネスコメディ!新宿に再び!
2020年12月に大好評で幕を閉じた川尻恵太の描き下ろしサラリーマンコメディ、 ワーキング・ステージ「ビジネスライクプレイ」の新作が6月3日より開幕。6月12日まで新宿FACEで上演。
主演はMANKAI STAGE 『A3!』、 舞台「東京リベンジャーズ」などで度々共演している⾚澤燈陳内将の2人が続投、俳優・お笑い芸人の小浦一優(芋洗坂係長)今立進ら実力派芸人が出演。
さらに前作から出演する松井勇歩のほかに新メンバーとして高崎翔太、 松村龍之介らが出演する。
出だし、「そこをなんとかお願いします!!!」と絶叫する日野洋治(⾚澤燈)、「私どもにお仕事を!!」と直角に頭を下げる。しばらく順調だった金平チームも最近は徐々に契約が減り、またいつもの調子に戻りつつあった。相変わらずな土田万平(陳内将)、寝てる(笑)。二人、遠くを見つめて「年収1000万」「年収1000万?!」、大手の給料は…それに引き換え、彼らの年収は…程遠い。そんな折に土田の後輩が会社に転職してきた、名は如月琉人(高崎翔太)、金平チームに転職してきた。


それからオープニング、サラリーマンが歌って踊って!「We are Businessman♪」と歌う。転職してきた如月、ここでカンの働く観客なら「こいつ、なんかやりそうな」と思うところ。ドタバタな彼らの日常、そんな折にチームの選抜メンバーが、仲の悪い松見班と一緒に研修旅行に行くことに。

松見賢雄(小浦一優(芋洗坂係長))、皆に告げる「研修に行くことになりました」、お互いにライバル意識高く、最初は嫌がっていた。それなりにプライドもある。営業成績はビリの金平チーム、だが、松見班とて、さほど良い成績でもなく(びりから2番目)。研修先は北海道、羽田空港へ行くまでバタバタ、大騒ぎ、着いてからもドタバタ。部屋割りで揉める、揉める、綺麗好きで匂いに敏感な夏目結城(松村龍之介)はことあるごとにスプレーの消臭剤を「シュワーーーー」(笑)。

そして到着すれば、お約束の「懇親会」。「奢りですか?」「奢りで」テンション上がるサラリーマンたち。「飲んで食って……喧嘩始まる♪」と歌う。アルコールが入れば、「ある、ある」な光景を滑稽に見せる。「せっかくの懇親会だったのに」と松見。そしてどこかへ電話、「例の件ですが、大丈夫です」と…思わせぶりな”例の件”。せっかく北海道に来たからには、ちょっと見物、場所は動物園(有名な、あの)。そしていよいよ研修本番、案件を取ってくるように言われる一同。さて、無事に案件はゲットできるのか、2つの営業班、どっちが成果を上げられるのか、そんなこんなの”リーマンたちの戦い”の火蓋が切って落とされる!!


相変わらずのダメっぷりなサラリーマンたち、だが、どこか愛嬌のあるダメダメが笑いを誘い、しかも背中には哀愁も漂う。また、個性的な面々、真面目を絵に描いたような日野洋治、赤澤燈が目を三角にして奔走する。彼とは真逆な雰囲気のコピーライターの土田万平、陳内将が物事を斜めに見つつ、どこか見えないパッションを秘めたキャラクターを陳内将が時折ポケットに手を入れてサラリーマンらしくないキャラを熱演。そして、株式会社WEEKLYに嵐を呼ぶ男、如月琉人の高崎翔太、ちょっと掴めない感じのキャラクターでアクセントに。そして、すぐにスプレーを持ち出す夏目、松村龍之介がこの神経質そうに見せる(客席からくすくす笑いが)。基本、コメディなので、なかなかにシュールな設定もあり(飼ってたワニが逃げた、カレーパンと言って渡したものが、う○こだったり、鳥と会話したり)、そんな馬鹿な、と思いつつ、ついつい笑ってしまう。休憩はさんで上演時間は2時間15分ほど。

馬鹿馬鹿しく、笑いながらそれでちょっとほろり、また、キャラクターの本音も見え隠れしたり。サラリーマン、社会人、仮面をかぶって生きている。高度経済成長期なら、やればやるほどに成績も伸びるのかもしれないが、今はそうではなく、やってもやっても業績が上がらない、企業の給料格差もかなり激しく、特にこの株式会社WEEKLY、給料はさほどでもない感じ、奢り、と言っても手にしているのは缶ビール、テーブルに並んでいるものも安そう、いわゆる庶民。

しがない彼らだが、2幕の後半で!起死回生のチャンス、最後のプレゼン、もちろん、バッドエンドにはならないので!時折挟み込まれる音楽、歌、ダンスでエンターテインメントに。小浦一優(芋洗坂係長)が大きな体でキレるダンスを披露、そして歌唱も!前回同様に新宿FACEで舞台を四方取り囲む形なので、どの方向からもよく見えるし、この正方形の舞台はサラリーマンたちが戦う”リング”のようでもある。最小限のセット、俳優陣が動かしてテーブルになったり、椅子になったり、また、Twitterも登場、お決まりの炎上も。安給料だけど、目の前の案件にまっしぐら。宴会は缶ビール(いや、もしかしたらもっとコスパの良い発泡酒かも?!)、お気楽に笑いつつ、しょうもない彼らを応援に劇場へ!

[前作のあらすじ]
浄水器の営業販売に行き詰まりを感じた日野洋治は、 あることがきっかけで「株式会社WEEKLY」に転職。
配属された金平チームは、 コピーライターの土田万平をはじめ、 ろくに仕事もしないで遊ぶように過ごすサラリーマンたちばかりだった…。
しかし日野のひたむきな仕事ぶりに、 金平チームは少しずつ変わっていく。
全員が力を合わせ、 大きな成功を経験した金平チーム。
これは、 その後の日野と土田たちのお話。

負けっぱなしの大人たちが巻き起こす、 奇跡のビジネスコメディ!再来!

概要
タイトル:ワーキング・ステージ「ビジネスライクプレイ2」
日程・会場:2022年6月3日(金)~6月12日(日) 新宿FACE
[スタッフ]
演出・脚本:川尻恵太
音楽 :あらいふとし + ミヤジマジュン
振付 :EBATO
[キャスト]
赤澤燈 陳内将
高崎翔太 松井勇歩 松村龍之介 反橋宗一郎 小坂涼太郎 宮下貴浩
今立進
小浦一優(芋洗坂係長)

主催:World Code、 アミューズキャピタルインベストメント

公式HP:https://worldcode.co.jp/pulesute02/

(C)2020 ビジネスライクプレイ製作委員会