自分のために生きるのか、愛する人のために生きるのか。『宝飾時計』本日開幕! 主演 高畑充希×作・演出 根本宗子

数々の話題作を生み出して来た根本宗子が作・演出を手掛ける注目の舞台『宝飾時計』が本日1月9日東京芸術劇場プレイハウスにて初日を迎える。
脚本は出演者を念頭に書き進める、いわゆる“当て書き”と言われる手法で執筆されており、この座組ならではのオリジナル作品となっている。
ファッションデザイナーの神田恵介(keisuke kanda)が初めて演劇の衣裳を手掛け、テーマ曲「青春の続き」は椎名林檎が書き下ろすなど、枠にとらわれないクリエーションを目指した。

子役から女優として活躍しているが30代になり人生の岐路にたつ主人公・ゆりか役を演じるのは高畑充希。自身も中学生の頃から女優として活躍し30代になったいま、等身大の役に挑戦する。共演には、成田凌、小池栄子、伊藤万理華、池津祥子、後藤剛範、小日向星一、八十田勇一ら、個性的な実力派俳優陣が集結。さまざまな世代の「生き方」に寄り添う物語。

コメント
高畑充希:主演
本日初日を迎えます。
今回の作品は、根本さんが書いてくださった戯曲、神田恵介(keisuke kanda)さんの衣裳、椎名林檎さんの楽曲を含め、全てがオートクチュールです。最高の仲間8人で2時間半、全力疾走する物語なので、お客様にもなんとか一緒についてきてもらえたら嬉しいです。
早口のセリフが沢山あるので、くちが取れちゃいそう(笑)
今日から2か月。お客様の力を借りてどんな化学反応が起こるのか、とてもワクワクしてます。

根本宗子:作・演出
今、自分が演劇にしたい想いをしっかりと形にすることができました。
上質な演劇作品に仕上がったと思っておりますので、自分も客席でお客様と共にこの作品を観ることがとても楽しみです。

作品に正面から向き合ってくれた充希さんとはじめとする8名のキャスト、そして劇場でしか体感のできない舞台芸術へ仕上げてくれたたくさんのスタッフと共に本日から様々な地でこの作品を上演できること嬉しい限りです。

誰かにとってはなくてもいいものが、誰かにとっては生きる上でなくてはならないものです。劇場でお待ちしております。
カルペ・ディエム。
根本宗子

ストーリー
主人公のゆりか(高畑充希)は子役から女優として活躍しているが、驚くほど業界に染まれていない。30歳を迎え、同級生たちが次々と結婚し子供を産んでいく中、「私は何のためにこんなことをやっているのだろう」と自分の存在の意味を見つけられずにいた。そんな彼女の心を日々支えているのはマネージャーの大小路(成田凌)。ある日ゆりかのもとに「21年前にやったミュージカルの記念公演のカーテンコールで、テーマ曲を歌ってくれないか?」という依頼が飛び込んでくる。それは彼女の原点となった舞台だった。仕事を引き受けたゆりかは現場で、当時一緒にトリプルキャストとして主演を務めていた真理恵(小池栄子)と杏香(伊藤万理華)と再会する。自分の人生を肯定したい3人は、他者を否定することでなんとか自分を保っていた。その会話は21年前も今も変わらない。
過去と現在を行き来しながらゆりかは自分の人生を振り返り、孤独に押しつぶされそうになる。日々増える無力感の中、ゆりかは自分の人生の肯定の仕方を考え始め・・・。

概要
舞台『宝飾時計』
期間会場:2023年1月9日(月・祝)~1月29日(日) 東京芸術劇場プレイハウス
スタッフ:
作・演出:根本宗子
美術:池田ともゆき
照明:佐藤 啓
音響:藤森直樹
衣裳:神田恵介(keisuke kanda)
ヘアメイク:二宮ミハル
演出助手:相田剛志
舞台監督:幸光順平、鈴木 拓
テーマ曲:「青春の続き」/高畑充希 作詞作編曲:椎名林檎
宣伝衣裳:神田恵介(keisuke kanda)
衣裳協力:DOUBLE MAISON(やまと) familiar BEAMS
キャスト:
高畑充希
成田凌
小池栄子
伊藤万理華
池津祥子
後藤剛範
小日向星一
八十田勇一
チケット料金
S席:9,800円/サイドシート:7,800円(全席指定・税込)
当日券:開演の1時間前より【東京芸術劇場プレイハウス 当日券窓口】にて先着順に販売。
上演時間:1幕70分/休憩15分/2幕70分:計2時間35分予定

 

ツアー情報:
大阪:2023年2月2日(木)~6日(月) 森ノ宮ピロティホール
鳥栖:2023年2月10日(金)~12日(日) 鳥栖市民文化会館大ホール
愛知:2023年2月17日(金)~19日(日) 東海市芸術劇場 大ホール
長野:2023年2月25日(土)、26日(日) サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホール

公式HP:https://horipro-stage.jp/stage/houshokudokei2023/