朗読劇『源平刀剣七夜譚』の出演者、スタッフが発表された。
出演は三浦涼介、染谷俊之、小西成弥、荒木健太郎。脚本に白川ユキ、演出は田邊俊喜。
コンセプト
瀬戸内海のほぼ中心に位置する大三島は「国宝の島」と呼ばれ、その島に鎮座する大山祇神社には日本最古の鎧(国宝)をはじめ日本の国宝・重要文化財の武具類の8割もの宝物が天皇家や歴代の名将たちにより奉納されています。その歴史ある大山祇神社で、「刀剣」を題材にした初のリーディングシアターが2日間にわたり開催決定!
朗読劇『源平刀剣七夜譚』 あらすじ
其処は昔なのか、今なのか。現世なのか、異界なのか。
瀬戸内海の真ん中、夜闇に沈む大山祇神社に、一人の旅の琵琶法師がやってくる。
彼の琵琶の音に誘われるように現れたのは、社に奉納されたある太刀を狙う、自らの正体を失くした亡霊だった。
亡霊に奪われた太刀を取り戻そうと、琵琶法師は取引をする。
それは、「七夜、この社に奉納された宝物にまつわる話を物語り、亡霊の正体を思い出させる」というもの。
七夜のうちに思い出せなければ、太刀はおろか、琵琶法師の命まで取られてしまうという。
現世と異界のあわいで、太刀と己の命を懸けて、琵琶法師は語り始める。
刀剣をはじめとする宝物と、この海を駆け巡ったつはものどもの物語を。
<脚本 白川ユキ コメント>
この企画のお話をいただいた際、真っ先に考えたのは「大山祇神社という瀬戸内海の真ん中、かつ歴史ある場所で一体どんな物語を生み出せるのか?」ということでした。
たった二夜だけの儚い物語ですが、観てくださっている方にとって特別な幽玄の夜になることを願っております。
<演出 田邊俊喜 コメント>
『源平刀剣七夜譚』
演出を担当させていただきます、田邊俊喜と申します。
「史実」とは「物語」とは。「表現」とは。
自由に形を変えながら我々は物語という想像を身に纏い語り継ぐ。
そしてその想像は「共有」に向かってまいります。
源氏・平氏をはじめ多くの武将が武具を奉納し武運長久を祈った大山祇神社にて、この素晴らしい座組で演劇をやらせていただきます。地元四国というご縁にも感謝。
挑みます。
どんな景色が見えるのか…
その瞬間を是非、生で体感しにいらしてください。
「世界遺産劇場」について
「世界遺産劇場」は、2006 年第 1 回を東大寺で開催。
これまで44回を数え、日本各地すべての世界文化遺産(暫定登録を含む)で開催してきました。
そこでは、パワーあふれる歴史空間に多彩なジャンルのアーティストが挑み、
アーティストも、オーディエンスも、共に日本文化の真髄を体感し、忘れえぬ感動を味わいます。
大山祇神社宝物群の特別鑑賞と『源平刀剣七夜譚』観劇ツアー【限定30名】』
●11日㈯12日㈰それぞれ限定30名様の朗読劇鑑賞チケット(一般席)付き、1泊2日ツアーのご案内!
ツアー特典:①台本(本番でキャスト達が使用する物と同じ仕様)②ブロマイド 2枚(本番衣裳のキャスト達の集合写真になります)
●観劇ツアーオフィシャル先行販売(先着)23年10月7日(土)19時~
詳細はこちら⇒https://va.apollon.nta.co.jp/omishima/
概要
世界遺産劇場extra「大山祇神社」朗読劇『源平刀剣七夜譚』
(読み セカイイサンゲキジョウエキストラ「オオヤマヅミジンジャ」ロウドクゲキ『ゲンペイトウケンシチヤタン』)
日程・会場:2023年11月11日(土)~12日(日) 1日1公演×2日開催 大山祇神社・特設舞台
脚本:白川ユキ
演出:田邊俊喜
出演:
三浦涼介 染谷俊之 小西成弥 荒木健太郎 and more
STAFF:
舞台監督: 上村利幸 音楽: 佐々木久夫(SeanNorth) 音響:合同会社ロア /有限会社サウンドプロモーション
照明/ 舞台設営: 有限会社サウンドプロモーション 衣裳: Pi-su / SOMARI ヘアメイク: 権田政剛
写真: AYATO. 物販デザイン: day by day株式会社 小濱真吾
制作: 株式会社TRUSTAR/ 赤堀一美
主催:しまなみ海道文化観光推進協議会、世界遺産劇場実行委員会
企画制作:株式会社TRUSTAR
問合:info@sekaiisangekijyou.com