脚本 畑澤聖悟,演出 日澤雄介 「CoRich 舞台芸術!」初舞台公演プロデュース『イノセント・ピープル 〜原爆を作った男たちの65年〜』

お薦めステージ紹介ポータル「CoRich 舞台芸術!」が、初の舞台公演をプロデュース。
メインビジュアル完成、公演情報詳細も発表。脚本の畑澤聖悟と演出の日澤雄介からコメント到着。

■畑澤聖悟(渡辺源四郎商店店主)コメント
「イノセント・ピープル」の初演は 2010 年。開発者の視点から原爆を描くことで核の脅威を捉え直そうと思った。あれから 13 年。私の住む⻘森県の上空を、北朝鮮のミサイルが何発も通過していった。ウクライナ、ロシア、ガザ、イスラエル。核の脅威のなんと身近に感じられることか。2024 年春に新しいキャストと演出でこの作品を観ることができる驚きと恐怖に、私自身が打ち震えている。

■日澤雄介(劇団チョコレートケーキ)コメント
この企画は劇団昴で 2010 年に上演された『イノセント・ピープル』を、CoRich 舞台芸術!プロデュース【名作リメイク】として再上演するという試みです。このお話を頂いた時は二つ返事で快諾させて頂きました。小劇場界をバックアップしてきた CoRich 舞台芸術!のプロデュース第一弾をお受けしない訳にはまいりません。
13 年前の作品なのに色褪せるどころか鈍色の光を放ち続ける畑澤聖悟氏の脚本を、個性豊かな俳優陣と共に
2024 年にふさわしい演劇体験としてお送りいたします。ご期待ください。

あらすじ
アメリカ ニューメキシコ州ロスアラモス。原子爆弾開発に従事した科学者ブライアン・ウッド。
ヒロシマ・ナガサキに落とされた2発の原爆を作り上げた5人の若者たち。これは、彼らが歩んだアメリカの「第二次世界大戦後」の物語である。アメリカは朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラン・イラク戦争。と、戦地へ若者を送り続けた。戦後も原爆・水爆製造に携わるブライアン。しかし、彼の息子はベトナムへ、そして娘はヒロシマの被曝2世と結婚する。

CoRich 舞台芸術!プロデュース【名作リメイク】は、小劇場系カンパニーの名作戯曲を探し出し、新しいキャス ト・スタッフとともに再演する企画です。一人でも多くの人に素晴らしい観劇体験をしてもらい、観劇人口が増える ことを願っています。

概要
CoRich 舞台芸術!プロデュース【名作リメイク】
『イノセント・ピープル 〜原爆を作った男たちの65年〜』
日程・会場:2024年3月16日(土)〜3月24日(日) 東京芸術劇場シアターウエスト
脚本:畑澤聖悟(渡辺源四郎商店)
演出:日澤雄介(劇団チョコレートケーキ)
出演:
山口馬木也、川島海荷、池岡亮介、川田希、小日向春平、
森下亮(クロムモリブデン)、堤千穂(演劇ユニット鵺的)、三原一太(はらぺこペンギン!)、水野小論(ナイロン 100°C)、
内田健介、安川摩吏紗、阿岐之将一、大部恵理子、神野幹暁、花岡すみれ、保坂エマ

WEB:https://produce.stage.corich.jp