陳内将 故郷の九州弁で挑む! 舞台「月の岬」2月23日〜 東京芸術劇場 コメント着

舞台「紅葉鬼」、MANKAI STAGE「A3!」、舞台「文豪とアルケミスト」2.5次元舞台作品で数々の主演を務める陳内将。8年ぶりのストレートプレイ主演‼故郷の九州弁で挑む。

MANKAI STAGE「A3!」皇天馬役、舞台「文豪とアルケミスト」織田作之助役、舞台『東京リベンジャーズ』龍宮寺堅(ドラケン)役など、数々の2.5次元作品などで知られる陳内将が、演劇ユニット「unrato」による新作公演「月の岬」の主演を務める。

「月の岬」は、岸田國士戯曲賞の受賞歴をもつ松田正隆氏が手掛け、1997年の初演ではこの年の読売演劇大賞最終週作品賞を受賞した、長崎県が舞台の戯曲。作品企画の際、熊本県出身である陳内本人も戯曲選びから参加し、今回の舞台化に至った。

今年でデビュー15年を数える陳内だが、過去出演作として2.5次元作品のほか、「龍が如く」(作・演出:田村孝裕)、「東海道四谷怪談」(演出:森新太郎)、「Take Me Out 2018」(演出:藤田俊太郎)、シス・カンパニー「近松中心物語」(演出:いのうえひでのり)、劇団た組。「壁蝨」(作・演出:加藤拓也)など、演劇界で名を馳せる演出家と多数作品を共にし、着実に舞台でキャリアを積んできた俳優。
九州(熊本県)出身でもある、そんな陳内が慣れ親しんだ九州弁と共に、自身8年ぶりのストレートプレイ主演に満を持して挑む。

陳内将この度、月の岬にて平岡信夫役を務めさせて頂きます。陳内将です。
プロデューサーと戯曲を読み漁っていた際、幾つか読み終えて、「月の岬」と出会いました。
松田正隆さんが1990年代に生みだされた今作は長崎の離島が舞台なのも加味してか、天草出身の私には不思議なほどにすんなりと馴染みました。
「月の岬」を読了した瞬間、戯曲漁りの旅も同時に終わりました。
この作品の中で生きたい。
その気持ちが強く掻き立てられたのを覚えています。
いい意味でこの戯曲は輪郭がぼやけている部分がありますので、だからこそ、丁寧で繊細な表現を日々追求しようと思います。
稽古も、本番もとても楽しみにしています。

あらすじ
舞台は1980年代、長崎県の離島。夏の朝、平岡家の居間。長女の佐和子、すでに嫁いだ次女の和美は、長男の信夫と直子の結婚式に出かける支度で忙しい。信夫や和美の夫・幸一が勤める高校の生徒たち、佐和子の元恋人で幼馴染の清川悟、その妻と娘などが訪ねてくる。
ありふれた日常をおくる平岡家だが、小さな事件が起きる。人々の会話から微かな亀裂が露見し、深い歪みがそこに暮らす人々の秘密となって暴き出されていく。

概要
unrato#11『月の岬』
日程・会場:2024年2月23日(金)~3月3日(日) 東京芸術劇場 シアターウエスト
作:松田正隆
演出:大河内直子
音楽:三枝伸太郎
出演:
陳内将 梅田彩佳 谷口あかり
石田佳央 田野聖子 岡田正
奥田一平 松平春香 山中志歩 赤名竜乃介 天野旭陽 真弓 金子琉奈
企画・製作: unrato
主催:(株)アイオーン
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】
問合: info@ae-on.co.jp

公式サイト:http://ae-on.co.jp/unrato/