『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』開幕!半端ない没入感、FFの世界へ

今年、最大の話題作、『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』がいよいよ開幕。
初日前、フォトコールと会見が行われた。

<シーモアとの戦い>
舞台中央上段の寺院の入口よりシーモア、ユウナが登場。ユウナと政略結婚しようとするシーモア。そこへ駆けつけたのはテーィダ、アーロン、ワッカ、リュック、キマリ。シーモアの卑劣な行いを知った一行はシーモアを更生させようとするが戦いになる。シーモアの杖を使った立ち回り、シーモアはアニマを召喚するも破れる。

<異界送り>
キーリカ島の浜辺で異界送りをするユウナ。

<映像>

荒廃したザナルカンド、ゲーム冒頭と同様のティーダのセリフがあり、タイトルが映し出される。

<会見・フォトセッション>
「原作を尊重しつつ、歌舞伎ならではの工夫を取り入れて、ダイナミックで美しい作品に」と尾上菊之助。

タイトルをバックに。
勢揃い。

前後編のあらすじ
前編 (開場11:30 開演12:00)
大いなる脅威『シン』に人々がおびえて暮らす、死の螺旋にとらわれた世界スピラ。そんなスピラへと迷いこんだ少年ティーダ。そこで可憐で気丈な召喚士ユウナと出会う。ユウナの目的はただ一つ。『シン』を倒すこと。そのための『究極召喚を手に入れること』であった。
ユウナの決意に胸をうたれるティーダは同じくユウナを援護する仲間たちと共に旅にでる。
水球競技ブリッツボールでの熱戦や、父の盟友アーロンとの再会により、一行は「真実」に近づくこととなる。
だがそこに立ちはだかるグアド族の族長・シーモア。「死の安息こそスピラの願い」というゆがんだ考えを抱いている男である。
その原因ともなった彼の幼き頃の悲哀に満ちた物語とは果たして……。
後編 (開場17:00 開演17:30)
グアド族の族長・シーモアの策略はティーダたちをますます追い込んでいく。
狡猾なシーモアは、ユウナを誘拐し、彼女を利用するために政略結婚を企てる。それに抗った一同は反逆者の汚名を着せられ、旅の中断を余儀なくされる。絶望し泣き崩れるユウナを見て、ティーダはなんとしても彼女を守りぬこうと決心。出会った頃から互いに惹かれあっていた二人は秘めた恋心に身を委ねるのであった。
一同は決意を新たに、再び『シン』を倒す究極召喚を手に入れるために立ち上がる。
だがそこに待ち受けていたのは衝撃の出来事……『シンの正体』『究極召喚と引き換えになってしまうユウナの命』
そして『ティーダの存在の真実』……
彼らはそれを乗り越え、自分たちの物語をつむごうとする。
概要
『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』
日程:2023年3月4日(土)~4月12日(水)
※休演日:3月8日(水)、15日(水)、22日(水)、29日(水)、4月5日(水)
前編11:30開場 12:00開演
後編17:00開場 17:30開演
劇場:IHIステージアラウンド東京(豊洲)
出演:尾上菊之助 中村獅童 尾上松也
中村梅枝 中村萬太郎 中村米吉 中村橋之助 上村吉太朗 中村芝のぶ
坂東彦三郎 中村錦之助 坂東彌十郎 中村歌六 ほか
※中村歌六、中村錦之助は後編のみの出演となります。
主催:『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーⅩ』製作委員会
(TBS/ディスクガレージ/ローソンエンタテインメント/博報堂DYメディアパートナーズ/楽天チケット/TopCoat)
後援:TBSラジオ/BS-TBS
原作・協力:スクウェア・エニックス
制作協力:松竹 協賛:再春館製薬所
製作:TBS
IHI Stage Around Tokyo is produced by TBS Television, Inc., Imagine Nation B.V., and The John Gore Organization, Inc.
公式HP:https://ff10-kabuki.com

取材・撮影:金丸雅代