『プリンス・オブ・マーメイド ~海と人がともに生きる~』が`24年8月8日〜12日 有楽町よみうりホールにて上演。この作品は、2000年の海を超えて――人魚の王子の果てしなき冒険の物語を通して「海と人との共生」を描く物語で、教育とエンタメを融合させた「エデュケーショナル・エンターテインメント」としても好評で、`21年初演、`22年公演を重ねた。
人魚の王子タリク役を、市村正親の長男で、ミュージカル『オリバー!』にて本格俳優デビューを果たし、その後もドラマや舞台で活躍の場を広げている、今回が舞台初主演となる市村優汰と、「ホリプロ☆ネクストProduced by美男子図鑑」`22年グランプリ受賞の石原颯也がWキャストで演じ、さらに、ヒロインのティヤム王国の王女サラ役に、藤岡弘、の次女で、大河ドラマ『どうする家康』に出演し、注目を集めている天翔天音を迎え、次世代を担う期待の新星たちによる。本作は、海の壮大な営みや神秘を脚本や演出にドラマティックに反映。2000年かけて世界中の海をめぐる大河「深層海流」を物語のキーワードとして展開し、クライマックスには2000年前のタリクたちの祖先の想いが届くシーンとして演出。生き物たちがつなぐ命のバトン「食物連鎖」、地球温暖化などによる「珊瑚の白化現象」、プラスチックごみによる「海洋汚染問題」なども物語を通して描く。また、大量の廃品ペットボトルを使用した舞台美術や、海に投棄された漁具やプラスチックごみを海の魔女セイレーンの衣裳に反映するなど、海洋汚染問題を視覚的にも表現。海の素晴らしさや大切さを伝えるとともに、海の抱える問題も提起し、親子で楽しみ・学び・考える「エデュケーショナル・エンターテインメント」として、「海を未来へ、未来の子どもたちへつなぐ」ことを目指す。
本公演では、海のSDGsプロジェクト・ファミリーフェスティバルとして、講演会、ワークショップを劇場にて同時開催。本作スーパーバイザーのお魚王子こと岸壁幼魚採集家 鈴木香里武による海のスペシャリスト講演会、本作出演の日本初の女性アクロバットダンス・カンパニーG-Rocketsによる海の不思議ダンスワークショップを行う。これらの感動体験を通じて、海に対する興味や関心を高め、親子で海を学びながら「海と自分たちとのつながり」を感じることで、海の未来を守る一歩となることを目指す。
コメント
市村優汰…人魚の王子・タリク役(Wキャスト)
初の主演音楽劇なので、緊張していますが、皆さんに楽しんで頂けるよう、ダブルキャストの石原颯也くんと一緒に、精一杯頑張ります。 海洋汚染問題についても観客の皆さんに考えて頂ける機会になったら嬉しいです。是非劇場にお越し下さい!
石原颯也…人魚の王子・タリク役(Wキャスト)
ついに、海の音楽劇で舞台に立てることが決まりました!ダブルキャストで市村優汰くんと一緒に主演をやらせて頂きます。音楽劇も主演も初めてなので楽しみで仕方ないのですが、皆さんにも楽しんで頂けるよう精一杯頑張ります!自然の大切さ、抱えている問題、大切にしたいもの、沢山詰まっているので、ぜひ見に来てください!
天翔天音…ティヤム王国の王女・サラ役
この度、海の音楽劇『プリンス・オブ・マーメイド』でヒロイン、ティヤム王国の王女サラ役として、出演させていただくことになりました天翔天音です。今回初舞台を踏むことになり、初日の幕が開けるまで、舞台からはどんな景色が見えるのか、今からとても楽しみです!愛と冒険の物語を、心を込めて、笑顔や感動を与えられる様に、私なりに精一杯演じ切りたいと思っています。幼いころからきれいな海は心を癒されとても大好きな場所なので、この作品を通じて、海の未来を大切に思っている気持ちを伝えていきたいなと思います。
概要
日程会場:2024年8月8日(木)〜12日(月・祝)有楽町よみうりホール
企画・原作・プロデュース・総合演出:多田誠
音楽監督:長谷川雅大
原作・脚本・ビジュアルディレクター:AWAJI
振付・エデュケーショナルディレクター:山中陽子
スーパーバイザー:鈴木香里武
講演会・ワークショップ
・海のスペシャリストによる講演会
講師:お魚王子こと岸壁幼魚採集家・鈴木香里武 日程:2024年8月10日(土)予定
・海の不思議ダンスワークショップ
講師:日本初の女性アクロバットダンス・カンパニーG-Rockets 日程:2024年8月11日(日)予定
チケット問合:03-3234-9999(10:00~15:00※休業日除く)
公演問合:CS@uminosdgs.com