2021年2.5次元ミュージカル年間上演作品数、総動員数確定       

2021年の作品数、 動員数が確定した。作品数172作品、 動員数233万人前年比、 動員数163%に。
作品数、 動員数 共に増加傾向に。

一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会(事務局:東京都目黒区 代表理事:松田誠)が毎年、ぴあ総研とともに発表している2021年の年間上演作品数、ならびに年間総動員数である。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が続いた2021年の2.5次元ミュージカル(日本の2次元の漫画・アニメ・ゲームを原作とする3次元の舞台コンテンツの総称)の年間上演作品数は172作品、年間総動員数は233万人となり、2020年(作品数102作品、 動員数89万人)に比べ、どちらも大きく前年を上回る結果に。 新型コロナウイルス感染症の流行前の数字には及ばないまでも、近い数字にまで復活。(数字はぴあ総研調べ)
ちなみに2018年は年間総動員数は278万人で197タイトル、公演回数は3695回、市場規模は226億円。2019年は222タイトル、市場規模は211億円。2020年は77億円、102タイトル。
また2.5次元舞台に限ったことではないが、ぴあ総研が、国内オンラインライブ市場に関する調査を実施したところ、2021年のチケット制の有料オンラインライブの国内市場規模を推計512億円(前年比14.4%増)と推計。リアルライブの再開後、オンラインライブ市場の成長が鈍化したとはいえ、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッド型のイベント開催はもはや珍しくない。つまり、オンラインで楽しむことが定着、アーカイブ配信も行われることもあり、ライブエンターテインメントの楽しみ方の多様化が加速しているともいえよう。また、有料での海外配信も行われており、今後はそれもますます増えていくであろうことは容易に想像できる。
また、2022年3月に協会は設立9年目を迎え、協会が運営している無料のメルマガ会員組織「2.5フレンズ」の会員数は20万人を超えており、また、新たな協会員を迎え、現在会員数は71(特別会員7社、法人会員58社、個人会員6名)となっている。

協会公式サイト:https://www.j25musical.jp