ARP「 KICK A’LIVE」 ファン歓喜、ニューアルバム決定、アニメ化決定!2019年1月5、6日ライブ決定!ビジネス展開も積極的に

「ARP」とは、「AR」(拡張現実)から生まれた「REAL」(現実)のARパフォーマーによるライブプロジェクト。シンジ、レオン、そして2人組ユニット、レベルクロスのダイヤとレイジの4人のメンバーで構成されており、2017年1月14日、伝説となったディファ有明2daysの1st A’LIVEで本格デビュー。主に冬と夏のライブを主体に活動しており、2017年3月には、ミニアルバム「A’LIVE」でエイベックスよりメジャーデビューを果たした。

「ARP」の総合プロデューサーは「ときめきメモリアル Girl‘s Side」シリーズなど数々の作品を生み出したヒットメーカー内田明理。内Pというニックネームで自身多くのファンを持つ内田明理氏がアーティストの世界観やライブの構成など「ARP」全体をプロデュース。また、「KICK A’LIVE」とライブ名称も一新。ステージ狭しと躍動する彼らにふさわしいライブタイトルそのままに、歌そしてダンスを進化させ、真のダンスボーカルユニットとして、2日間全4公演で、よりグレードアップしたパフォーマンスを繰り広げた。

8月18日第2公演後にエイベックスと共同でアーティストコンベンションが行われた。2部構成となっており、前半はファンクラブの会員も参加してのショーケースライブ。アナウンスが響き、ファンは一斉に立ち上がる。そしてライブの始まり、ファンは『押し』のキャラクターの色のサイリウムを振って応援する。生身の人間のアーティストとなんら変わらない。また『推し』のキャラクターのタオルを首に巻いているファンやバッグにバッジをつけているファン、またキャラクターの振りに合わせるファン、トークタイムも客席に「今日、お誕生日の人」と呼びかけ、ジャスト、今日の誕生日のファンがいたので、なんと「ハッピー・バースデー」を歌う一幕も。まさに一期一会のパフォーマンス。またCの新曲「Paradise」が8月18日から配信販売開始!、そして、さらなる新たな発表もあり、会場は大いに沸いた。

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2018年12月ニューアルバム発売決定!メンバーからも歓喜の声!
ライブ決定に大いに沸く!
拳を上げて大喜び!注目のCVは・・・・・・シンジ役はシンジ!残りのCVは、もちろん、皆、同役!

そして最後に・・・・・・なんと4人が客席をバックに自撮り!これには客席は大喜び!左右に設置してあるスクリーンにも映し出され、なんともリアル。短い時間であったが、密度の濃いショーケースライブであった。

その次はARPについて、今後の展開、ビジネスプラン等の発表とARPメンバーへのインタビュータイム。最初に登壇したのは、ユークスの内田明理プロデューサー。現代はその場でしか体験できないこと、つまりライブに価値が見出されていると言う。内田はキャラクター自身がお客様とコミュニケーションが取れないか?ということを考え続けていたそう。ARPはいってみれば「人形浄瑠璃」、しかも高度、しかも一期一会である。こういったものが一つのジャンルになる可能性を秘めていると語る。技術が進めば、さらなる進化が期待される。

次にエイベックスからはプロジェクトの意義などについての話があった。音楽市場のデータがスライドで示された。ストリーミングサービスの一般化などについての話があった。また現在、ライブ市場は好調であり、データはそれを示している。また世界のARコンテンツ市場は2020年には11倍に拡大と予測。

また、ARPについては、ユークスの技術に関して、人間のライブに近い迫力、臨場感があり、またアーティストのブランディング、彼らの背景、ストーリー、一人一人に感情移入できる、という点、よってユーザーは応援したくなる。より、インタラクティブな体験ができるというわけである。また、アーティストとしての価値も高く、これによって新しいエンターテインメントの創造が期待される。今後のARPの可能性であるが、コンテンツのグローバル化、その国の言語がしゃべれるようになったり、新しいキャストの創造、また生配信などの可能性を示唆した。これは全く新しいエンターテインメント、しかも日本発のコンテンツである、という話がなされた。
それから聴講者からの質問コーナー、「花道は通過できるのか?」と質問が出たが、それは技術の革新で可能性はある、とのこと。もしも出来たら、それはかなり画期的なことだ。またライブシーンについては、いろんなCGを重ねている、とのことで、今の形になるまでに3年かかったそうである。また海外展開、例えば彼らが慣れない中国語を喋る、あるいはCVを変える、あるいは設定として中国に学校を作る、など様々な設定・展開も可能である。

最後に再び、シンジたち4人が登場、やってみたいこととしては「他のメンバーの曲を書いてみる。3人のプロデュースもやってみたい」(レイジ)、「バレエをやっていたのでミュージカルに挑戦したい」(シンジ)「演劇に挑戦したい」(ダイヤ)「吉本の舞台に立ちたい」(レオン)と様々な回答が。またTV出演に関しては4人とも「嬉しい」と喜びの声。野望としては「ミュージカルや映画とかやってみたい」(シンジ)「エイベックスのアーティストとコラボしたい。倖田來未さんと共演したい」(レオン)「いつかバンドを」(ダイヤ)「紅白に出たい」(レイジ)と皆、夢は大きく!そして最後にシンジが「今後も力を合わせていろんなことにチャレンジしたい」と締めて終了した。
2次元でもない、2.5次元でもない、3次元でもない、全く新しいアーティスト、それが彼ら、新しいライブエンターテインメント。今後の展開から目が離せない。

公式HP:https://arp-fc.yukes.co.jp

取材:Hiromi Koh