『徳光和夫の名曲にっぽん』開幕!「視聴率は100%!!」 明治座創業150周年記念公演

2013年に放送をスタートした「徳光和夫の名曲にっぽん」。毎週、MCの徳光和夫とゲスト歌手がトークを交えながら、昭和歌謡の名曲を紹介していく人気音楽番組。
この度、放送10周年を記念し、創業150周年を迎えた明治座とのコラボイベントが実現。番組のコンセプトはそのままに、コンサートとして上演。
番組同様、コンサートのMCは、80歳を超えてなお第一線で活躍し続けるレジェンドアナウンサー徳光和夫。
長年の経験に裏打ちされた確かなトークで、出演者や楽曲の魅力を存分に引き出していく。さらに、この記念すべき公演に華を添えるのは、日本を代表する豪華アーティスト達、日替わりで出演。明治座創業150周年と番組放送10周年を記念した夢のステージ。

初日、この日のスペシャルゲストは由紀さおり・小林幸子・市川由紀乃・辰巳ゆうと・ベイビーブー。
舞台セット、番組を彷彿とさせるもの。最初に登場したのは、もちろん徳光和夫、この公演について「考えても見なかった」と語り、「視聴率100%です」「1週間公演は初めて」と語り、「暖簾までいただいた」と。それからアシスタントのおかゆ登場、ギターを弾きながら。「もともと視聴者だったんです」と語る。

おかゆは`14年から「流し」の活動を始め、日本全国を廻り`19年4月に47都道府県を制覇。1曲目は小林幸子「おもいで酒」、昭和世代なら知ってる、第21回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞・金賞、第10回日本歌謡大賞・放送音楽賞を受賞の名曲。観客のテンションが上がる。楽しいトーク。

それから若手、辰巳ゆうと、ベイビーブーが登場。辰巳ゆうとは「下町純情」を熱唱、ベイビーブーは「列車にのろうよ」、「声」だけで魅せる唯一無二のコーラス・エンターテイメントグループ。楽しいフリ付きで歌う。そして市川由紀乃、「心かさねて」、第67回NHK紅白歌合戦に初出場の時に歌唱した曲。そして、いよいよレジェンド登場、由紀さおり、純白のドレス「手紙」、流石の歌声、思わず聞き惚れてしまう。

ここで舞台上に全員が揃った。全員のトーク、何と!昨日(11月13日)は由紀さおりの誕生日、お歳は…35歳(笑)。ここでベイビーブーが歌を、もちろん「ハッピーバースデー」大盛り上がり!!
そして懐かしい歌が次々と市川由紀乃が「越冬つばめ」を辰巳ゆうとが「季節の中で」、いずれも名曲、何気に口ずさむ観客も(大きな声ではないが、ひっそりと(笑))。それから由紀さおりとベイビーブーがまたまた懐かしの!「里の秋」「旅愁」。それから「紅葉」、昭和にタイムスリップ!一部の時間も押し迫り、小林幸子が人気ボカロ曲「千本桜」を熱唱。

歌に合わせて桜色。

30分の休憩を挟んで、イントロで緞帳が上がって、セットはガラリと変わってミラーボールがクルクル、”ショータイム”といった風情。「別れても好きな人」歌唱はベイビーブーとおかゆ、その後の徳光和夫のコメント、「結婚式では絶対に歌っちゃいけない歌」、これには客席も大笑い。それから、今日限りのユニット結成「Wゆきゆき」スペシャルなコラボ、由紀さおり&市川由紀乃、身長差も相まってビジュアル的にもインパクトあり。市川由紀乃は172センチ、「大阪の女」を歌唱、この2人を徳光和夫は「段違い平行棒」、またまた客席大ウケ、当のご本人たちも大ウケ(笑)。

お次は小林幸子&辰巳ゆうと、「もしかして PART II」、これも今日限りのコラボ。そのあとは熱唱につぐ熱唱。そして!これを聞かずしては帰れない!「夜明けのスキャット」もちろん!由紀さおり!1969年3月10日に発売、オリコンのシングル週間ヒットチャートで8週に渡って第1位を獲得し、109万枚を売り上げるミリオンセラーとなり、同年大晦日の『第20回NHK紅白歌合戦』に、由紀さおりは本楽曲で紅白初出場を果たし、さらに同年の第11回日本レコード大賞で作詞の山上路夫が作詞賞を受賞。昭和を代表する楽曲の一つ。最後は全員で「ラストダンスは私に」アメリカのコーラス・グループドリフターズの楽曲だが、日本では越路吹雪が歌唱したものがヒットしたことによって知られており、日本語詞は岩谷時子。NHK紅白歌合戦では1961年の『第12回NHK紅白歌合戦』、1963年の『第14回NHK紅白歌合戦』と越路によって2回歌唱されている名曲。披露された楽曲は全部で20曲以上!贅沢な『徳光和夫の名曲にっぽん』、公演は20日まで。なお、ゲストは毎回異なるので、どんな楽曲が披露されるのか、トークも毎回違うはず!里見浩太朗、中尾ミエ、堺正章、五木ひろし、天童よしみ、すぎもとまさと、坂本冬美、福田こうへい、原田悠里、北山たけし、丘みどり、新浜レオン、はやぶさが出演予定、また、シークレットゲストは二葉百合子!

初日終了後に会見が行われた。登壇したのは徳光和夫とスペシャルゲストの由紀さおり、小林幸子、市川由紀乃、辰巳ゆうと、ベイビーブー、アシスタントのおかゆ。フォトセッションの後、挨拶。

徳光和夫「テレビ屋でございます。舞台という“視聴率100%”の仕事をすることがほとんどなかったので。ようやく今、ちょっと落ち着いてきました。改めて歌手の皆さんが1ヶ月公演されている、そのすごさを1日で実感させていただきました」

由紀さおり「150年という歴史、明治座の舞台に立たせていただいて、光栄なことでございます。若い世代の皆さんに繋いでいくように、そんな歌い手人生だったらいいなと歌いながら、そんなことを感じさせていただきました。ありがとうございます」

小林幸子「番組10周年、すごいなーと思います。私は徳光さんに司会してもらえて何も心配ない。由紀さんと一緒に歌えるのもすごくうれしいです。初日を迎えられたこと嬉しく思います。」

市川由紀乃「明治座さんの150年という歴史、諸先輩方、徳光さんの司会、すごく光栄です」

辰巳ゆうと「僕自身、明治座さんに立たせていただいているだけでも光栄です。諸先輩方とご一緒させていただけたこと、今日は歌手人生の中でも大事な日、先輩方とご一緒できて…ありがとうございます」

ベイビーブー(ユースケ(テナー))「由紀さんとまたステージに立てたことを嬉しく思います。諸先輩方の背中をみて色々学ばせていただきました」

おかゆ「イチ視聴者だったのが…明治座150周年の記念すべき公演に全日程参加させていただきまして、貴重な機会を、1日1日を大切に大切に噛み締めて精一杯千秋楽まで徳光さんと一緒に楽しみながら」

初日を終えて改めて感想ということで
徳光和夫「本当に歌手の方々はすごい!これを1ヶ月近く続けるわけで、聴かせて、酔わせてくれる、肉体労働的にも凄まじい、正直僕はとてもできないです。1ヶ月間もの公演を、しかも明治座というこの舞台に、TV出身の私がやってる歌番組が…こういうことはあんまりないなと。とってもいい経験をさせていただいたなと」

由紀さおり「本番になると皆さん、ピシッとタイミング合わせて。初日の第一回目、無事に終えて。歴史あるステージに今、すごく感激的なことだなと、思いながら歌わせていただきました。若い子と一緒にこういう舞台に、すごく嬉しゅうございます、光栄でございます」

小林幸子「今、話していただいたので、あえていうこともございませんが(笑)、こうして、皆さんとご一緒してもらえる、本当に嬉しい限り、ありがとうございます」

市川由紀乃「とにかく、とっても楽しかったです。本当に皆さんの背中を見つめながら歌を聴かせていただくという贅沢な時間を過ごさせていただきました、ありがとうございます」

辰巳ゆうと「通常の公演ではお芝居とコンサートの構成で、今日は全然違う形のステージ、いつものスタジオの楽しい雰囲気をお客様に観ていただいて、 すごく嬉しかったですし、ほんわか幸せに包まれた時間でした」

ベイビーブー(ユースケ(テナー))「隣で歌わせていただく、歌手にとってすごく緊張する瞬間ですが、本当に嬉しく思っています」

おかゆ「流しで歌1本で歌わせていたのですが、最初は東京から一県一県、あの頃の自分に。精一杯」

スペシャルなデュエットについて

由紀さおり「由紀乃ちゃんと歌うのすごく嬉しい。お互いに目がバシッと合うと、次が…お互いに呼応するように身体がついていく、阿吽の呼吸でついていきました。こういう機会はすごく楽しい」

辰巳ゆうと「デュエットは嬉しかったです。夢のような時間で、でも緊張で手汗かくんですけど。最後は幸子さんと手を繋いで(小林幸子笑う)、素敵な香りが(小林幸子再び笑う)本当に忘れられない日です(「こちらこそです」と小林幸子)」

市川由紀乃「Wゆきゆきで、同じパートを最初から最後まで噛み締めて歌って。幸せでした(指でWを作る由紀さおり)」

ベイビーブー(ユースケ(テナー))「おかゆさんとデュエットさせていただいて、普段は男ばっかりなんで、紅一点が入ると。あとは由紀さんの童謡でご一緒させていただいて、会場の皆さんと一緒に歌えるシーンが戻ってきたなってすごく嬉しかったです」

おかゆ「私もデュエットもそうですけど、本当にたくさんのお客様、歌わせていただいたのも初めてで、いつも小さなスナックで酔っ払ったお客様と歌ってましたので、今日は本当に幸せ、ありがとうございます」

ここで徳光和夫が「ムード歌謡、特集いたしますと視聴率がかなりいいんですよ」と解説

最後にPR。

徳光和夫「公演も増やしまして、7公演。明治座はお袋からよく話は聞いていたのを思い出します…よし!っと。よろしくお願いいたします」

概要
公演名:明治座創業150周年記念 『徳光和夫の名曲にっぽん』
日程・会場:2023年11月14日(火)〜20日(月) 明治座
出演:
〈MC〉徳光和夫
〈スペシャルゲスト(日替わり出演)〉
14日(11:30/16:00)由紀さおり・小林幸子・市川由紀乃・辰巳ゆうと・ベイビーブー
15日(13:00)五木ひろし・市川由紀乃・丘みどり・新浜レオン・ベイビーブー
16日(11:30/16:00)五木ひろし・小林幸子・天童よしみ・新浜レオン・ベイビーブー
17日(13:00)坂本冬美・原田悠里・福田こうへい・中澤卓也・シークレットゲスト
18日(11:30/16:00)里見浩太朗・中尾ミエ・堺正章・福田こうへい・はやぶさ
19日(13:00)里見浩太朗・中尾ミエ・堺正章・すぎもとまさと・はやぶさ
20日(12:00/16:30)坂本冬美・原田悠里・北山たけし・辰巳ゆうと・シークレットゲスト
〈アシスタント〉おかゆ
スタッフ
〔制作〕オフィスプロペラ
〔制作協力〕エムファーム
〔後援〕BSテレビ東京
〔企画・主催〕明治座
チケット問合せ:明治座チケットセンター:03−3666−6666(10:00〜17:00)
10名以上のグループ鑑賞:03−3660−3941

公式サイト:https://www.meijiza.co.jp/info/2023/2023_11_2/

(C)2023『徳光和夫の名曲にっぽん』

舞台写真:明治座