主演 福圓美里、作・演出 山本タクに鳥居みゆき、廣川三憲(ナイロン100°C)、板垣桃子(劇団桟敷童子)らを迎え演劇企画ユニット 劇団山本屋が下北沢で最新公演。
聖地・下北沢を舞台に、一枚のチケットを巡って数奇な運命に導かれる、一人の女の「羇旅(きりょ)」を描いた、切なくも淡い物語。廣川三憲(ナイロン 100°C)、板垣桃子(劇団桟敷童子)、鳥居みゆき 他、個性と実力にあふれる出演者が集まった。
主催者より
世界にコロナウィルスが蔓延し、芸術が篩にかけられ、劇場も、映画館も、ライブハウスも、全て閉めなければならず、人々の生活から娯楽が奪われ、「仕方ない」という空気すら流れ始めていました。
劇団山本屋はその風潮を打破し、また、演劇をはじめ、すべての芸術を前に進めるために何度も企画を創りましたが、抗えず劇団本公演や企画の中止を余儀なくされることとなりました。
「シアター711」での劇団山本屋の立上げ公演から10年目。演劇の街下北沢に舞い戻り、この聖地から改めて、再出発したいという思いを強く感じています。
日本の演劇の街・下北沢から芸術の街・パリまで、世界最古の総合芸術が届くように祈りを込めてこの企画をお届けします。
▼あらすじ
物語の舞台は「特別な人間になる事」を夢見て人が集まり、夢を諦めて「普通」に生きることを選択した人達が出ていく街、下北沢。
ある日、古書店の本に挟まっていた挟まっていた一枚の古いフランス行きのチケットが、この登場人物達を思いもよらない「旅」へいざなうことになる…。
この物語は、 一枚のチケットを巡り、数奇な運命に導かれる一人の女の「羇旅(きりょ)」を描いた、切なくも淡い物語。
「演劇企画ユニット劇団山本屋」について
作・演出の山本タクが主宰を務める。
「来る者拒まず」をモットーに特定の役者を持たず「舞台は人類最古の総合芸術」という考えに基づき、演劇で年代や国境を越えるという新たな挑戦をしていく企画ユニット。
稽古期間から公演が終わるまでの期間において関係者全てを劇団員とし、演劇にゼロから関わり作品を<創る>という、演劇古来からの手法を採用している。
2014年12月に旗揚げ。東京芸術劇場をはじめとする数々の本公演を上演。
概要
演劇企画ユニット 劇団山本屋 「11 号」
『誰とも戦わない凛をなぞって~電車は下北沢からフランス行きへ~』
日程・会場: 2024年1月10日 (水) ~2024年1月14日 (日) 下北沢駅前劇場
出演
福圓美里/廣川三憲(ナイロン100℃)/板垣桃子(劇団桟敷童子)
竹石悟朗/久下恭平/三浦海里/高橋果鈴/梅原サエリ/山本栞
栗原樹/松原怜香/中村唯
真嶋真紀人/南出めぐみ
鳥居みゆき
(以下、ダブルキャスト)
【Teamフランス(A)】田淵晃基/浦野和樹/鮫嶋樹/吉田拓史/関本優斗/佐内栞
【Team下北沢(B)】布施紀行/辛嶋慶/関秀斗/大西康生/庭野翔/矢ヶ崎花音
スタッフ
作・演出:山本タク
主催:演劇企画ユニット劇団山本屋
後援:株式会社ニッポン放送
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
【東京ライブ・ステージ応援助成】
劇団公式サイト:http://yamamotoya.tokyo
劇団公式X:@yamamotoya_info