黒澤明監督の名画を世界で初めてミュージカル化した意欲作、 ミュージカル『生きる』、今秋9月7日(木)より、 新国立劇場 中劇場にて3度目の上演を果たす。 本作のPV&ソロビジュアル&コメントを公開。
初演以来主演の渡辺勘治役をダブルキャストで演じる市村正親・鹿賀丈史をはじめキャストらのコメントが到着。また、新キャストを迎えた公演PVやソロビジュアルが公開。
公演PV
市村正親より
先日公開されたイギリスの映画「生きる」も拝見しました。そして、より一層ミュージカル『生きる』の素晴らしさに改めて気付き、演じられる喜びを感じました。
新たなメンバーと『生きる』という作品を作れるということが楽しみであり、喜びでもあります。
限りある人生、限りある命をどこまで輝かせられるかは、自分の意志です。
コロナ禍を経て、今でもまだまだコロナと戦っているその中で、生きている実感をさらに強く感じています。生きることへのエネルギーを持って作品に取り組みたいと思っています。
初演再演で好評を得て、今度はまた配役も役者も変わって、また新しい『生きる』が生まれるんじゃないかと思っています。ぜひお楽しみに。
鹿賀丈史より
再再演が決まり大変嬉しく思っています。
感染症も治まりつつありお客様にも安心してお運び頂けることに喜びもひとしおです。
『生きる』はシリアスなミュージカルです。
ミュージカルコメディとは一線を画す作品です。
それだけに難しさもあり、演じがいのある作品でもあります。
ここ数年で世界の情勢は大きく変わり、私たちも経験した事のない世の中になりました。
生きにくい時代になりました。この時に欠かせないのは心の栄養です。
生きるチカラを持ち帰って頂ければ、それ以上の喜びはありません。
今回キャストも変わり、また違った感動を皆様と共有出来ると確信しています。
ソロビジュアル・コメント動画
村井良大:渡辺光男 役
平方元基:小説家 役(ダブルキャスト)
上原理生:小説家 役(ダブルキャスト)
高野菜々(音楽座ミュージカル):小田切とよ 役
実咲凜音:渡辺一枝 役
福井晶一:組長 役
鶴見辰吾:助役 役
物語
定年を間近にした役所の市民課長、渡辺勘治。
早くに妻を亡くした彼は息子夫婦と同居しているが、心の距離は遠い。
そんなある日、渡辺は、自分が胃癌であり残りの命が長くないことを知る。
自暴自棄になった彼は、居酒屋で出会った売れない小説家と夜の街に繰り出し、人生を楽しもうと試みるが、心が満たされることはなかった。
翌朝、市民課で働く女性・小田切とよに偶然出会う。太陽のように明るい彼女に惹かれ、頻繁に誘うようになる渡辺は「残りの人生を、1日でいいから君のように生きたい」と本音を語る。そして、とよが何気なく伝えた言葉に心を動かされ、渡辺は人生をかけた決意をするのだった。
キャスト
渡辺勘治:市村正親/鹿賀丈史(ダブルキャスト)
渡辺光男:村井良大
小説家:平方元基/上原理生(ダブルキャスト)
小田切とよ:高野菜々(音楽座ミュージカル)
渡辺一枝:実咲凜音
組長:福井晶一
助役:鶴見辰吾
佐藤 誓
重田千穂子
田村良太
治田 敦、内田紳一郎、鎌田誠樹、齋藤桐人、高木裕和、松原剛志、森山大輔
あべこ、彩橋みゆ、飯野めぐみ、五十嵐可絵、河合篤子、隼海 惺、原 広実、森 加織
スウィング 齋藤信吾、 大倉杏菜
安立悠佑
概要
日程・会場
東京
2023年9月7日(木)~24日(日) 新国立劇場 中劇場
大阪
2023年9月29日(金)~10月1日(日) 梅田芸術劇場メインホール
原作:黒澤 明 監督作品 「生きる」
(脚本:黒澤 明 橋本 忍 小國英雄)
作曲&編曲:ジェイソン・ハウランド
脚本&歌詞:高橋知伽江
演出:宮本亞門
美術:二村周作
照明:佐藤 啓
音響:山本浩一
衣装:宮本まさ江
ヘアメイク:小沼みどり
映像:上田大樹
振付:宮本亞門、前田清実
音楽監督補:鎭守めぐみ
指揮:森 亮平
歌唱指導 板垣辰治
稽古ピアノ兼音楽監督補助手:村井一帆
稽古ピアノ:安藤菜々子
演出助手:伴 眞里子
舞台監督:加藤 高
主催:ホリプロ/TBS/東宝/WOWOW
特別協賛:大和ハウス工業
企画協力:黒澤プロダクション
企画制作:ホリプロ
公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/ikiru2023/
公式Twitter=https://twitter.com/ikirumusical #ミュージカル生きる