山田佳奈が主宰する劇団「ロ字ック」の新作舞台「剥愛」が11月10日よりシアタートラムにて上演。片田舎の剥製工房を舞台にする現代社会を反映しながら、家 族愛のゆがみ、欲望、人の過ちを描いた作品。主演には、さとうほなみを迎える。彼女はゲスの極み乙女なでのドラムスでほな・いこか名義での活動でも知られ、同時に映像・舞台での俳優活動も進めている。初日舞台を前に、取材会が開かれた。登壇は、主宰の山田佳奈、主演のさとうほなみ、そして、瀬戶さおり、山中聡、岩男海史、柿丸美智恵、吉見一豊。
コメント
山田佳奈
「ロ字ックの新作としは2年ぶりの公演。コロナ禍を経て、新作公演ができることを嬉しく思います。6名の強靭な俳優たちの力をお借りできたことがまた嬉しくて、皆様に楽しんでいただけるできになりました。」
さとうほなみ
「すてきな作品に出会えたなという気持ちでいっぱいです。楽しんでいただければと思います!稽古していて、結構重いお話ではあるんですけど、面白い役者さんが揃っているので笑える部分もあります。 早く皆さんに観てもらいたいなというのと、どう思っていただけるのかなというのが凄く気になるところです。ぜひ楽しんでいただけましたらと思います。」
瀬戶さおり
「初日を無事に迎えられそうで、とても嬉しい気持ちです。稽古場では、ほんとうに豊かな時間を過ごせました。本番にワクワクです。さとうさんは、すごく本能的に動く人だなとお芝居やっいても思う。ロックなイメージだったんですけど、お芝居をやっていてすごい繊細な表現していて注目です。」
山中聡
「僕も、さとうさんの最初のイメージは、革パン履いてドラムのバチを振り回しているイメージでしたが、 1ヶ月稽古をやって、「ちょっと芝居の話を」と時間を作ってもらった時に、すごく繊細な話をされて、それこそ”乙女”というか、とても印象が変わりました。」
岩男海史
「僕が演じる章平は個性的なキャラクターですが、皆さんに支えてもらって章平という役を作ることができました。本当に感謝しています。」
柿丸美智恵
「皆さんとは一線を画した衣裳を着ています(笑)。劇場に来て、舞台美術や照明、音響が入った状態を観て、『うわあ、こんな感じになるんだ!』と改めて感動しました。初日を迎えるのが本当に楽しみです。」
吉見一豊
「少し重い話だということもあり、本番を前にぼんやりしている状態です。非常に不安定な状態ですが(笑)、よろしくお願いいたします。」
公式舞台写真より
概要
期間会場;2023年11月10日(金)~2023年11月19日(日) シアタートラム
脚本・演出:山田佳奈
出演
さとうほなみ
瀬戸さおり
吉見一豊
山中聡
岩男海史
柿丸美智恵
チケット;全席指定 一般7,000円 ほか
チケット問合:03-5432-1515(10:00~19:00)
企画・製作:ロ字ック/ナッポス・ユナイテッド
提携:公益財団法人せたがや文化財団/世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区