第35回 東京国際映画祭 開幕

今年も豪華なゲストを迎え、第35回東京国際映画祭のオープニングイベントが東京ミッドタウン日比谷日比谷ステップ広場、東京宝塚劇場にて行われた。

昨年から会場が日比谷・有楽町・銀座エリアに移ったが、今年はより規模を拡大。10月24日のオープニングセレモニーは、初の会場となる東京宝塚劇場で行われるほか、クロージングセレモニーは東京国際フォーラム ホールC、上映劇場は昨年の角川シネマ有楽町、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ有楽町、TOHOシネマズ シャンテ、有楽町よみうりホールに加え、TOHOシネマズ 日比谷(昨年はクロージングセレモニーのみ使用)、丸の内 TOEI、丸の内ピカデリーの大型劇場が加わり、また、上映本数も拡大。昨年に引き続き、今年もコシノジュンコ氏がポスターを手掛けている。テーマは「飛躍」。
地域との連携を深めた街ぐるみの映画祭として会場を大幅拡大し、更なる飛躍を遂げた東京国際映画祭。東京ミッドタウン日比谷のステップ広場から仲通りにかけて敷かれた165mのレッドカーペットには、トップバッターとしてガラ・セレクション作品『月の満ち欠け』より廣木隆一監督、大泉洋、柴咲コウが登場。その後、国内外から総勢137名の豪華ゲストが3年ぶりとなるカーペットを彩り、国内外のマスコミと観客計454名による熱気に包まれた。

レッドカーペットイベント終了後、東京宝塚劇場にて行われたオープニングセレモニーでは、オープニングアクトとして宝塚OGである柚希礼音、紅ゆずる、美弥るりか、七海ひろきが登場し、宝塚歌劇で上演された映画原作の舞台『オーシャンズ11』から「FATE CITY」を一夜限りのコラボレーションによるスペシャルパフォーマンスにて披露。

その後、橋本愛が登壇し、映画祭に向けた想いを語った。続けて、今年の審査委員が紹介され、コンペティション部門の審査委員長であるジュリー・テイモアの挨拶では、映画祭に向けての想いが込められた素晴らしいスピーチを披露。最後はチェアマンの安藤裕康による開催宣言で締めくくり、会場からは大きな拍手が沸き上がった。

概要
第35回国際映画祭
開催期間:2022 年10 月24 日(月)~11 月2 日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区公式サイト:http://www.tiff-jp.net
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