異色の組み合わせで贈るドタバタ人情喜劇と魅惑の歌声・踊りで圧倒する最強のエンターテインメント!!『梅沢富美男劇団 梅沢富美男・研ナオコ特別公演 三山ひろし特別出演』が開幕。明治座創業150周年記念にふさわしい、豪華、てんこ盛りの公演。
梅沢劇団は 1986(昭和61)年2月の明治座初御目見得から歴史を重ね、今年で28回目。また、現在、明治座最多主演の記録を誇る俳優・梅沢富美男が座長を務める。 第1部では、梅沢富美男が脚本、構成、演出を担当する『ナオコ婆ちゃんより「清水の次郎長旅日記」』、梅沢が借金取りの親分・赤鼻の十兵衛、研が宿屋の老婆・お玉、三山がタイトルにもある清水の次郎長を演じる。
梅沢と数多くの舞台で共演してきたコメディエンヌ研ナオコと、2人と初共演となるビタミンボイスでおなじみの演歌歌手三山ひろしを迎え、よりパワーアップした傑作人情喜劇を。
第2部の「夢の歌謡オンステージ」では、研の「かもめはかもめ」「夏をあきらめて」や三山の「人恋酒場」「お岩 木山」など数々のヒット曲をお届け。第3部では梅沢富美男の代名詞でもある、華やかな女形を、趣向を凝らした舞踊の数々と共に。
公演に先駆けて簡単な会見が行われた。登壇したのは梅沢富美男、研ナオコ、三山ひろし。
梅沢富美男「芝居あり、歌あり、踊りあり!バラエティに富んでおります。ぜひご覧ください」
研ナオコ「今回も梅沢富美男さんとご一緒に。ぜひみなさんおこしください」
三山ひろし「初めて参加いたします。ご一緒させていただき…全てが新鮮な思いで。幸せだなと。一生懸命に努めさせていただきます」
座長の梅沢富美男より舞台について。
「人情芝居です。三山さんが主役で。笑って楽しめるお芝居」と語る。そして研ナオコの手の爪が!ピカピカネイル!!「時代劇のババアがこんな(キラキラネイルの)爪してるのおかしいでしょう!」とツッコミ。
三山ひろしについては大絶賛。「三山さんはいい!だからスターになったんだと…」とコメントし、「声もいい、姿もいい」と絶賛、で三山ひろし恐縮。三山ひろしと梅沢富美男は初共演。ここも楽しみの一つ。
「稽古は毎日新鮮で、同じことはない。目線とか毎日変化に富んでいる。毎日できる幸せ」と三山ひろし。コロナ禍で中止が相次いだ時期もあったが、今年に入って少しずつ日常が戻ってきている。
今回の衣装については、全て梅沢富美男劇団!
「僕がお金を出して作っているんです、豪華絢爛!」と語る。ここは見どころポイント。
今回は明治座創業150周年記念公演となることについて梅沢富美男は「150周年!呼んでいただけてとても光栄。今回が最後かなと思いながら頑張ってやっています…一番気合が入っています。お客さんいっぱい入れて帰りたいと思います!」と意気込み、「浮世を忘れていただきたい肩の力を抜いて…ぜひ!」とPR。公演は7月23日まで。明治座創業150周年記念折詰弁当がセットになったお得な特別プランがあるが、明治座のお弁当、ぜひご賞味を。
あらすじ
宿屋を営む老婆のお玉(研ナオコ)とその娘お花(小川菜摘)。二人のもとに、借金取りの赤鼻の十兵衛 (梅沢富美男)が子分たちを連れてやってくる。十兵衛は「お金を返すことができなければ、娘を連れて行く。また戻ってくる。」と脅し、その場を後にする。十兵衛の仕業によって莫大な金額となってしまった借金を返済できない二人は夜逃げを決意。そこに、清水の次郎長(三山ひろし)と大政(竜小太郎)・小政(門戸竜二)が宿を貸してほしいと現れる。事情を聞いた清水の次郎長は、親子を助けるべく、お玉にアドバイスをする。再びお玉のもとにやってきた十兵衛たち。親子と清水の次郎長の運命はいかにー。
概要
内容
第一部 ナオコ婆ちゃんより「清水の次郎長旅日記」
第二部 夢の歌謡オンステージ
第三部 華の舞踊絵巻
出演
梅沢富美男 研ナオコ 三山ひろし
小川菜摘 竜小太郎 門戸竜二
日程・会場:2023年6月26日〜7月23日 明治座
公式サイト:https://www.meijiza.co.jp/info/