東京・大阪にて上演のミュージカル『生きる』のメインビジュアル&公演情報、イベントスケジュールなどが公開された。
本公演は、黒澤明監督の名画を世界で初めてミュージカル化した意欲作。
2023年に役者生活50周年を迎えるミュージカル界のレジェンド、市村正親と鹿賀丈史が、残りの人生をかけて市民のために公園を作る男、主人公・渡辺勘治を、全身全霊をかけて演じる。
また、男手ひとりで育ててくれた渡辺勘治とうまくコミュニケーションがとれない息子を演じるのは再演から引き続き好演だった村井良大。本作の語り手で重要な小説家役を平方元基と上原理生がダブルキャストで演じる。渡辺勘治に再び生きる力を与える女性・小田切とよ役には、音楽座ミュージカルのヒロイン、高野菜々が挑む。光男の妻・一枝に実咲凜音、渡辺勘治の公園作りを妨害するヤクザ組長に圧倒的な歌唱力を誇る福井晶一など、ミュージカル界の豪華な面々が揃うほか、本作の登場人物の中でもっとも腹黒い人物の助役を名優・鶴見辰吾が演じる。
メインビジュアルは、市村正親・鹿賀丈史と新たなキャストを迎えたもの。
東京公演は2023年9月7日(木)~24日(日)新国立劇場 中劇場にて、大阪公演は、9月29日(金)~10月1日(日)梅田芸術劇場メインホール。上演時間は休憩あり約2時間25分予定。
あらすじ
定年を間近に迎える役所の市民課長、渡辺勘治。
早くに妻を亡くした彼は息子夫婦と同居しているが、心の距離は遠い。
そんなある日、渡辺は、自分が胃癌であり、残りの命が長くないことを知る。
自暴自棄になった彼は、居酒屋で出会った売れない小説家と、夜の街に繰り出し、人生を楽しもうと試みるが、心が満たされることはなかった。
翌朝、市民課で働く女性・小田切とよと偶然に出会う。彼女は辞表届にハンコをもらうために、課長の渡辺を探していたのだった。太陽のように明るい彼女に惹かれ、頻繁に誘うようになる渡辺だったが、とよはだんだんそれが疎ましくなる。「なぜ自分につきまとうのか」とつめよると、渡辺は自分があと半年の命であることを告白し「なぜ君はそんなにはつらつと生きられるのか。残りの人生を、1日でいいから君のように生きたい」と本音を語る。
とよが何気なく伝えた言葉に心を動かされ、渡辺は人生をかけた決意をするのだった。
概要
東京公演
期間:2023年9月7日(木)~24日(日)
会場:新国立劇場 中劇場
主催:ミュージカル『生きる』製作委員会
企画協力:黒澤プロダクション
企画制作:ホリプロ
大阪公演
期間:2023年9月29日(金)~10月1日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール
主催:梅田芸術劇場
お問い合わせ: 梅田芸術劇場 06-6377-3800 (10:00~18:00)
https://www.umegei.com/schedule/1118/
キャスト
渡辺勘治:市村正親/鹿賀丈史(ダブルキャスト)
渡辺光男:村井良大
小説家:平方元基/上原理生(ダブルキャスト)
小田切とよ:高野菜々(音楽座ミュージカル)
渡辺一枝:実咲凜音
組長:福井晶一
助役:鶴見辰吾
佐藤 誓
重田千穂子
田村良太
治田 敦、内田紳一郎、鎌田誠樹、齋藤桐人、高木裕和、松原剛志、森山大輔
あべこ、彩橋みゆ、飯野めぐみ、五十嵐可絵、河合篤子、隼海 惺、原 広実、森 加織
スタッフ
原作:黒澤 明 監督作品 「生きる」
(脚本:黒澤 明 橋本 忍 小國英雄)
作曲&編曲:ジェイソン・ハウランド
脚本&歌詞:高橋知伽江
演出:宮本亞門
美術:二村周作
照明:佐藤 啓
音響:山本浩一
衣装:宮本まさ江
ヘアメイク:小沼みどり
映像:上田大樹
振付:宮本亞門、前田清実
音楽監督補:鎭守めぐみ
指揮:森 亮平
歌唱指導 板垣辰治
稽古ピアノ兼音楽監督補助手:村井一帆
稽古ピアノ:安藤菜々子
演出助手:伴・眞里子
舞台監督:加藤 高
主催:ミュージカル『生きる』製作委員会
企画協力:黒澤プロダクション
企画制作:ホリプロ
宣伝美術:野寺尚子
宣伝写真:HIRO KIMURA(W)
宣伝衣装:宮本まさ江、佐藤いずみ
宣伝ヘアメイク:小沼みどり、楮山理恵
公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/ikiru2023/
公式Twitter=https://twitter.com/ikirumusical #ミュージカル生きる