源氏物語の世界をビジュアル再現する、企画展『よそほひの源氏物語』~紫式部が現代へ綴る美へのかけはし~が、J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~と同時期(`24年1月)に開催される。本物の装束を纏う「伝統と革新」の舞台公演と、源氏物語の展示を体験。
「本物の装束」とは、資料に基づき研究のために再現された衣服の意。源氏物語は千年にわたり多くの人が愛読。物語の中で表現されている平安貴族たちが身に着ける装束は、季節や心情を反映するため、和歌とともに源氏物語の根幹を形成するアイテム。今回の企画展は、特に装束の描写が際立つシーンを抽出。舞台公演とリンクした場面設定を行うことで、双方を補完しあう企画展として構成。詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~の公演チケット(半券可)持参の方は入場無料。
詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~は、源氏物語の中で詠まれた和歌を、舞や歌、語りで聴かせ、光源氏と心を通わせた女たちの姿を描く詩楽絵巻として構成。和歌の朗読、二十五絃箏・胡弓、篳篥・笙などの和楽器演奏、日本舞踊などにより、女たちの思い、愛や苦悩を描く。
出演者は、光源氏役に元宝塚歌劇団星組トップスター紅ゆずる。最愛の女性、紫の上役に「乃木坂46」第一期生で、卒業後も幅広く活躍する
井上小百合。また、日野真一郎(LE VELVETS)が夕霧の役で脇を固める。
演出・振付は、新作歌舞伎『刀剣乱舞』の演出など様々なジャンルで活躍する日本舞踊尾上流四代家元の尾上菊之丞。
概要
J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ 詩楽劇 『沙羅の光』 ~源氏物語より~
日程・会場:2024年1月3日(水)~1月7日(日) 東京国際フォーラム ホールD7
出演 紅ゆずる・井上小百合・日野真一郎/ 花柳喜衛文華・藤間京之助/ 尾上菊之丞
スタッフ
演出・振付:尾上菊之丞 脚本:戸部和久
音楽・演奏:音楽監督/二十五絃筝・・・・中井智弥(3~5日)/金子展寛(6~7日) 雅楽・・・・稲葉明徳 和楽器・・・・吉井盛悟
主催:井筒企画/東京国際フォーラム
後援:東京都/千代田区/東京商工会議所
企画・制作:井筒/井筒東京