2023年7月、劇団鹿殺しの本公演 ザ・ショルダーパッズ『この身ひとつで』が上演。
昨年 活動20周年YEARを無事終えた劇団鹿殺し。 新時代の一歩目、劇団鹿殺しの伝統表現の集大成を、新キャストで。
あのショルダーパッズ、しかも次なる舞台は演劇の聖地、下北沢本多劇場!
男性の衣装は2枚の肩パットのみ。 シンプルな肉体と、想像力の翼のみを武器に、演者と観客、双方の世界を無限に解放することに挑戦する意欲作。
2004年に劇中劇の中で産声を上げたこの作品と演出法は、全国ライブハウスツアー、福岡演劇フェスティバル、 ぴあ主催の2012年PLAY PARK〜日本短編舞台フェス〜などなど、様々なフェスティバルで話題をさらい、そしてコロナ禍、2020年に再始動した本公演の一作目として、演劇の力を再確認すべく 単独の公演形態『ザ・ショルダーパッズ』と銘打ちついに劇場単独公演作品にまで昇華。
今作では2020年に上演した『銀河鉄道の夜』をブラッシュアップした『鹿版 銀河鉄道の夜’23』に加え、新作『鹿版 The Wizard of OZ 』(原作:オズの魔法使い)を同時上演。
脚本は、数々の外部作品の脚本演出に加え、直近では映画「Gメン」(監督 瑠東東一郎 / 主演 岸優太( King & Prince))の脚本、 三浦涼介、平野良、鳥越裕貴らが出演し好評を博した鶴屋南北の名作「桜姫東文章」の演出、 AbemaTV「主役の椅子はオレの椅子」の鬼コーチ&舞台版の脚本・演出、 秋元康プロデュースの劇団4ドル50セントの脚本・演出、また大阪城ホール公演を成功させるなど、話題の7ORDERの舞台プロジェクトの演出や TV東京「下北沢ダイハード」など、話題作に次々と起用され演劇界を牽引する存在となった丸尾丸一郎。
演出は、2013年の文化庁 新進芸術家海外研修制度によるカナダ留学を経て、ホリプロ主催舞台「曇天に笑う」、 大阪市助成事業「大阪ドンキホーテ〜スーパースター Patch ver〜」、イリュージョニストHARAを始め、世界で活躍するアーティストとのコラボした ロングラン作品「真Ninja Illusion LIVE The REAL」、歌劇「桜蘭高校ホスト部」など様々な作品の演出を手がける菜月チョビ。
外部作品でも活躍する二人が共同クリエイトする唯一無二の場所が、「劇団鹿殺し本公演」。 劇団鹿殺しという場所でしかなし得ないクリエイションで今夏 本多劇場に。
さらに、クリエイター陣には、映画「誰もしらない」(2004年上映、是枝裕和 監督、柳楽優弥 主演)の主題歌「宝石」で全国にその名を知らしめ、 数々映画作品への楽曲提供でも活躍するシンガーソングライター、タテタカコ。 ザ・ショルダーパッズのメインテーマ&『鹿版 銀河鉄道の夜’23』の楽曲を担当します。 また舞台「刀剣乱舞」「文豪とアルケミスト」など数々の人気作品の音楽を手掛ける伊真吾が『鹿版 銀河鉄道の夜’23』の劇伴と『鹿版 オズの魔法使い』の楽曲を担う。
さらにステージングには2人のクリエイターが参加!
『鹿版 The Wizard of OZ 』は、ダンスカンパニー「イデビアン・クルー」の主宰を務め、 NODA・MAP、舞台『千と千尋の神隠し』など数々の作品を手掛けてきた井手茂太が担い、『鹿版 銀河鉄道の夜’23』は、梅棒主宰であり2.5次元ミュージカルから宝塚歌劇団まで様々なジャンルを手がける伊藤今人が手がける。
キャストにも魅力あふれるメンバーが集結。
OFFICE SHIKA PRODUCE「ダリとガラ」での好演も記憶に新しい島田惇平を筆頭に、
「進撃の巨人」-the Musical-、『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』など話題作への出演が続く中西智也、 2022年のスーパー戦隊シリーズ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』でシリーズ史上初の男性ピンク戦士を努めた鈴木浩文など、 ジャンル、フィールドを超えて「ザ・ショルダーパッズ」を構築する強靭な俳優陣が集まりました! さらに!2020年より活動を休止していた劇団員の橘輝の復帰&活動再開も決まり、 ザ・ショルダーパッズに相応しい肉体のメンバーが一堂に会し、6年ぶりの本多劇場 本公演に臨む。
また、今公演では高校生以下のお客様を対象に「高校生チケット」を1,000円で販売 ・25歳以下のお客様を対象に「U-25チケット」を定価30%OFFの4,000円で販売 ・同伴されるお子様分の料金を無料にした「親子チケット」など、様々な環境のお客様に向けて、劇場体験への一歩にしていただけるような多種多様な割引チケット&キャンペーンに挑戦。
ご挨拶
劇団鹿殺し、久々の本多劇場!
そんな好機に満を辞して、ザ・ショルダーパッズが帰ってくる! (橘輝くんもしれっと帰ってくる!やった!)
男性の衣装は2枚の肩パットのみ。
シンプルな肉体と、想像力の翼のみを武器に、 演者と観客、双方の世界を無限に解放することに挑戦する、劇団鹿殺しの伝統表現の集大成。 非日常への渇望と日常に潜む報われぬ叫びを抱え、 どこまでも自由に物語に没頭するための作品形態であるザ・ショルダーパッズ。
可笑しくも愛しいショルダーパッズたちを通して、 気づけば笑ってしまうほど美しい心の原風景に出会う旅へ、
いざ、ご一緒してください!(切に!)
菜月チョビ
概要
日程・会場:2023年7月13日(木)〜7月18日(火) 本多劇場
脚本:丸尾丸一郎
演出:菜月チョビ
音楽:タテタカコ / 伊真吾
振付:井手茂太 / 伊藤今人(梅棒/ゲキバカ)
TITLE / 上演作品
『鹿版 銀河鉄道の夜’23』
原作:宮沢賢治(銀河鉄道の夜) 脚本:丸尾丸一郎 演出:菜月チョビ
音楽:タテタカコ / 伊真吾 振付:伊藤今人(梅棒/ゲキバカ)
『鹿版 The Wizard of OZ』
原作:ライマン・フランク・ボーム(オズの魔法使い) 脚本:丸尾丸一郎
演出:菜月チョビ 音楽:伊真吾 振付:井手茂太
出演
丸尾丸一郎、菜月チョビ、橘輝、浅野康之
有田あん、前川ゆう、藤綾近、内藤ぶり 島田惇平、中西智也
鈴木浩文、井口大地、若菜太喜、松尾潤、原田桂佑 川平花、若月海里、松本むち、 伴智恵子、笠井おん、町田青