第二次世界大戦当時の日本とドイツを舞台に、アドルフという名前をもつ3人の男がたどった数奇な運命と、国家という枠組みの中で翻弄される人間たちの悲劇を描く、手塚治虫の代表傑作「アドルフに告ぐ」。スタジオライフでは2007年に舞台化、2015年に再演。そしてこの秋、三度目の上演。
STORY
1936年、ベルリンオリンピックの取材でドイツへ渡った峠草平は、ドイツに留学中だった弟を何者かに殺される。やがて弟がヒトラーに関する重大な秘密を知ったことにより口封じの為に殺され、さらにその秘密文書が日本へ向けて送られたことを知る。
一方、神戸ではドイツ総領事館員のカウフマンも本国からの指令を受け、文書の行方を追っていた。熱心なナチス党員である彼は、一人息子のアドルフを国粋主義者として育てようとするが、アドルフは強く反発する。同じ名を持つ親友のアドルフ・カミルが、ナチスドイツが忌み嫌うユダヤ人だったから・・・・・
時はヒトラーという独裁者が支配する暗黒の時代。
運命は二人の少年の澄んだ友情をも残酷に引き裂いてゆく—————
概要
タイトル:『アドルフに告ぐ』
原作:手塚治虫
脚本 演出:倉田 淳
期間会場:2023年10月26日(木)~11月1日(水) 東京芸術劇場シアターウエスト
CAST ※一部Wキャスト
曽世海司 山本芳樹 松本慎也 大沼亮吉 前木健太郎 伊藤清之
申 大樹(深海洋燈) 三上陽永(ぽこぽこクラブ) 松村泰一郎(えりオフィス)
ミヤタユーヤ 山形敏之(劇団銅鑼) 馬場煇平(1カラット) 高尾直裕
船戸慎士 楢原秀佳 甲斐政彦
スタッフ
美術デザイン:乘峯雅寛 舞台監督:浦 弘毅(ステージワークURAK) 映像:倉本 徹 照明:山﨑佳代
音響:竹下 亮(OFFICE my on) 衣裳:竹原典子 ヘアメイク:川村和枝(p.bird) 宣伝写真:保坂 萌
宣伝デザイン:佃 美月 宣伝ヘアメイク:木村真弓 制作・票券:三國谷 花 企画協力:手塚プロダクション
企画制作:劇団スタジオライフ
チケット:全席指定(消費税込み) 一般(前売・当日)¥8,500、イブニングシート¥5,000(夜公演、限定数販売)、学生¥3,000、高校生以下¥2,500